30/06/2012

水槽掃除

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うちのえび水槽が酷い有様になっていまして…↑放置に放置を重ねて、こんな苔むした緑色の水槽となってしまっていました。この中には、ハワイ出身の小さい汽水域に生息するえび、オパエウラが住んでいます。この中で多分40〜50匹。繁殖もしているので、現在では正確な人口は分かりません。そして、水槽を洗うにはやっぱりえびをすべて移動させるのですが、一番小さいので5ミリ程しかないので、大変な作業!明日やろうはバカやろう状態で放置し続けてしまったバカやろうでございます。

しかし、置いてある場所はかなり一目につく場所だし、さすがに見た目が悪いのでやってみる事に。作業は半日がかり!そして、中身を全部明け渡してあらったのが↓

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ガラス面についたコケもかなりしつこかったです。やっとスッキリ綺麗になりました。えび達は、丸い器に引っ越しています。水槽の水が出来上がるまで、しばらく引っ越し先で過ごしてもらおうと思います。

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オパエウラは、一時期日本で流行っていたホロホロのえびです。小さくて赤くてかわいいのですが、ウチで繁殖したえびは色素がなくて透明なものが多いです。なぜ色がない、薄いのか分からないけど、ハワイの現地では真っ黒い溶岩の岩肌などに隠れて住んでいるので保護色?として色が濃い=赤いとは読んだ事があります。

ちなみに、水槽はもう一つあり、そちらには石巻貝が入れてあります。おかげでガラス面などピッカピカ!掃除に関しては私の出る幕なしです。しかし、この石巻貝のスモーガス君、あちこちに白い卵を産んでしまってそれがボツボツと若干不気味になる難点があります。

28/06/2012

お尻隠して耳を出す

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最近の社長は、これまでのように廊下で昼寝をする事が少なくなり、居間で過ごす事が多くなりました。社長もたまには場所を変えて過ごしたいようです。そういえば、それより以前は寝室のベッドの下で昼寝していました。

しかし、居間で寝るのは良いのですが、割とこういう状態で寝ている事が多いです。

危険これ!ソファの近くを歩くときは社長がどの部分にいるか把握してからじゃないと歩けません(笑)

換毛もすっかり終わり、社長も随分すっきりしました。去年の冬からダラダラと続いていましたが、春先に診てもらったダン先生の言う通り、夏までには換毛が完了してホッとしました。

26/06/2012

解読者

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マダムから「マーシャさんから『anno’s usa』をもらったよ!」とメールが来ました。

「あんののうさ」ってなんぞ?あんののうさぎ?あんの…

あんので思い浮かぶのは安野光雅?というわけで、イラストレーターのあんの?と返事してみると、そうだというのですな。で、次なる疑問は「うさ」です。うさぎ?私がうさぎ好きなのを知っているから安野光雅が描いたうさぎの絵?

と、かなりなうさぎ脳でマダムの帰宅を心待ちにしました。

マダムがマーシャさんから頂いたのは、Anno’s USAという安野光雅の作品集。USAだよ、ユーエスエー!(笑)うさじゃなかった…アホすぎ、自分。あんのが安野光雅まで分かったのに、usaがうさぎって何事!

安野氏のイラストをちゃんと見るのは今日が初めてでしたが、非常に細かくて面白いです。文字通り、アメリカがテーマのイラスト集でありました。マーシャさん、どうもありがとうございます!

さらに、つい先日は、外出先のマダムから

「hidare makiって何?」

ひだれまき?なんぞ〜!?続けて「戦後(?)日本に行った事があるおじちゃんが日本語を話してて、サッポロで学んだ言葉だってhidare makiと言っている。なんて意味?」

だからなんだ、そのひだれというのは(笑)

しかし、サッポロという所でピーンと来たのですな。北海道で学んだ言葉であると。「ひ」から始まって、「まき」で終わる言葉って言ったら「日高巻き」か?取りあえず、「絶対にそれは日高巻きだ!昆布の料理だ!」と返事しました。

帰宅したマダムに、おじちゃんは納得してた?ときいてみると

「あぁ〜なんかどうだろう?一生懸命『ヒダリマキ、ヒダリマキ』って言ってたよ」

え!?hidareじゃなくてhidariじゃないか、それじゃあ。考えたら厳密に英語でリを表現するとしたらreになるわけか。そこまで考えなかったよ。しかし、問題はそこではない、サッポロの人はなぜおじちゃんに「左巻き」という言葉を教えたかという事です。さらに何十年経っても覚えているおじちゃんも凄い!

25/06/2012

ロップンツェル

親から来年のカレンダーの進行状況を心配されまして、しかし今年はまだなんのアイディアもわかなくてどうしよう状態…でした。が、テーマをやっと決めました。ちなみに、去年のカレンダーは世界旅行。今年は、たれ耳が色々な誰かに扮装、という事でイラストを描いています。

その中のアイディアの一つとして使用したテーマはラプンツェル。たまたま社長の絵を描いていた時に、耳が伸びたら面白いなぁと耳を長く描いた事がきっかけです。たれ耳は汎用能力が高いです。

ラプンツェルというと、魔女によって塔に幽閉されてしまった少女の話ですが、長く伸びた髪の毛をロープのように使用して王子様と逢瀬を重ねます。じゃ、その塔はどう描こう?と悩み、試しにマダムに描いてもらいました。

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ちょ、これ、アップすぎる!私はもっと遠景で見たいんだけど!
※この顔に吹き出しました(笑)

参考にならないよぉ〜!いや、自分も塔を丸まる描かなくてもいいんじゃないか?そうだよ、そうだ。難しく考えなくていいや〜。というわけで、まだ作業が続きます。

24/06/2012

今年も見逃した

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今日はゲイパレードの日でした。今年も見に行けなかった!
今年は、同性婚云々のデモがあるとかなんとかで、他州からもかなりの人がやって来たと聞いています。丁度、パレードが終わった頃に外出したら、パレードから丁度帰って来る人達がたくさん!

普段でも面白い格好の人がいますが、さすがに普段の5割増位にド派手な人々が。

走行中、近所のレインボーマン(とあだ名をつけている、シーズン毎に帽子、髪の毛、ヒゲの色から足先まで色を変えるおじちゃん。例えばクリスマスシーズンだと全身真っ赤です)まで通り過ぎて行く所を偶然にも目撃!

今日のおじちゃんは、全身オレンジとグリーン。ヒゲは綺麗なグラデーションになっていました。そして、驚いた事に、これまではスーツ姿しか見た事がないけど、今日はパレードという晴れ舞台?だからか、スカートに女性ものらしきロングブーツというフェミニンな出で立ちでした!

さらに走っていると、今度は下着のパンツだけを履いた男子グループ…。カルバンクラインのボクサーパンツ一丁!ボクサーパンツと靴だけという出で立ち。ネクタイはしてなかった。

ジーンズみたいなこのパンツだったら、普通に上半身裸の人か〜でやり過ごしてしまった事でしょう↓
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パレード、やっぱり見に行きたかったなぁ…。

今日の画像は、素食料理屋さん(ベジタリアンの中華料理)のヌードルです。漢字で確か鴨湯麺と書いてありました。鴨に見立てた麺の上に乗る具は、味付けして揚げた湯葉。サックサクです。しかし、麺がうどんのような感じだけど微妙な麺でイマイチでした。

23/06/2012

Benito’s Chicago Eatery

数日前から、マダムが「シカゴスタイルのピザを出すお店がオープンしてるんだよ、連れて行ってあげるよ!!」と興奮していました。そして、約束の今朝は、開口一番の声が「お店は11時にオープンだからね」でした。オープンと同時に入店かい〜!(笑)

ちなみに、以前も書いた事がありますが、シカゴスタイルのピザというのはキッシュのような感じで生地が深く(ディープディッシュ)、具も沢山入ったピザであります。

店内の様子↓

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メニューは、ピザの他はホットドッグ等もありました。

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ピザを注文すると、出来上がりまで45分程(!?)かかりますがという事で延々待つ事に。しばらくすると、シェフがこのお皿を持って来てくれました。注文していないのですが、どうやら長丁場になるのでお店からの心遣いのようです。ゴートチーズ、ポートベローマッシュルームとズッキーニとタマネギをオリーブオイルで炒めてバルサミコ酢で味付けた?ものが乗っていて美味しかったです。

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そして、とうとう出て来たピザ!大きい!

具は、ほうれん草、モッツァレラ、マッシュルーム(追加で乗せてもらった具)とフレッシュなトマトソース。他のピザとは違って、ピザソースは凄く軽いです。それから、ピザは割としょっぱい所が多いと思うのですが、ここはしょっぱくないです。トマトはオーガニックの缶詰を使っているそうですが、あまり煮込まずにかなりライトでジューシーな仕上がり。悪く言えばピザ全体がびしゃっとしてしまっています。しかし、チーズもモッツァレラだし、ピザなのにジューシーなトマトソースも含めて野菜部分が多いので、当初思ったよりも「これはやっつける事ができる…」と、挑みました。見た目があんまり美味しくなさそうな撮影の仕方でかたじけない!↓

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と言いつつ、一切れ半でかなり苦しくなりました!残りの分は持ち帰る事に。そして、夜ご飯として先ほど再びこのピザを食べました(笑)

時間が経過した+オーブンで再び焼いた為、過度のジューシーさがなくなってソースがしっかりし、それはまた美味しかったです。

22/06/2012

一袋の牧草

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今日の日中は、珍しく暴走したりビンキーしたり悪さをしていた社長↑

数ヶ月前、APDから届いたティモシーを与えていたら、袋の中からべちょっとしたまま乾燥したような妙な茶色い牧草の塊を見つけました。よくみると、カビている!うへぇ〜!と、それまで食べさせていた牧草を速攻で捨てました。春頃の牧草は葉っぱの幅も太く、人間の目から見ても美味しそうです。社長も換毛期だった事もあり、自らよく食べていたし、私も1日に何度も追加して与えていました。が、袋半分も食べた所でカビた牧草を発見するとは…!

画像を添付した上でAPDに連絡しました。すると、すぐに返事が来て

「大変申し訳ありませんでした。しかし、自然のものですし、このような事例は毎年一、二回はある(結構当たり前にある)事を覚えておいてください」

謝ってくれたけど微妙に上から目線でした(笑)そして、破棄した袋の代わりに新しいものを送ってくれるとの返事でした。

しかし、新しいのが届くまで、社長が食べてくれる地元の牧草もあまり食が進まなくて岡本さんに相談した所、「Oxbowのオーガニックメドウヘイ、社長が食べてくれるか分からないけど試してみる?」との言葉!

岡本家の貴重な在庫、メドウヘイの一袋を頂いて社長にあげると、おやつを食べるように興奮して食べた!このメドウヘイには、ティモシー、ブロム、オーツ、クローバーが入っているそうですが、そういえば社長はブロムヘイは昔よく与えていました。Oxbowがまだ通販していた頃の話ですが、その頃販売していたブロムヘイ100%が好きだったのです。他の牧草を食べてくれていなかったので、岡本さんから頂いた一袋には本当に助かりました。

以降、うちでもオーガニックメドウヘイは常備しています。

時期によってクローバーが少ない時と多い時があるようで、今回買ったものはクローバーが大量に入っていました。マメ科なのでお腹にガスが溜まる可能性を考えて、クローバーをマメに取り除いてから社長に食べさせています。しかし、本当にまるでおやつを食べるかの様にメドウヘイを食べています。しかし、Oxbowの他の牧草はさっぱり食べてくれません。相変わらずAPDには頼っています。

21/06/2012

恩地孝四郎

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昨日、ネタ探しをしている時に、ふと恩地孝四郎の絵を思い出しました。↑の作品は大英博物館蔵のThe Seaです。昔、大英博物館で買ったカレンダーの絵に採用されていて知ったのですが、残念ながら実物を鑑賞した事がありません。

しかし、この版画を一目見た瞬間、惚れた!
この構図、色の使い方(画像はちょっとコントラストを強くしすぎました)このヒトデやホタテ貝…センスいいなぁ〜と唸った(笑)

その当時は恩地孝四郎という名前すら知らなかったし(朔太郎像を描いた人でした)、ヨーロッパ人による作品だと思いつつ作者名を見てビックリしたわけです。そう言われてみると日本人っぽさを感じる←単純である

昨日、再びこの絵について検索していたら、大英博物館のこのページに行き当たりました

大英博物館のコレクションデータベースのページ

そのページを見ると、過去にこの版画が公開されたのは2009年のようですね。観に行きたかったなぁ。さらに、この大英博物館のコレクションデータベースは、教育や非商用等であれば大きいデータを使う事ができるようです。左作品の下のUse Degital Imageをクリックすると登録する画面に行きます。ただ、名前から住所から全て記入しないといけません。

登録してみた。
登録してからメールでデータが送られて来るまで数日かかるそうです。

恩地孝四郎の作品でもう一つ海の作品があるようなのですが、そちらも好きです。しかし、挿絵等もふくめて彼の作品をまとめた書籍はほぼ絶版になっているんですな。と思ったら「恩地孝四郎 装本の業」がありますね。次回帰国の時まであるだろうか!

19/06/2012

ロジャーさんと不思議な事

マダムの知り合いのおじいちゃんが亡くなり、今日、マダムはメモリアル(お葬式?)に行ってきました。

マダムは、ここだけの話、スーツを着る仕事をした事がありません。通信会社でも、多分営業職以外はスーツ必須ではないんですな。そういう私もスーツを着る仕事をした事がないわけですが。というわけで、お葬式に行く黒いスーツは手持ちの一着のみです。しかも10年位前に買うた。久しぶりに着てみたら…

さすがにウエストがきつそうだ!(笑)

ズボンのボタンをしない方が良い、とか、座った時にお尻がぱっくり割れたら困るからちょっと座る実演してみなよと大わらわ。そして、昨晩は「ディナーはサラダだけでいいよ」と言うのですな。ランチで何かたくさん食べちゃったのかと思いきや、ズボンをはくための絶食でした(笑)

そのおじいちゃんロジャーさんとマダムは、博物館のボランティア同士という間柄です。今日のメモリアルでは、他のボランティアのおじさん達と博物館で合流して出かけたそうなのですが、ちょっと不思議な事があったそうです。

メモリアルに向かう前、博物館で皆で準備をしていたら、突然とあるヒューズがバチバチと派手に飛んでしまったそうな。マダムともう一人のおじさんでヒューズを確認。飛んだヒューズが何の機材に使われたものかノートで確認すると、そこにはその機材を整備した人のサインが書かれていたそうです。

それはロジャーさんのサイン!

ロジャーさんが亡くなる直前まで手がけていたプロジェクトの機材だったそうです。皆「あ、ロジャーが来てるんだな」と納得したそうです。

この件を本日のメモリアルで話すと、今度はロジャーさんの孫娘さんが「私にもありました」と。話を聞くと、孫娘さんが本を読んでいると、突然埃をかぶった一冊の聖書が本棚から落ちて来たそうです。聖書を拾って、丁度落ちた時に開いたページに目を通してみると、そこにはイエス・キリストの慰めの言葉が書いてあったそうです。そして、孫娘さんはおじいちゃんがそれを伝えに来たのかな?と思ったとのお話でした。

実際にどうかなんて誰にも分からないけど、世の中不思議な事があってもおかしくないですよね。

ロジャーさん、安らかに…

18/06/2012

バンブルビー

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子供の頃、虫を捕まえるのが好きでした。ハチを素手で捕まえようとして刺された事もあるバカです(笑)この画像のハチはバンブルビーと呼ばれるものですが、日本ではずっとクマンバチかと思っていました。画像検索したら、バンブルビー=マルハナバチでした!というわけで、マルハナバチは可愛い。この毛もじゃな所とずんぐりむっくりの姿がとても可愛いです。

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写真を撮っている時にふとエミリー・ディキンスンの詩を思い出しました。

To make a prairie it takes a clover and one bee,
One clover, and a bee.
And revery.
The revery alone will do,
If bees are few.

大学の時、エミリー・ディキンスンの講義を履修した事があります。その頃は好きで履修したわけではないので、特に響くものも感じずに受講していたのですが、今エミリー・ディキンスンの詩を読んだら違う印象を持つような気がします。まだ実家に講義で使った本あるかなぁ〜。