30/10/2014

威風堂々

先日、トリッカーズの靴を入手してから…やたら英国製、Made in Great Britainのものに目がつくようになってしまい、自分の身の回りの物を何から何までウッカリMade in Great Britainのものに出来ないかとあわわしています。

ちょっと気がつくだけでも、しっかり英国で製造されているものって何気に残っているんですよね。ブランドネームはそのままで他国製造に切り替えている企業が多い昨今、今でも自国で製造しているのは偉い。

取りあえず今欲しいのは、レッツの2015年度版手帳。レッツの手帳は、その昔大英博物館のミュージアムショップで買ったのが最初です。手帳の後ろに英国の地図や地下鉄マップなどのページがあり、よく眺めては脳内で旅行していました(笑)また、紙が薄くてパリパリしてて何か気持ち良い手帳でした。話によると、レッツは世界で初めてダイアリーを作った会社だったんですね。

そして、今をときめく傘。シアトルは今日も絶賛雨降り中。すっかりレイニーシーズンです。素敵な傘をさしたいです。今になって思う、ジェイムズ・スミス&サンズに入ったんだからジェイムズ・スミスのオリジナルの傘を買えば良かったのに自分…。ジェイムズ・スミス&サンズというのは、ロンドンにある有名な傘屋さんです。

ロンドンにはもう 9年行ってませんが、ロンドンに行くと必ず大英博物館の後ろの方にあるホテルに宿泊します。ホテルから歩いてフラフラと町歩きする時によく前を通りかかるのが、その傘屋さん「ジェイムズ・スミス&サンズ」昔からやけに古そうな傘屋だな〜と通り過ぎるだけだったのですが、前回のロンドン滞在時、丁度雨が降って来たので「傘買うか〜」と気軽に入り「わ〜なんか凄い店内だな〜三ノ輪の駄菓子屋思い出すわ〜」と思いつつテケトーに安い折り畳み傘を見つけて購入。そのまま退店。←店内はヴィクトリア時代の頃まんまだそうです。駄菓子屋なんて思い出さずにちゃんと店内見ておけば良かったです(笑)

今思うと、そこらのデパートでも販売されている傘を買うなんて大失態です。例えば有名な老舗和菓子屋さんに入ってレジの横に置いてあるチロルチョコを買うような買い物をしてしまったわけです、わたしは(老舗和菓子屋のレジ横にチロルチョコがあるかわからないが)そんな事を思い出したら悔しくてたまらなくなったので(笑)オンラインでジェイムズ・スミスの傘が買えないものだろうかと、James Smithで検索したら

なんかもんの凄いイケメン出てキタ…思わず傘を忘れそうになった(笑)

そのジェイムズ・スミスなるイケメンはモデルだそうです(笑)傘の方のジェイムズ・スミスはこちらです↓

http://www.james-smith.co.uk

今はわかりませんが、お店のウインドウに外から見えるように色々紙が貼ってあり、その中の一つに紳士が傘で戦っているイラストがあるんです。確かそれは最後にロンドンに行った時に撮って来たと思うけど…その張り紙?は私が大学の頃から貼ってありました。一体どんだけの長期間貼ってあるんだ、あったんだという(笑)さすが、創業してから184年も経ってる店です、時を超越しています。そして、問題の傘はオンラインでも買えますね。しかし、折りたたみ傘1本で25000円位もするのですね。さすがですね。ふらーっと「雨が降って来たからジェイムズ・スミスの傘買おうかしら〜」なんてお気軽に買えないお値段でした。傘を買うんだ!という強い信念のもと入店しないと買えない傘だったんですね。

…しかし、仮に傘が壊れてもジェイムズ・スミスに持って行くと修理してくれるのでしょうなぁ。良いものを買って修理しながら大切に使う、使い捨てが当たり前となった今、こういうのがとても魅力的に思えます。金額が高くても結果的には安い買い物となるのかもしれません。宝くじ当たるといいなぁ〜←だから買ってない(笑)

29/10/2014

レタープレス機

ここ5年程、欲しいなぁ…と思っているものにレタープレス機があります。3年位前に閉店してしまったステーショナリーやラッピング、その他紙類の専門店では、家庭で気軽に使えるようなレタープレス機を販売していました。本体がプラスチックの軽量で簡単なものです。しかし、プレスできるデザインは、その機械を製造販売している所が出している出来合いデザインの型のみ使用できるというものだったと思います。そして、さすがにプラスチック製だからか圧力が弱く、印刷したものはインクが所々薄くなっていたりと均一にプリントできないもの。やはり、そこら辺が家庭用と言う所以なのでありましょう…Lopshopの商品を作るのに、一目見たときは良さそう!と思いましたが、販売するものを作るには弱すぎる。

というわけで、その家庭用のレタープレス機はナシという結論

その後、マダムが知り合いのおじいちゃん達に「みぎぃがレタープレス機欲しがってて〜」等と話すと、リッチ爺ちゃんが「ウチに大昔使ってたやつがずっと倉庫にあったんだけど、つい最近あげちゃったわ〜」との返事。私が欲しいと言ってた本当に少し前の事だったそうな。レタープレスを使った地元アーティストによる素敵なカード類がシアトルの雑貨屋さん等で出回り始めた頃です。

一歩遅かった…

その後、オンラインで検索しても既にレタープレス機をどこぞで入手して自慢している(笑)ブログですとか、実際にレタープレスを使ってカード類を作っているブランドは出てくるものの、機械を販売している所が出て来ない。当時は、恐らく運が良ければeBayやクレイグリスト等のような所にごくたまに出て来ていたのかと思います。私が目撃したマシーンはかなり大型の本格的なもので、もぅ本当にアトリエとかないと無理そうなマシーンでした。お値段も高価!

しかし、今年に入って再びレタープレス熱が再発したので検索してみると…なんとレタープレスのブームが定着したせいか?昔のデスクトップ型のレタープレス(デスクトップとは言え、もちろん金属の凄く重そうな機械)を回収、修復、完全リストアして販売しているお店を複数発見!

時代は変わる!(笑)

デスクトップ型の、欲しい!…しかし、それでも一台買うのに10万円以上かかるんです(+イギリスからの取り寄せだから送料入れるとかなりかかりそう…)。この5年、コツコツと貯金しておけばよかった、レタープレス貯金。まさか機械が簡単に見つかる時代になるとは思わんよ。これからチビチビ貯金していこうと思います。宝くじ、当たらないかなぁ…←買ってもいやしない(笑)

23/10/2014

トリッカーズ

大学の時、セールでイギリス製のブーツを買いました。そのブーツは、履くと踵が痛いわ革がガチガチに硬くてくるぶしが動かないわ、ソールも革底で小雨降りだした神保町で滑るわ、買ったものの非常に歩きにくいブーツだな〜と思っていました。

ある日、その歩きにくいブーツでロボットのごとく朝のラッシュ時の渋谷駅を歩いていた時の事です。ほんのちょっとバランス崩して真横を歩いていたおばあさんの肩にぶつかってしまったのですな。ぶつかると言ってもおばあさんに触れた程度です。「すみません」と口に出して頭を下げ、先を歩こうとした矢先

私の上腕部に(何やら蚊のなくような)パンチが飛んで来ました!!

相手はもちろん、そのおばあさん。驚いて振り返ると、トンでもない形相で睨まれました。ちょんと触れた程度でもアウト?謝ってもダメなのか?ヒョエーッ!と先を急いだのであります。足は相変わらずロボットのようで言う事をきかない事が非常にもどかしかったです。…殺されなくて良かったよ…(震え声)

この時履いていたブーツがトリッカーズ。当時はトリッカーズという名前も初耳だし、そのブーツがカントリーブーツと呼ばれている事も知りませんでした。しかし、このパンチ事件以降おっかなくなってトリッカーズを封印。足を通したのは5回にも満たない頃です。そういえば、実家に封印していたそのトリッカーズ、アメリカには持って来てない事に数年前に気がついてカーチャンに

「黒くて穴がボコボコ空いた編み上げブーツ、そっちにない?」

「そんな靴見た事ないわよ?知らないわよ?捨ててないわよ?」

…もしかして捨てちゃったんじゃね!?怪しさ満点だよ…。絶対あるはずなのにどうしてないの?今ならトリッカーズを育ててみたい、ちゃんと履いて育ててみたい。あのおばあさんもアメリカにはいないだろうし(いたら泡吹いて倒れる)ないとなるとさらに履きたい!という欲求にかられてしまったのです。というわけでそれ以降、トリッカーズのサイトを開いてはレディースのブーツを眺める毎日が始まりました。

http://www.trickers.com

買うならチェルシーブーツかカントリーブーツがいいかなぁ〜と思いつつ、シアトルには売ってる所なぞないし、アメリカ自体トリッカーズを取り扱っている所すらほぼない。日本では取扱店が沢山あるけどさすがに日本経由では買いたくない(いつ頃から日本では有名になったんでしょう?)こっちから買うにはトリッカーズから直接買うのが一番良さそうだけど、しかし関税代が高くかかりそうだし一体いくらになるのだろう?

その後、なんとなくebayでトリッカーズを検索すると…あるじゃないですか、トリッカーズのファクトリーショップのアカウント。ファクトリーショップがアウトレット物をebayで販売し、アメリカにも発送してくれる。普通で買うよりも安いわ、公式サイトで紹介されてない色やモデルまであるわ。しかしレディースはメンズに比べたら出品数が少ないので、私のサイズ&好みのものが出て来ない。そして、やっと今月に入って私のサイズのカントリーブーツが現れた!…実際に「欲しいなぁ」とこのebayのアカウントをチェックし始めたのは今年の3月頃です。なんと根気よく待っていた事でしょうか(笑)しかし、「好みの靴がない場合は問い合わせを」と書いてある事に最近気がついたので、もしかしたら問い合わせたらebayにサクッと希望の商品を出品してくれたのかもしれません?

というわけで 欲しい!と思うモデルが出て来るまで半年以上かかりましたが、ebayでbuy it nowして一週間もかからずに届きました。箱の中には専用袋二枚、靴べら、予備の靴ヒモやケア方法の冊子とカタログが同封されています。靴自体は傷もないしどこらへんがディフェクトなのか私にはまるでわかりません。履いてみたら革の堅牢さやら踵のホールド感やら、コレだ〜!この履き心地だ、あのパンチ事件の第1号を瞬時に思い出した(笑)

これからシアトルは雨のシーズン突入。もうすでにここの所毎日のように雨が降っています。 これがあるからしょうみな話、雨がちなシアトルでは革靴をほとんど買った事がなかったのですが…今回買ったトリッカーズはソールがダイナイト(ラバーソール)だから助かった。靴ケア用品も揃えて育てるのが楽しみです。しかし、実家にあるはずのパンチ号(いきなり第1号がパンチ号という名前になっている)は今どうなってるんだろう。長い事ケアされてない靴ってどうなってるんだろう?2号はちゃんと履いて自分の足にあわせるのが楽しみです。

22/10/2014

ジーンズ用ジッパー

penpouch2

ミシンにも慣れて来たので?キャンバス地で作った生地のポーチには金属ジッパーを使ってみようと、金属ジッパーを物色しました。

しかし、岡本さんから話を聞いていたように、アメリカでは日本のようにハンドクラフト品を調達するには不便すぎる、イイものが見つからないという言葉通り、丁度良い金属ジッパーが見つけられません。やたら歯(エレメントと呼ばれる部分かな?)の大きくてゴツい金属ジッパーばかりだし、またテープの色も黒一色のみの扱いだったり、本当にどうにかして見つけたいのに見つからない。

しかし、これなら良さそうでは?歯も他の金属ジッパーより小さめだし、テープのカラーバリエーションも豊富だしと、上記のジッパーをオンラインで注文。オンラインでの注文の怖さは実物が見られない所です。しかし、届いたジッパーを見るとちょっと歯はゴツいものの、キャンバス地なら負けないだろうと判断。そして、早速キャンバス地の生地でペンポーチを作ってみました。

作っている最中、ジッパーのスライダーの部分に違和感を感じて「??」と思っていたのですが…途中で気がつきました。

これ、ジーンズ用のジッパーだ!!と

ジッパー屋さんのサイトでは「服飾やインテリアなどに」と書いてあったのみで、ジーンズとは一言も書いてませんでしたがな。何がどうでジーンズ用なのかと言うと↓ スライダーを閉じた時にピッタリくっつく事!凄く平べったいです。確かに自分のジーンズのジッパーを見たらスライダーの部分がゴロゴロしてなくて平べったい…知らなかった…。ジッパーのスライダーの構造に違いがあるなんて気がつかなかった〜!何気に凄い気配り。

penpouch1

 

しかし、これ以外このサイズでは金属ジッパー見つけられないので、もうこれはこのジッパーで行きます。他に選択肢がないから仕方があるまい。Lopshopで販売する時には、取りあえずジーンズ用ジッパー使用と断り書き入れますが、金属ジッパーを使ったらキャンバス地のペンポーチが良い具合に映えました。たったジッパー一つでこんなに印象が変わるとは…!

最近お天気が悪くて良い写真が撮れないので、良い写真が撮れ次第、Lopshopに掲載する予定です。

16/10/2014

双子の卵

eggs1 以前、インスタグラムで双子の黄身の卵の画像を見て「凄い!」などとやり取りしていたのですが、なんと私がつい最近買った卵のパックも双子の黄身の卵が入っていました。こんな事初めてです。

↓画像右手が最初の一個を割った時。ちょっとした感動を覚えつつ、二個目はゆで卵で食べました。食べている最中にふと一個目の事を思い出してゆで卵を見ると…なんとそれも黄身が二つ!さすがに食べかけだったので写真には撮りませんでした。そして、今度はたまご焼きを作る為に二つ割ってみると…写真左、またもやどちらも黄身が二つ!

6個入りのパックを買って、4個が双子の黄身。こんな事ってあるんですね。ちなみに、エクストララージという特大サイズの卵なのですが、確かに卵一個が普段のエクストララージの卵よりもズッシリしていました。とはいえ、黄身は双子のせいか?一つ一つの黄身は若干通常よりも小ぢんまりとしています。 eggs2   卵のパック、残り二個ありますが、さて双子でしょうか一つの黄身でしょうか。何か開けるのが怖くてまだ使う気になれません(笑)この黄身が双子の卵を「二黄卵」と呼ぶそうですな。検索したらイギリスでは12個入りパックを買ってその全てが二黄卵だったという女性の話が出てきました。その記事では、パック全てが二黄卵の確立は100京分の1だとの事です。京なんて単位、もはやどれだけ凄いのかわかりません(笑)

しかしながら、インスタグラムで#doubleyolks(←黄身二つ)のハッシュタグで検索してみると、意外にも同じパックから複数の二黄卵が出て来る事はさほどまれではないような感じで画像が複数アップされていました。

10/10/2014

幻日

sundog1 現在、マダムは再びトロントに行っています。前回でトロント出張は終了という約束だったようですが、先週急遽トロントに行く事が決まって、風の如くシアトルを去って行きました。しかし、出発便は夜7時半。そして、その数時間後に連絡があったと思いきや、バンクーバーにいるというではありませんか!バンクーバー経由便で9時過ぎにそんな所にいたら、あーた一体何時にトロント到着するの!?という…。しかも、今や世界はエボラエボラだし、空港なんて人の行き交う所コワイし、なのに経由便だし。心配しつつも、バンクーバーの後一切連絡が途絶えてしまったのです。メールしてもメッセージ出しても音沙汰なし!え〜トロントで隔離されてたらどうしよう?マケドニアで急死したイギリス人ビジネスマンみたいな状態になってたらさすがにニュースになるよな…って、そんなニュース読みたくないわ!と、マダムの携帯に電話するが、留守電になってるわ!というわけで、「明日も連絡無かったら会社に『果たして生きているのでしょうか?』と連絡するね!」とメールを送って就寝。

今朝起きたら、マダムから7通位メールやメッセージが届いてました(笑)「ぼくの携帯、カナダに入ったら一切使えなくなっててうんちゃらかんちゃら、ディンテン氏からも何十通と電話やメッセージが来てるわ、もう逆にビックリしたわ〜。経由便はもう絶対使わない!すんごい疲れてさっさと寝てしまったよ。またこれから寝るわ」

は?メール位は送れるだろう…

というわけで、エボラで隔離されている事もなく無事でしたが、シアトルの空港でコートを紛失したそうです。

そして、本日の画像は昨日の午後5時位の外の様子。ふと窓の外を見たら、縦に虹が発生しているのが目に入ってなんじゃこりゃ〜!と撮影。しかも、虹の所がもう一つの太陽のごとく強烈に光っていて直視できないほど。まさに太陽が増えた!!ちなみに、上の画像はiPhoneで撮って、下二枚はカメラで撮ったものです。 sundog2 カメラで撮った↑のは二個目の太陽がそんな眩しくなさそうに見えますね。実際は目がつぶれそうな位でした。この現象、何か言葉あったよなぁ…と検索してみると「幻日」そうか、幻日だ。何年か前にニュースになってるのを読んだ記憶があるな。

幻日とは(Wikipediaより)

「通常、幻日は太陽から約22度離れた太陽と同じ高度の位置に見える。の中に六角板状の氷晶があり、が弱い場合、これらの氷晶は落下の際の空気抵抗のため面に対してほぼ水平に浮かぶ。この氷晶の1つの側面から太陽光が入射し、1つ側面を挟んだ別の側面から出る場合、この2つの面は60度の角を成しているため、氷晶は頂角60度のプリズムとしてはたらく。

この氷晶によって屈折された太陽光は、太陽から約22度離れた位置からやってくるように見えるものが最も強くなる。このようにして見えるのが幻日である。」

だそうです。誰か図解してください(笑)

時間が経過して二個目の太陽が消えかかったら、ハローがはっきり見えてきたのが下画像です。マダムにシアトルで幻日が見えたと知らせようと思いつつも、幻日って英語でなんて言うんだ!?と調べたらsundogと呼ぶそうです。

sundog3   この幻日という現象は珍しいとの事なので、Twitterで日本では最近幻日が観測されたかな〜と検索すると、なんと昨日都内で観測した人が多数いました。シアトルと日本でほぼ同じ日に幻日が観測されてたとは本当に珍しい現象なのでしょうか(笑)

そしてまた、関東では真っ赤な夕焼けが見られたそうですな。それは台風の影響との事ですが、日本の皆さん台風に是非お気をつけ下さい。ISSから見た台風ヴォンフォンの画像には本当に驚いた!

08/10/2014

クリスメラキャッチ

catch

 

昨日、↑画像のクリスメラキャッチというピアスのキャッチャーを洗面台の排水口から落としてしまいました(泪目)

お風呂に入るので洗面所でピアスを外し、このキャッチャーを外したピアスにくっつけようとキャッチャーの先端を伸ばした時に手からはじけとんでポーンと洗面ボウルに!!あ!と思った時にはもうキャッチャーの姿はありませんでした。懐中電灯で排水口から覗いてみたけど見えやしない。

うへぇ…

このキャッチャーは日本製で、アメリカのアマゾンで買ったけどおよそ日本の倍の値段の50ドルという私にはなんとも高級キャッチャーでした。しかも、このキャッチャーの謳い文句は「もうピアスをなくさない」的なもので、ちょっとした仕掛け、ピンズ(簡単な構造のバタフライキャッチではなく、ネクタイピン等に使う方の高いパーツを使ったピンズ)の留め具を小さくしたもののような構造をしたものです。

確かにピアスはなくさなかったけど、キャッチャー弾き飛ばしてなくしちゃったよ(笑)

さて…再びアマゾンで検索。一つだけというバラ売りはあるのだろうか?ない。一つだけなんて売ってない。じゃぁ新たに一揃え買わないとならないのか…。

しかし、水を流してないのでまだ配水管にあるかも?洗面台の下の扉を開けたらUの字に曲がっているだけでなく、配水管が後方に向かっているではありませんか。下ではなく。これならどうにかなるかも?と仕事中のマダムに連絡するとすぐ返事がきました←仕事中に迷惑な連絡してますね、我ながら

「救出できるからそのままにしておいて、水流さないで!そして蛇口の所に『使うな!』という紙を貼っておいた方がいい!」

私一人しかいないから蛇口を使うなという張り紙は大げさなと思いつつ、いや、それを使ってしまうのが私だ!そうだ、私はトンだ間抜けなんだよ!中々良く私の事を理解しているなと感心しながらマダムの帰宅を待ちました。

そして、マダムの帰宅後、「配水管に落としたのこれだよ」と、もう片方のキャッチャーを見せると、おもむろに風呂場に行き、私が後を追って行った時には「はい、これだね」とキャッチャーを手渡されました。ちょ!いとも簡単に!(笑)

というわけで、マダムに無事に救出してもらいました。

再び50ドルか〜!!と半ば諦めていたけど見つかって良かった!!これからは洗面所でのピアスの着脱禁止とあいなりました。ふぅ、ピアスのトラブルはネタに尽きないなぁ〜。