27/11/2014

カレンダーできました

calendar_2015   やっとカレンダーが出来ました!!

いやぁ〜来年のカレンダーはどうなる事かと思いましたね、自分でも。二週間前に1羽のカモメがあの時あそこで鳴かなかったら私は今でも「うあぁ〜思い浮かばない、ダメだ!」とゴロゴロ転がっていた事かと思います。

イラスト描き始めて一週間、カレンダーが仕上がりましたよ。色はいつものようにスクリーントーンを貼るような感じにして鉛筆とペンの線が出るようにしてあります。例年使っているコットン紙に印刷するとまたいい感じになるのではないかと。この一週間、1年分の働きしましたよ!まるで夏休みの宿題を31日に全部やる小学生のように!今回のカレンダー、なんとなく月ごとにストーリー性のある絵になっています。しかし、とあるイラストをマダムにダメだしされたのでイラストを差し替えた結果、急激なおかしな展開になっている月がありますがご了承ください(唐突に、なんの脈絡もなくセントバーナードが出て来る。笑)

一応、舞台はノイシュバンシュタイン城周辺の湖です。所で、先日スタビロの会社の成り立ちを調べていた時に、なぜスタビロのロゴがスワンなのかと思ったら、スタビロの経営が傾いた時にシュバンシュタインさんという方が工場を買い取ったうんたらかんたらの縁で、苗字のシュバン=スワン(白鳥)がロゴになった模様。というわけで、ドイツ語でスワンはシュバンだったんですな。これまでノイシュバンシュタイン城の名前がどうしても覚えられなかったのですが、このスタビロの逸話でやっと覚える事が出来ましたよ!ドイツ語の勉強はした事がないけど、ノイは確か新しいですよね?新しい白鳥のシュタイン城(ノイ・シュバン・シュタイン)で覚える事ができた!覚えられなかった頃はノイバンシュタインとかノイバンシュタンシュタイン城などでたらめ言ってました、ゴメン、お城さん。

そして、結局トーチャンに助けを求めたものの、前半はトーチャンも忙しくてみてもらえず、あわよくば背景描いてもらえないかしら等という目論みも失敗!(笑)結局、描いた絵を見てもらっておかしな所がないかチェックだけはしてもらいました。 そして、短期間に白鳥を見すぎたせいで、色んなものが白鳥に見えてしまう事に!数字の2を見ても白鳥にしか見えない…2は優雅だなぁ…美しいフォルムだなぁ…雲を見ても白鳥ばかりに見えるし、はたまた外出時に路上の街灯を見ても白鳥に見えて本気でギョッとしてしまう病におかされています(ちなみにシアトル市内にはイラストに使ったコブハクチョウはいません…いないはず。オリンピア市の湖には1羽いるようですが…)

そして、タイトル文字はドイツの昔の文字を参考にしたと言う↑このフォントを使ってみたのですが、Lは綺麗な飾り文字になっています。そのLを見た時にまたもや白鳥が見えたので、実際に白鳥に見えるように改変してみた…けど冷静になった今見ると羽の部分がフランスパンっぽくも見えますな…また後で変えるかも(笑)

というわけで、カレンダー販売開始!したいのですが、紙がなかった!!!3日程前に気がついてオーダーしました。紙もシアトルでは販売していないものなのでオンラインで注文して届くのを待っている所です。なんとか12月第一週には送付したいです。クリスマス間近になると郵便事情が悪くなってしまうのでねぇ…紙の配送屋さん、頑張って!走って!!

所で、Twitterやインスタグラムでちらっとブラックフライデーセールを行う予定と書いたのですが…想像よりも商品準備が間に合わなくてですね…色々不手際が発生したので本当に準備が押せ押せになっています。しかし、既にツイート等してしまっているのでそのツイートやこのブログエントリーを見た方だけLopshop全商品20%オフでご提供!ご注文はサイトを通してではなく、直接メールにてご希望の商品を記載の上ご連絡ください。西海岸時間28日0時から29日0時までの24時間です!日本だと…29日夕方5時から30日の夕方5時でしょうか?間違えてたらめんごめんご、も〜この時間でいいや!(←めんごなんて小学生ぶりに使った。笑)

それでは、オーダーはこちらへお願いします↓

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12/11/2014

世界の中心で

カレンダー案が出た事を叫びたい(笑)

今朝、やっと2015年のカレンダー案が出ましたよ。案が出るまで1年以上かかった(笑)まぁ…きっかけは朝起きて窓を開けてカモメが飛びながらギャーギャー鳴いているのを聞いた事がきっかけなのですがね、アイデアというのは本当にいつもいつも何から出て来るかわからないものです。しかし、その瞬間を待たねばアイデアが出ないなんて、私は3000年に一度咲く花かい〜!

しかし、今回は1羽のカモメが私を救ってくれた事には変わりません。これまで色んな方から心配して頂いて「こんなのはどう?」とアイデアを頂いたのですが、カーチャンさえも「うさぎがシアトルを案内するようなイラストにすれば?」等。しかし今ひとつ12枚も描けないな〜状態。しかも、当初は2015年のカレンダーはうさぎ図鑑にしよう!と自分で思っていたのです。うさぎあるあるネタで描いてみるか、イラストは1800年代の版画風はどうか、など。しかし…あるあるネタだと四コマ位でストーリー性のあるものの方が面白くなりそうだし、だがそうなるとカレンダーの絵面として四コマは美しくないなぁ〜あ〜ダメだこりゃ!面倒だから寝ようグーグー←8時位にさっさと就寝(夏場、岡本さんに「最近日没とともに寝てる」と話すと「それだと冬には4時半から寝なきゃなんなくなるよ!」と笑われました。さすがに自分でも笑った。笑)

このように、日々がむなしく過ぎていたわけです(笑)

今朝、1羽のカモメのギャーギャーを聞いて何が脳裏にうかんだかというと、飛んでいる白鳥にまたがる社長の図。社長が白鳥に乗って飛んでいる(笑)えぇ、カモメ、全然関係ないんですよ。そして、白鳥と言えば、白鳥を題材にした物語がたくさんありますね。真っ先に思い浮かんだのがワーグナーのローエングリン。

白鳥の騎士…いいでないか、うんうん!…ついでに、ローエングリンの綴りがLohengrinなので、それをもじってLopengrinともできる、イイネ!はい、タイトルもできた!

ロッペングリン!(笑)

でも…ここで重要な事に気がつきましたよ…ローエングリンってどんな話?ここから!アーサー王伝説絡みなのは知ってるけど、パーシバルの息子だかなんだかって事は聞いたけど、知らないよ。さすがにそこから始めるのは無理だ!まぁ、所々騎士っぽい盾と剣を持たせたたれ耳うさぎを描くとして、メインは白鳥とたれ耳うさぎというテーマで描こう!というわけで、6枚分のイラストはもう思い浮かびました。あと6枚…なんとかイラスト案が出ろー!!←今ココ

というわけです。まだ毎日せっせこポーチを作っているのでイラストに着手できないけど、アイデアが出ただけでも一筋の光が見えて来た。見えて来たぞ〜。時間がないのでトーチャンにも援軍依頼のメールも出した!←夏休みの宿題を親にやらせる小学生か!パピー助けて(笑)

朝、ギャーギャー鳴いてた1羽のカモメよ、ありがとう。まさかカモメが恩人になる日がくるとは…(笑)

10/11/2014

ティータオル!

teatowell

 

2015年のカレンダーのイラストが描けなかったので、も〜来年のカレンダーはやめようかな♪と思っていたのです。しかし、母から「○○さんから来年のLopshopカレンダーないの?と聞かれたわよ。しかも『いつまででも待つわ、毎月カレンダーのページめくるの楽しみなの』と言ってたわよ」

ヒョー!!!

も〜作らなくていいや〜やっぱ12枚も描くなんて大変だも〜とダラダラ寝っ転がってましたが、途端にシャキーンと目がさめました。こら作らなあかん。しかし、もう11月半ばにさしかかってる。さらに、何日か前、よくLopshopからお買い物してくださるカリフォルニアの方からメールが来ました。

「最近、プロップ(社長)のブログが更新されてないけど、プロップは元気ですか?あと来年のカレンダーはありますか?」

ぎょえー!

社長ブログにも書きましたが、いつも社長ブログはiPhoneから更新していたのです。しかし、更新が滞った頃からワードプレス(更新に使うアプリ)をアップグレードしたら画像を貼る機能が変わってしまって画像サイズの調節が自由にできなくなったりした為、更新するには一旦パソコンで作業しなければいけなくなって「メンドクさ…」になってしまったのです(笑)

その代わりインスタグラムではたまに社長の画像は貼っています。

しかし、世界のどこかでカレンダーを待ってくれる人がごく少数でもいるという事は見過ごせません。やっぱり描かないと!しかし、現在、今年はブラックフライデーセールをしようと計画している事と、また再びシンクロナイズ堂さんに商品を一部卸す事で、その為の準備でカレンダーに手が回りません。お手上げだ〜!取りあえず、シンクロナイズ堂さんもブラックフライデーも今月末までに解決しなければいけない問題なので、その後でカレンダーやるしかない!日数ない!明日ハルマゲドンが来たらいいのに…(オイッ!)

そして、現在ブラックフライデーセールの為に(クリスマスも近いですし)商品を少し増やしている最中ですが、今日の画像はKeep calm and flop onの、これはティータオルです。日本ではティータオルはあんまりなじみがないかもしれません。イギリスに行くとお土産物としてもあちこち置いてあるので私も買いますが…実際にこれどうやって使うの?状態です。普通に台所で拭いたりして使うようですが、でもイラストも様々で可愛いものが多いので私は壁飾り等にしてしまいます。

さて、そんなティータオルをコットンリネンの生地に印刷して、あとは直線縫いだけ!楽勝!のハズが…なにこれすんごい難しい。まだポーチの方がいいよ、作るの…。長い直線を縫うのがこんなに難しいなんて!しかも、コーナーの折れ曲がった所は布が合計6枚重ねになってます。コットンリネン、正確にはコットンリネンキャンバス、結構厚みがあります。6枚重ねです。前知識で厚いものを縫うときはハンマーで叩く等して生地を薄くすると縫いやすいと聞いたので、ハンマーはないがなるべくぺったんこになるようにしました。それでも普段扱うものより全然厚い。ミシンをかけはじめると、案の定「キュイー!」とミシンが苦しんだ音!ぎゃー!と驚き心が乱れた瞬間、ミシンはガタガタ進んでしまい、線は私の乱れた心により若干の曲線を…orz

平常心、無の境地、何事にも動じない禅の精神がミシンかけには必要だよ!!

上手にミシンをかけられるようになるにはまず禅寺で修行しなければいけないのではないか!帰国したら禅寺にいかねば!!

…否!これはアート作品である!制作者の心の乱れも含めて一枚のアートなのである!マックがスマイル0円なら、こちらは乱れた心0円なのである!だから大丈夫…誰かそう言ってください(笑)

しかしながら、実際問題、平常心でミシンをかけても長い直線は線をひいたように真っすぐとした縫い目になってないのです。う〜む、そういえば、前に購入したお裁縫の本でも参考画像の縫った線が真っすぐではなく、プロでもなんで綺麗な直線じゃないのかな?とふと思っていました。ミシンの種類や生地の目の方向とかが関係あるのでしょうか?

では、また今日も頑張ってきます。