社長の換毛がやっと落ち着いてきました。いやぁ〜だらだらと数ヶ月は抜け続けてましたぞ。今回、脇腹付近がボッコボコ抜けている時、とうとうお腹の調子が悪くなってしまって? 気をつけに気をつけて四六時中目を光らせていたものの…結局救急のお世話に!
その日は、午前中に出た盲腸糞が泥のようで「あ〜こりゃ大丈夫かな」と警戒モードでお腹の音を頻繁に聞いてちゃんと動いているか確認。牧草も手で食べさせて腰からお尻を温めて警戒に警戒を重ねていたものの、夕方になるとお腹をぎゅーっと絞る姿勢を何度もはじめ、ペレットも野菜も食べなくなってしまいました。あちゃ〜!
マダムに連絡を取ると、かかりつけのダン先生に連絡をとってくれました。しかしその日はダン先生は休診。というわけで、ちょっと離れたところにある救急に行くことになりました。
いざ到着すると…
「今日はうさぎアレルギーの先生が二人もいるんです」
とのことで、いつもは到着するとすぐに社長を酸素室に入れてくれるのにそれもなし。狭いキャリーに入れたままの社長と共に個室に隔離され、一時間ほどしてやっとナース登場。症状を伝えてナースが去った後再び延々待たされてやっと先生が来たと思うと「私はうさぎ専門医ではないのですが、二人もアレルギーの先生がいてなんちゃらなんちゃら」
ただただ不安になる私…
先生はおもむろに社長のお腹に聴診器をあて、触診し、そして「歯のチェックもしたほうが良いわね」と…えぇ、してください!!
しかし、社長が先生に背を向けているのに、先生は社長を自分のほうに向けずに後ろから(背中越しに!)口の中を見ようとするではありませんか!そんなんで奥歯見えないよ!!(笑)私が社長をくるっと先生のほうに向きを変えたけど、ようは先生はうさぎの扱いを知らないようで、口を開くと前歯だけチェックして言葉を濁していました…ダメだ、ダメだこの先生…絶望感が脳内に漂います。
でも、社長が腹痛の場合、ここの救急では痛み止めの注射と背中からの補液で復活するので、とにかくサクッとそれをしてもらって早く帰宅したかったのです。しかし、先生は一旦診察室を離れると再び30分ほど私たちは放置。本当にどうなってるの、社長はまたキャリーに入れたままだし、緊張してずっと震えてるし早く帰りたい…。
二時間待たされて先生の診察は実質3分程度。しかも、診察とはいえそんな調子でちゃんと診てもらえてない。もういてもしょうがないと受付に行ってダメ元で痛み止めと補液だけでもしてもらえますかとお願いすると、すぐに先ほどのナースのお姉さんが注射と液体を持って来てくれました。注射と補液でしょうみたった数分!先生に診てもらう意味はほぼなく、ナースのお姉さん一人で私たちには間に合いましたぞ…?
これで診察料2万円以上。解せない…
それで帰宅してキャリーから社長を出そうとすると、よっぽど疲れちゃったのか社長はぐったり。床にへばってしまってビックリしました。今まで獣医さんに行ってもこんな事なかったのに!?この時は本当にどうしようと困惑しましたが、明け方にはポツリポツリと食べ始めてやっと復活の兆し。胸をなでおろしました。
二日後、救急の事も話す目的込みでダン先生の所に社長のちゃんとした診察を受けに行きました。
ダン先生に診てもらった所、お腹はもう大丈夫、歯もほんのちょっと奥歯が反ってるけどこの程度なら本人は食べるのに痛みも感じてないはず、目も白内障など大丈夫、心臓も肺も力強く動いてるとの事でした。
そして、救急での事を話すと「あぁ〜じゃ、そういう時は救急に僕の所に連絡してもらって。そうしたらこっちからやる事と薬の指示出すね」との事でした。今回、それ知ってたらもっと早く帰宅できていたんだろうなぁ〜!
さて、社長の方はお腹が痛くなった直後に実は普段買っていなかった二番刈り牧草を購入していました。社長が復活してから新しい牧草が届いて与え始めたのですが、二番牧草にしてからの方が社長のフンが大きくなりました。
今まで高繊維あげなきゃ!!と思っていたので、ひたすら一番刈り牧草を与えていましたが、二番刈りを買ってみると、結構太くておいしそうな茎がついているんです。社長はその二番刈りの茎の部分を好んで食べており、それでフンも大きくなったようです。二番刈りだと葉っぱがヤワヤワすぎてダメだろうと思っていましたが、むしろ二番刈りの方が社長の体に合っていたのかもしれません。
さて、明日はジギー専務の13歳のお誕生日です。もうジギーがこの世を去ってから一ヶ月経過してしまうんですね…。