先日、トリッカーズの靴を入手してから…やたら英国製、Made in Great Britainのものに目がつくようになってしまい、自分の身の回りの物を何から何までウッカリMade in Great Britainのものに出来ないかとあわわしています。
ちょっと気がつくだけでも、しっかり英国で製造されているものって何気に残っているんですよね。ブランドネームはそのままで他国製造に切り替えている企業が多い昨今、今でも自国で製造しているのは偉い。
取りあえず今欲しいのは、レッツの2015年度版手帳。レッツの手帳は、その昔大英博物館のミュージアムショップで買ったのが最初です。手帳の後ろに英国の地図や地下鉄マップなどのページがあり、よく眺めては脳内で旅行していました(笑)また、紙が薄くてパリパリしてて何か気持ち良い手帳でした。話によると、レッツは世界で初めてダイアリーを作った会社だったんですね。
そして、今をときめく傘。シアトルは今日も絶賛雨降り中。すっかりレイニーシーズンです。素敵な傘をさしたいです。今になって思う、ジェイムズ・スミス&サンズに入ったんだからジェイムズ・スミスのオリジナルの傘を買えば良かったのに自分…。ジェイムズ・スミス&サンズというのは、ロンドンにある有名な傘屋さんです。
ロンドンにはもう 9年行ってませんが、ロンドンに行くと必ず大英博物館の後ろの方にあるホテルに宿泊します。ホテルから歩いてフラフラと町歩きする時によく前を通りかかるのが、その傘屋さん「ジェイムズ・スミス&サンズ」昔からやけに古そうな傘屋だな〜と通り過ぎるだけだったのですが、前回のロンドン滞在時、丁度雨が降って来たので「傘買うか〜」と気軽に入り「わ〜なんか凄い店内だな〜三ノ輪の駄菓子屋思い出すわ〜」と思いつつテケトーに安い折り畳み傘を見つけて購入。そのまま退店。←店内はヴィクトリア時代の頃まんまだそうです。駄菓子屋なんて思い出さずにちゃんと店内見ておけば良かったです(笑)
今思うと、そこらのデパートでも販売されている傘を買うなんて大失態です。例えば有名な老舗和菓子屋さんに入ってレジの横に置いてあるチロルチョコを買うような買い物をしてしまったわけです、わたしは(老舗和菓子屋のレジ横にチロルチョコがあるかわからないが)そんな事を思い出したら悔しくてたまらなくなったので(笑)オンラインでジェイムズ・スミスの傘が買えないものだろうかと、James Smithで検索したら
なんかもんの凄いイケメン出てキタ…思わず傘を忘れそうになった(笑)
そのジェイムズ・スミスなるイケメンはモデルだそうです(笑)傘の方のジェイムズ・スミスはこちらです↓
今はわかりませんが、お店のウインドウに外から見えるように色々紙が貼ってあり、その中の一つに紳士が傘で戦っているイラストがあるんです。確かそれは最後にロンドンに行った時に撮って来たと思うけど…その張り紙?は私が大学の頃から貼ってありました。一体どんだけの長期間貼ってあるんだ、あったんだという(笑)さすが、創業してから184年も経ってる店です、時を超越しています。そして、問題の傘はオンラインでも買えますね。しかし、折りたたみ傘1本で25000円位もするのですね。さすがですね。ふらーっと「雨が降って来たからジェイムズ・スミスの傘買おうかしら〜」なんてお気軽に買えないお値段でした。傘を買うんだ!という強い信念のもと入店しないと買えない傘だったんですね。
…しかし、仮に傘が壊れてもジェイムズ・スミスに持って行くと修理してくれるのでしょうなぁ。良いものを買って修理しながら大切に使う、使い捨てが当たり前となった今、こういうのがとても魅力的に思えます。金額が高くても結果的には安い買い物となるのかもしれません。宝くじ当たるといいなぁ〜←だから買ってない(笑)