以前、とあるレストランのギフトカードをもらったんですな。丁度、そのレストランの支店がシアトルになくて使えなかったのですが、同じ系列のイタリアン・レストランでも使えるとの事で、今日行ってみました。
場所は、モールにあるマカロニ・グリルというお店で、どうやら全米チェーン店のようです。
取りあえず、最初にローズマリーのパンが出てきました。こんがり焼かれてて美味しそうです。ウェイトレスさんがオリーブオイルをお皿に注いでくれて、そこに胡椒を挽き入れてくれました。それに浸しながら食べるパンは結構美味しかったです。
そして、次に出てきたのは焼きモッツァレラチーズ。パン粉に絡めて揚げたモッツァレラに、添えてあるバジルペーストとトマトソースをかけて食べる。パン粉カリカリ、中とろーり、バジルもトマトのソースも美味しい!このレストラン、アメリカのイタリアン・チェーンでも結構いい線行ってるんじゃないか!?ちょっとだけ期待。※恐らく、在米日本人なら一度はアメリカの典型的パスタやソースのヒドさにビックリした経験が一度はあると思います。
私が注文したのはボロネーゼのミートボール・スパゲティ、マダムは舌平目のグリルを注文していました。
アメリカの典型的なパスタってミートボールのスパゲティですよね?これまで食べた事がなかったのでどうしても食べてみたかった!しかし、味の方は、期待を裏切らないアメリカのスパゲティの味だった…
↑写真では分からないかもしれませんが、莫大な量のミートボールスパゲティ。量は軽く3人以上前。
つまり、ぶよぶよやわやわのパスタで味がない、食べようとすると1センチ位にぷつぷつ切れる。なぜこんなに茹でる、なぜわしのパスタをここまで茹でるのだ…!!マカロニ・グリルよ、お前もか!
ソース自体もなんだか妙に味がなくて失敗です。
いや、失敗というのは日本人から見てというだけかもしれない。アメリカ人にとってはこれが美味しいのかも?
しかし、現実に…マダムは私と出会うまでパスタが大嫌いで食べた事がほとんどない人でした。私は大好きなので家で良く作ります。結果、マダムもいつの間にかパスタのおいしさに目覚めたという経緯があります。
さて、マダムのヒラメはどうでしょう?聞いてみると、眉毛を八の字にしながら
「なんか味がない…。魚の味が凄いする」
…だって魚だろう!とツッコミたくなるのを押さえて「鮮度がなくて生臭いの?」と聞くと、「別に臭くはないんだけど魚の味がする」
結局良く分かりませんでした(笑)しかし、マダムもマダムで「パンとモッツァレラチーズを食べた時は、これはいけるかも!と思ったんだけどな…」
同じ事を思いながら、レストランを後にしたのでありました。
ちなみに、ちゃんと吟味すれば美味しいパスタが食べられるお店はもちろんあります。ちゃんと吟味すればです。