07/01/2014

オパエウラの繁殖

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以前何度か書いた事はあると思うのですが、うちにはオパエウラというハワイのエビの水槽が二つあります。オパエウラは一時期日本で流行ったホロホロという小型水槽に入って販売されていたエビと同じ種類のエビです。最近ではホロホロはもう販売終了になっているらしく、代わりにピクシーシュリンプというものが売られているそうですな?そのピクシーシュリンプも、同じくハワイのオパエウラのようですね。ちなみに、私のオパエウラは10年前にハワイから空輸して入手したものです。

そのオパエウラ、年が明けてから何気なく水槽を眺めていると水槽が随分汚れている事に気がつきました(笑)確か、最後水槽を掃除したのは二年程前だったような記憶…。オパエウラは完全放置でも問題なし!(←えばるな。笑)私の水槽には底砂と溶岩石が入っているだけ。餌やりもしてない、フィルターもつけてない、エアレーションも付けてない状態なのです。それも、オパエウラだからできる(なんて言っていいのか?ただ、水槽のサイズに見合うオパエウラの数はあります。多すぎるとやはり水が汚れてしまうのでそれなりに管理しないとダメですよね)

そんなこんなで、随分水槽が汚れてしまったなぁと見ていると、水中を茶柱の如く浮遊する小さい物体をいくつも発見。気がつかないうちに幼生が産まれていました。オパエウラは成長しても1センチ程のサイズで、幼生は2ミリやら3ミリの世界です。その数ミリの幼生が頭を下にして本当に茶柱みたくフワフワと合計10匹以上浮遊。うぉ〜可愛い!

それもこれも、私の怠慢が招いた幸運です(え?

というのも、オパエウラにとって水槽を頻繁に洗うというのは「こんな所落ち着いていられね〜繁殖どころじゃねぇわ〜」と思わせる要因になってしまうんですな(と、私の怠慢を正当化)とにもかくにも、新年から可愛い幼生を愛でる事が出来て嬉しいです(笑)

さて、この幼生達、最初は茶柱のごとく頭を下にして棒立ちで浮遊していますが、しばらく経つと45度位体を傾ける事ができるようになってそのまま進んでみたりします。発見から四日目の今日では、10匹程度のうち1匹を除く全員が大人のように泳げるようになりました。

幼生発見の翌日には、抱卵中のママエビさんも発見。抱卵しているからといって溶岩石の影に隠れてじっとしているわけではなく、頻繁に泳ぎ回ってせわしなく食事をしています。しょっちゅう身重の体でフラフラ泳いでいるのを見かけます(笑)

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虫眼鏡をくっつけてiPhoneで撮ってみた幼生↓ サイズが分からないと思いますが3ミリ位です。ガラス面が汚いのが目立って恥ずかしいですな。ちなみに、もう一つの水槽には石巻貝を入れてあります。石巻貝のおかげでガラス面に藻はついていませんが…この石巻貝がまた卵を産みまくって、逆にそっちで困っています。ガラス面に孵化しない石巻の白い卵がいくつもあると見た目が気持ち悪くてですね…(泪目)その石巻貝を入れている方の水槽にも幼生が発生しています。うちのオパエウラにとっては今が繁殖シーズンなのでしょうか。

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30/06/2012

水槽掃除

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うちのえび水槽が酷い有様になっていまして…↑放置に放置を重ねて、こんな苔むした緑色の水槽となってしまっていました。この中には、ハワイ出身の小さい汽水域に生息するえび、オパエウラが住んでいます。この中で多分40〜50匹。繁殖もしているので、現在では正確な人口は分かりません。そして、水槽を洗うにはやっぱりえびをすべて移動させるのですが、一番小さいので5ミリ程しかないので、大変な作業!明日やろうはバカやろう状態で放置し続けてしまったバカやろうでございます。

しかし、置いてある場所はかなり一目につく場所だし、さすがに見た目が悪いのでやってみる事に。作業は半日がかり!そして、中身を全部明け渡してあらったのが↓

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ガラス面についたコケもかなりしつこかったです。やっとスッキリ綺麗になりました。えび達は、丸い器に引っ越しています。水槽の水が出来上がるまで、しばらく引っ越し先で過ごしてもらおうと思います。

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オパエウラは、一時期日本で流行っていたホロホロのえびです。小さくて赤くてかわいいのですが、ウチで繁殖したえびは色素がなくて透明なものが多いです。なぜ色がない、薄いのか分からないけど、ハワイの現地では真っ黒い溶岩の岩肌などに隠れて住んでいるので保護色?として色が濃い=赤いとは読んだ事があります。

ちなみに、水槽はもう一つあり、そちらには石巻貝が入れてあります。おかげでガラス面などピッカピカ!掃除に関しては私の出る幕なしです。しかし、この石巻貝のスモーガス君、あちこちに白い卵を産んでしまってそれがボツボツと若干不気味になる難点があります。