30/11/2011

インドの紅茶

presidents tea by migi328
presidents tea, a photo by migi328 on Flickr.

父関係の知り合いに、元インド在住のHさんがいます。よく実家ではインド土産としてこのプレジデントティーをしばしば頂いていました。(以前のブログでも書いた事がありますが)

最近日本に帰国したばかりだそうで滞在中に一回お会いするチャンスがあり、インドでの話をあれこれ聞く事ができました。

以前、よくインド食材店へ出かける私にベリーちゃんからリクエストをもらった事があります。「インドの人が日常飲んでいる紅茶の茶葉が売ってたら飲んでみたい」…そこで、確かチャイ用の粒が丸い茶葉を送ったんだと思います。

しかし、普通のインド人が日常でどんな茶葉を飲んでいるかはいまいち分からず。店内にはインド版テトリー等もありますが、テトリーの紅茶だったら日本でも売ってるよね?というワケで、粒の丸いチャイ用茶葉を送った訳です。

この粒の丸い茶葉は自分も飲んでみたけど、古かったのかなんだか、香りも味もさっぱりありませんでした。注:その手の食材店は、一体どれだけその商品が棚にあるんだろう?とはっきり分からないものも混じっています (‘・ω・`)

そこで、Hさんにインドではどんな紅茶が飲まれているのか聞くと

階級によって違いますね〜

そ、そうきたか!階級の事は考えてなかった…。確かにインドの上流階級の人が街でチャイ飲んでいる姿は想像できないや。ちなみに、このプレジデントティーはインド政府が各国政府高官を招いた時のお土産に渡すような紅茶だそうです。粒を丸く加工した茶葉は質の良くない茶葉で、だからこそスパイスや砂糖と一緒にミルクで煮だして飲むんですな。

マダムは南インド料理のクレープ「ドーサ」が好きだと話すと、目がキラキラひかるHさん

日本に帰国した現在も南北含めてインド料理が恋しいそうです。自分でドーサを作ろうと画策したけど上手に焼けなくて諦めたと話すと、あれは自分で作れないとHさんも諦めモード。ドーサは米や豆の粉を発酵させた生地を焼きます。うちではドーサを焼く為にフラットなクレープ用フライパンを二種類も買いました。しかし、なぜか何度挑戦しても生地がボロボロになって失敗。結局諦めましたが、インドに住んでいたHさんも自分では作れないので、次回インドに行くまでのお楽しみにしているとの事でした。

Hさんによると、インドはクセのある人も多いけどなかなか人情に溢れる場所でもあって、インドの生活は大変面白く、機会があればまた住みたいそうです。

29/11/2011

2012年社長の旅

遅ればせながら、カレンダーをショップに掲載しました。


http://lopshop.net/calendar.html

こちらへ戻って数日目頃、カレンダーも含めてLopshopのもので出力するものがたくさんあったのですが、プリンターが壊れてしまったんです。レーザープリンターはドラムがダメになると云々と兄からは聞いていたのですが、ドラム以外も色々ダメになっているようで、結局新しいプリンターを慌てて買いました。

壊れたのはコニカ。新しいのはゼロックスです。
ゼロックスの楽しみだなぁ

しかし、今週の月曜日には到着予定だったプリンター未だ届かず。そして今日は火曜日。ちなみに、買ったのはもう一週間以上前です。

ははっ!アメリカアメリカ、これがアメリカってもんだよ。いつもの事だ。
何も予定通りに届いた試しがないよ(泣笑)
おまけに言えば、以前ここで書いたダブリンDrペッパーは結局うちに到着せず、テキサスの発送地に返送されちゃって、結局発送元から「なぜか分からないけど戻ってきちゃった」と返金されて終わりだったよ…(泪目)

一体全体、アメリカの配送システムは何がどうなってこんなグダグダなんですかね?帰国中、日本のアマゾンで買い物をしましたが、あまりの迅速なお届けにかなり感動しました。とにかく一にも二にも、プリンターさま早く届いてくれぇ〜!

というわけで、いつまでもカレンダーを放置しておけないので、現在手元にある日本で作ってきた日本仕様のカレンダーだけをLopshopに掲載です(のちほどアメリカ仕様も出す予定です)。ケース入りデスクトップ型で1枚に2ヶ月分、合計6枚のカレンダーとなっています。

もしカレンダーが欲しい!という方がいらっしゃいましたら
Lopshopまでメールでご連絡ください。

26/11/2011

テラクオーレ

先日、スティックノリが大好きと書きましたが、リップバームも大好きです。私はチューブや筒に入ったものに弱い傾向があるようです(笑)

日本帰国中、様々なリップバームを見てすごく買い集めたかったです。ミルキーのなんて見た瞬間「ほわぁ〜!!」でした。が、最近はもうワセリンを使ったリップバームを使わなくなっているので、ワセリンが主原料のミルキーも諦めました (ノД`)

そんな時、Iダさんからこんなものを頂きました。イタリア製のリップバーム。ものすごく素敵なパッケージに入っている!鼻血噴出。しかも、ダマスクローズ風味。お高いんでしょう?と思ったら本当にお高くてビックリです。使うのが勿体ないです。全成分を書き出すと、オリーブオイル、蜜蝋、アーモンドオイル、シアバター、アロエベラエキス、西洋オトギリソウエキス、プロポリスエキス、ハチミツ、ダマスクローズオイル。一目でどんなものか分かる成分だけだし、このシンプルさが最高。

これはかなり期待大なリップバームですね =3

ちなみに、現在、恐らくですがリステリンのマウスウォッシュのせいで唇の皮が剥けちゃっています(使用後はちゃんと唇を洗うのですが、あまりにリステリンが強烈すぎて負けた模様)このリップバームなら解決できそう!でも勿体なくて開封できないジレンマ(笑)

テラクオーレというブランド、これを頂いて初めて知りました。イタリアと日本の共同開発のオーガニックコスメのブランドなのですな。www.terracuore.com/
テラクオーレの作り手、チェルッティ親子の息子さんはMrビーンをイケメンにした感じ。製造工程を見ると、すごく誇りと自信を持って作っている感じがあって良いです。そして使う人の立場に立ったモノ作り、いかなるものであってもこうあって欲しいです。Lopshopもこうありたいです。

リップバームの横に立っているニッセドールちゃん(このちょっと困った感じとフェルトの色が絶妙!)も一緒に頂きました。Iダさん、どうもありがとうございます!

23/11/2011

孤高のめがね大国

まだまだ日本での事が書ききれませんが、今回の帰国のもう一つの目的について書こうと思います。それは…

めがね屋さんに行って、フレームを直してもらう事

一年以上前、こちらの眼鏡屋さんにて日本から買ってきたフレームにレンズを入れてもらいました。しかし、出来上がった際のフィッティングが最悪だったのですな。無理矢理腕力でフレームをあり得ないほど曲げられてしまって、結局上手にフィッティングできずに「(これ以上ダメにされたくないので)もう大丈夫」と、めがねを無理矢理返してもらって泣きながら帰宅。めがねの方は、視界が不安定になる程歪められてしまったので、せっかく作ったものの使えませんでした。

普通、フィッティングの時ってフレームを柔らかくしてから曲げますよね?そのめがね屋の人は腕力ですよ、しかもすごいガタイの良いおじさん。破壊されずに済んでまだ良かったと思うしかありません。でも、知り合いのおじちゃんから「ダウンタウンのお店よりも親切丁寧だから!」と紹介されていったお店だったのにこの有様です。

それ以前、ダウンタウンのめがね屋さんで作った時は、やはりフィッティングも超適当、いや、ほぼ何もしてくれませんでした。逆にフレームを無理に折り曲げられる事がなかったのでまだマシというレベルです。

この一年、早く日本のめがね屋さんに行きたくて仕方がありませんでした。

という訳で、フレームを買った日比谷のめがね屋さんに行ってみました。しかし、なんとも不運な事に停電の為に閉店していたのです…orz

滞在日数残りわずかだったので、藁にもすがる思いで実家近所のめがね屋さんを訪れました。他店購入のめがねを快く受け付けてもらえるか不安になりつつ、経緯を話してめがねを見せると、女性の店員さんが

これは酷いですねぇ…
これまで使ってて(目が)お辛かったのでは?

…歪んだめがねって視界も歪むんですよね。無理にかけると片目だけ異空間にいるような感じで気持ち悪くなるんです。

店員さんは奥へ行ってまずフレームを元の状態に直してくれました。めがねをリセットした時点でやっとフィッティングです。見てもらった結果、耳にあたるツルの山の部分がずれている為にちょっと斜めになっているという事で、山の位置をずらしてくれました。アメリカのめがね屋さんは、全然違う部分を曲げていましたよ?理論的に考察せず正面から見て斜めになってなければいいじゃーん!的な感じだったのでしょう、きっと(笑)

さらに、レンズを見ながら「このレンズはアメリカで入れましたか?」そうだと伝えると、「日本では低反射のレンズが基本なので目も疲れませんよ」そう言いつつ、店員さんのめがねのレンズと、私のレンズを比べさせてくれました。

私のレンズはくっきりと天井の照明がピカーッと反射して映っています。かけると、本当にチラチラと照明が反射してうるさいです。さらに店員さんが「今はもう日本ではこういうレンズはないですね…」

そういうレンズがあるとは全く気がつかなかった…
一応、ダウンタウンで作っためがねのレンズは低反射でしたが、未だにそういうレンズでめがねを作るお店もアメリカにはあるとな。

それから、もう一つ問題のあるめがねを持参していました。ノーズパッドが片方割れて取れてしまったのです。ノーズパッドのパーツを販売しているか聞いてみました。すると、ささっとノーズパッドが取れためがねを手に、ノーズパッドを付け替えましょうと言ってくださるではありませんか。そして、さくっと奥へ持って行くと、ノーズパッド部分のネジ山がつぶれてて、さらにネジ穴はまり込んでいてネジが抜けないと…

「お預かりして付け替えてみますね」

…!なんと!さすがにそこまでは甘えられないと言いましたが、結局めがね屋さんに甘える事に。そして、こちらに戻るギリギリ二日前、ノーズパッドの付け替えに成功したと連絡がきました。恐れ入谷の鬼子母神!

アメリカではチップを払いたいと心より思ったお店はこれまで全くないけど(笑)こういう日本のめがね屋さんのようなサービスにこそチップを払う価値があると思いました。しかし、日本の大抵のお店の方は、それを当たり前としてやってくれている所がさらに凄い。

もうアメリカでめがねは作れませんな…。
次回はその実家近所のめがね屋さんでめがねを作ってもらって恩返しをしたいです。

22/11/2011

これでぽかぽか

日本に帰ったら絶対買おう!と思っていたものの一つに…

はらまき

が、ありました(笑)こっちじゃ売ってるの見た事ないし、唯一発見したのはカナダのお店だったし、はらまきあると便利だし。

というわけで、ユニクロのヒートテックのはらまきを買った訳です。お腹にポケットのついているタイプのものを。アメリカじゃこんな便利商品一生拝めないと思います(笑)

そして、そのポケットにはやっぱりカイロを入れるんですよね?海外旅行にいく人はお金入れるのかな…そういや私が初めて海外に行く時はジーンズの内側に隠しポケットを自作したっけ!!(笑)

しかも、日本ではすっごくかわいいカイロがたくさん出てるんですね。色々あってびっくりした。シアトルじゃ絶対考えられないです。この画像のものは、今回買ってきたアンゴラうさぎのイラスト入りのカイロですが…こうやって日本ではすぐにかわいいうさぎグッズが見つけられるんですよね。前にも書いたと思いますが、シアトルではイースターの時にうさぎのモノがちょろっと出る位で、普段はほぼうさぎグッズなんて見た事ないです。イースターの時ですら、よっぽど探さないとかわいいのは皆無です。日本では伝統的なモチーフ(家紋にも)にうさぎがよく使われているし、それだけデザインに取り入れやすい土壌がすでにあった+日本人がうさぎ好き、という事なのでしょうかね…?

さて、カイロの方ですが、このタイプの繰り返し使えるカイロ自体はこっちでも売ってる(と思う)けど、今回初めて使いました。再利用時には煮るそうですが、うまく煮えるかな?(笑)

21/11/2011

郵便局グッズ

japan post glue stick by migi328
japan post glue stick, a photo by migi328 on Flickr.

切手が好きだと、各国の郵便局グッズも気になりますよね?

日本の郵便局は、民営化してから帰る度にグッズが増えていっているように思います。しかも、今回見たのは画像の郵便ポスト型スティック糊。以前のブログでも書いた事がありますが、スティック糊が大好きです。そして、これまで数々のスティック糊の匂いを検証した所、プリットの匂いが一番ではないかと思っています(使うんじゃないんかい!?しかし、アメリカには残念な事にプリットがありません)

と言うわけで、スティック糊を見かけると、どうしても買ってしまいます。デザインがつまらなければスルーしますが、特にこの郵便ポスト型にはズキューンときた(´Д` )

好きなもの、二大共演!

ただし、開封して匂いを嗅いだ所プリットのような素晴らしい芳香はありませんでした(笑)

イギリスでは色が変わるタイプのプリットを買いましたが、どうしても勿体無くて使うのを躊躇しているうちに劣化してノリが乾燥してしぼんでしまったので、これはそうなる前に使おうと思います。(この色が変わるプリットは微妙な匂いでした。笑)

19/11/2011

分りやすいものは全年齢対応

今回の日本滞在は、例年とは違ってちょっとした目的がありました。家族のやる展覧会みたいなものに出品して、どさくさに紛れてLopshopの商品なぞも置いてみたのです。

いやぁ〜!
面白いですね、実際に会場に来て下さった方を相手に自分の商品を販売するのは!ほぼ待っているだけのオンラインと大違いです。声をかけると大抵一つや二つ何かを購入して下さって、作っている側としては本当にありがたいと思いました。

そして、一番人気があったのは、たれ耳うさぎと明確に分るものばかりです。一般ウケってやっぱりあるんだと思わずにおられませんでした。また、ワンコインで買えるものは人気があるし、割高でも携帯ストラップも結構人気がありました。

人気がないのは、とけるたれ耳うさぎとか、ぽんぽんたれ耳とか、一瞥してたれ耳うさぎだと分らないデザインのもの…こちらとしては、この点だけはちょっと泪目。説明しても、「え?そう??これ、うさぎ?どうやって見たら…」という反応でした。直接こういう反応や声が聞けて良い勉強になりました。

開催中、丁度横浜トリエンナーレ中だったので、芸術・デザインに興味ある方が多かったです。グラフィックや製本の仕事をされていた方から仕事の話しやら日本のデザイン界の話しを聞いたり教えてもらったり、すごく楽しかったです。デザインフェスタに出ないの?なんて聞かれもしましたが、タイミングさえあれば出してみたいですよねぇ。

総体的には結構良い反応を頂けたと思います。まだアイデアだけはたくさん頭にあって形にしていない物がたくさんあります。日本滞在中、色々なお店に行ったら微妙にアイデアがかすっていた商品があってどうしようとも思いましたが、皆考える事って大体同じなんですよね。ただ、それをどうやってそれぞれが自分の中で昇華してモノにして行くかが大切なんだと思います。

今年の私は、震災を始めとして精神的に砕けて体調がなんとなく芳しくなく、日本に帰るまで実はあんまり元気じゃありませんでした。とにかく日本にいる家族や友達の事が毎日心配でした。しかし、今回日本に戻ってみたらそれまでの心配が徒労だったように皆元気にしていてくれて、逆に「あれ!?私だけ?」と拍子抜け。というわけで、心のつっかえも取れた所で、また頑張りますぞ!

18/11/2011

ブラックリストの殿堂入りを果たしました

カスタムでの荷物検査、過去二回連続でひっかかっています。原因は謎です。全くどうして検査されるのか分りません。それだけ私がどこか不審なのでしょう(笑)

まず、一昨年のカスタム
係官:白人おにいさん
スーツケースを開けて、うさぎのわらっこ倶楽部やら牧草ペレット等の牧草商品を見てもスルー、和菓子類もスルー、唯一おにいさんの目にひっかかったのは

「よっちゃんイカ」

よっちゃんイカを8つ程バラバラと入れていたのですが「え、一体これは何!?なんなの!?」パッケージのよっちゃんを見ながら大笑いで聞かれました。結局何も没収されずに和気あいあいと終了。

去年のカスタム
係官:新人風アジア系女性(+ちょい上の存在らしきアジア系おじさん係官)

うさぎのわらっこ倶楽部全部ボッシュート、びわボールも全部ボッシュート、牧草ペレットもボッシュート、こどもの日の和菓子もボッシュート
社長のお土産、ほぼ全滅です!
とにかく目に入る生の?食べ物、植物でできた系を全て、なんだかんだ理屈をつけられてどんどんボッシュートされました。しかも、彼女に対して何も失礼な事をしていないのに投げつけるようにゴミ箱に捨てており、さすがの私も「不愉快なやっちゃ…」と思わずにおられませんでした。

というわけで、去年のカスタムを教訓にスーツケースを準備。今回は牧草系やツルで編んだボール系は一切買いませんでした。そして「係官がどんな顔するだろう?うひひ」と、ガシャポンで出した縄文土器を素のままスーツケースに入れておきました。

さて、私の番が来ました。担当係官は白人おねえさんです。この時点で私の勝利が見えた気がしました(笑)

まず聞かれたのは
「ミート製品は持っていませんか?」
「スーツケースに入っているボトルはなんですか?」

取りあえず、持ち帰りたかったカレーやデミグラスソース、インスタント麺を入れてなくて正解です。ボトルの方は、マダムのお土産のラー油だ。これは取られたくない(笑)マダムは日本で今では売れ残り状態の例のラー油が大好きです。それをお土産に持って帰ってきていたのです。

しかし、ラー油って英語でなに?取りあえずラーユソース(考えたらこれ、オイルだった。笑)と返答。それでも分らない顔をしているので、ホットでガーリックとか入ってると言うと、ボトルを確認して納得してくれました。

そして、次にスーツケースの中で潰れた何かを手に「これは何ですか?」

え、なにそれ!?私も驚いた。見事に5ミリ程の薄さにぺったんこになった大福でした。笑いそうで困った(笑)

和菓子である事、中に豆のペーストが入っているという説明で納得。

そして、肝心の縄文土器は?手にとったものの普通に脇に置かれて超スルーでした。彼女の琴線にもひっかからなかったようだし、これは何?とも聞いてくれず、ちょっと寂しかったです(笑)

というわけで何も取られずに快適な荷物検査でありましたが、私はシータックのカスタム専門ブラックリストにでも入ってるのでしょうか?この荷物検査という洗礼をこれから一生日本に帰る度に受けるのだろうと思います。なんだかもぅ、色々諦めた(笑)

17/11/2011

スーパーおばあちゃん

シアトルに帰還しました。

飛行機のチケットを取る時は、必ず二人席の通路側を確保します。今回、私のお隣にいたのは60代位の日本人女性でした。イヤホンの差し込み口やらリモコンの使い方等をきっかけに会話を始めると…

搭乗ゲートにいる時iPodでずっと何かやってたでしょう?あ、あの人だわと思って安心したわ

う!バレバレです!500円払ったWiFiで実家やらマダムにメールを送ったりツイッタしていました。なんで無料WiFiがないんだ〜と思いつつ。

色々と話してみると、国籍はアメリカである事、実は82才である事、フルブライト交換留学が出来る数年前に留学した元留学生である事、UW図書館にて人文学部専門の主任司書として定年まで勤めていた事など、華々しいお話を聞きました。何より、82才という年齢が全く信じられない程若々しい、いや、実際に若い方でした。

あだ名はテリーさん、今回日本に戻るのはなんと20年ぶり。お姉さんの体調が悪く、一週間だけ滞在したそうです。

在米歴60年で人生のほとんどを英語で過ごしていても、今回日本へ行ってどこでも日本語で会話出来たのが改めて楽だったそうです。しかし、食事も日本食にこだわりもなく、日本に帰りたいとも思わない、とにかくシアトル大好きというテリーさん。

確かにシアトルは住みやすいと思います。
私の場合はやはり「日本のご飯うめ〜!」状態で日本大好きなので、将来テリーさんのようになれるかどうかは不明です。

アメリカのおばあちゃんの話しになると、年齢というくくりもなく、服装も若々しい、ハイヒールを履いているおばあちゃんなんかざらだし、そういう垣根がないのが日本より快適との事です。日本では社会が年寄りはこうあれという感じがしますね。そして、お年寄り自身も「自分は年だから」と色々な事を諦めている感じ。あと、年寄りだけじゃなく、色々な枠組みを社会が決めていて、そこから外れると良い目で見られないイメージもありますな?

現在は、私がいる所から徒歩圏内の高齢者ホームに住んでいるそうです。是非遊びにきてねと誘ってくださいました。テリーさんは、お琴や俳句、茶道や華道もされる方で、引退した現在も毎日がとても忙しく、とても充実しているそうです。パソコンもiBookとMacBookを所有し、私のiPod Touchを見せたら「便利ね〜、今度買ってみるわ」と頭も柔軟で若い!会話に年寄り特有のあれこれもなくスムーズに会話ができるし、顔やスタイルのみならず、頭も若いテリーさんでした。

そして、シータック空港に到着した私は、いつものように荷物検査に回されました…検査されるのもぅ分ってた!分ってたから今回は対策してた!その話しはまた明日。

15/11/2011

鳩みくじ

20111115-153631.jpg

画像は、鎌倉・鶴岡八幡宮の鳩みくじです。先日、上高地では招き猫みくじをひきましたが、今回は鳩です。しかも、鳩の根付です。小さくてなかなかカワイイです。

くじは吉。微妙~!
内容で気になったのは、交際の項目の「詞数が多いのが禍いしている」…これアリアリかも(´Д` ) すぐ調子に乗って適当な事を言うよ、言う。お口にチャックしないと(;´Д`A

さて、母は昔から「悪いのが出たら嫌だから」と、おみくじをひかない人です。しかし、このカワイイ鳩根付をみてひいてみる気になったようです。そんな母は、いきなり大吉!何だかんだ言って、やっぱり大吉が出ると爽快!根付は緑色でした。

先日、健康診断に行った母は、血圧がかなり高くてショック…と帰宅しました。早速高血圧について検索して対策方法を教えましたが、ショックの割には塩っけの強いものを平気で食べるわ、太りそうな事を平気でしてるわ、全く切羽詰まった様子がないのです。

そんな折ひいたこのおみくじの病気欄には

摂生すれば病易い

…鶴岡八幡宮の神様からも注意されたかーちゃん!(笑) 塩分は摂生しましょう。また、根付の色が緑で可愛くないと言いますが、これはきっと神様が選んだ色ですよ、緑色を見てリラックス効果=血圧を下げる(笑) 私のは画像の黄色です。

そういえば、鶴岡八幡宮にてあの大銀杏の小枝をお守りにしたものがありました。大銀杏の子供達には順調に育ってもらいたいです。