03/02/2019

もうすぐ2年

来月で社長があっちに行ってしまってから2年が経過します。もう2年、まだ2年、という感じですし、まだまだ社長の画像を見ることができないでいます。Lopshopも社長がいなくなってしまってからどうも良いアイデアが浮かばない、やる気になれない、でもカレンダーだけは作らなきゃとほぼ開店休業状態でやって来ました。

社長をお迎えした経緯は、過去に何度か書いた記憶がありますが…

ある日シアトル近郊のペットショップに行ってみた所、他のペットショップでは見かけないうさぎの生体販売があった事。しかも、実はその時たれ耳のうさぎを見るのが初めて、しかも白くてホワホワで耳がグレーの社長の容姿に私の中の理想全てが詰まっていた、とにかくズギューンと来てしまったワケです。今すぐ連れ帰りたい…そう思いました。

しかし、私もマダムも子供の頃から犬を始めさまざまなペットを飼って来たけどうさぎの経験は一度もないという事。後ろ髪引かれながらも「うさぎの事を勉強してもう一度ペットショップに出直そう」という事になりました。

早速、うさぎの飼育に関する本を入手して1ヶ月ネット検索を含め色々と調べました。その間にケーブル類も噛まれないよう家も整えました。しかし、1ヶ月も経過しているのであの時見たあの可愛い子はもういないだろう、そう思いながら再びペットショップに戻ると…

社長がまだいるではありませんか!しかも、1ヶ月分成長して大きくなってる(笑)

1ヶ月前にいた他の子たちは一人も残っていません。社長たった一人、ぽつん状態です。なんで!?真っ先にもらわれてしまいそうな容姿なのに(笑)

というわけで、なんてラッキーなんだろう!と思いつつ、彼の兎生は任せろ!という覚悟を込めて社長をお迎えしました。

同時にその頃、私がこちらに来てまだ3年目でしたが、英語はろくに話せないし仕事もないし、一日中とにかくずっと家にいました。家事はもちろんやったけど、毎日何をやるでもなくダラダラと過ごして廃人のようでした(笑)

ある日、ふと社長のイラストを描いてみました。絵はもともと小学生の頃からずっと油絵をやっていた事、大学は国文卒だけど、その後美大の通信を受けてグラフィックデザインの勉強もしていたので好きなんですな。日本ではそういう仕事もちらっとしていました。マダムがその社長のイラストを見て「良いね、〇〇に使っても良い?」と趣味でやっている事のデザインに使いたいとのことでした。さらに、ブログで社長を元にしたデザインをアップしたら、その当時読んでくださっていた方が気に入ってくださって、そのデザインのTシャツを買ってくださった事も大きなきっかけになりました。

そこから、Lopshopのアイデアを思いつきました。当時はまだたれ耳うさぎのデザインのものが殆どなかったので、それなら私がやろう!と。ダラダラと過ごしていた毎日が一変しました。また、色んなアイデアも出て来ました。そんな風に私の人生を変えてくれたのが社長でした。

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