月曜日は戦没者追悼メモリアルデーの祝日でした。最近、マダムは多忙で休日もない状態だったので、休みとはいえまたどこにも出かけないで家で過ごすんだろうなぁと諦めの境地でいた所、朝突然「ポールズボに行こう!」
ポールズボは、ノルウェー系住民が入植して出来た土地で有名です。うん、確かに楽しそう。しかし、待たれよ。さすがにノルウェー系住民もほとんどいないんだろうし、行った所で寂れ果てて何もなく「あぁ〜ぁ〜何もなかったね〜」とUターンして戻る事になったら?
シアトルでは何かと落胆する事が多いので「行かない方がいいんじゃなかろうか」と生返事。←生ける屍というか、なんだかもう色々諦めている人状態です。本当はこんな人間じゃなかったのに!(笑)
しかし、マダムの一押しで出かけてきました。
さて、シアトルからはピアからカーフェリーに乗って出発です。30分位でベインブリッジアイランドに到着し、再び車に乗り込んでポールズボへ。
到着してみると…!!可愛い街並が目に飛び込んできました!メインストリートの商店街はとても短いですが、その短いなかにギュッとポールズボが濃縮されているようです。そして、やっぱり真っ先に目に入ったのはノルウェーの旗。そしてメモリアルデーの為かもちろん星条旗も。
丁度到着した時にはメインストリート裏の公園でメモリアルデーのセレモニーが行われていました。正装した男性が海に向かって銃を撃っている所だけ目撃。
とにかくお腹がすいていたのでレストランを探しました。入ったのはTizley’sというレストラン。北欧系の料理からハンバーガー類、シェパーズパイなどのイギリス料理からサーモン料理が並んでいます。私はその中からチキングーラシュを選びました。(ハンガリーのシチューですな。美味しい!)それがこれです↓凄いボリューム。紫キャベツの酢漬け?が美味しかったです。
そして、このメインストリートに並ぶのは、アンティークショップ、雑貨屋さん、北欧雑貨のお店、パン屋さん、レストラン、アイスクリーム?屋さんなどなど。どのお店も個性豊かな出で立ちで、歩いているだけでも楽しめます。そして、目の前に壁一面巨大ヴァイキングと船が描かれた建物が!その中の一軒、チョコレート屋さんに入って、マダムはリコリスのチョコを購入。大迫力の壁画↓
アンティークショップでは北欧食器があるんじゃないか…と密かに期待して入りましたが残念。全くありませんでした。表へ出るとどこからかバグパイプの音色が。鳥肌。バグパイプの音色を聴くと何故か鳥肌がたって感動に打震える私(笑)音の主を探しに行くと、先ほどのチョコレート屋さんの横でジーンズ姿の男性が演奏していました。
次に入った北欧雑貨のお店では、お店のおばあちゃんが「誰かバグパイプ吹いているのかしら?」と怪訝な顔。どうやらいつも吹いているわけではないらしい。戦没者への追悼で特別演奏だったのかもしれませんな?そのお店で、マダムが「リコリスが入ったチョコはありませんか?」(←リコリスチョコばっかり欲しがりすぎ!笑)ときいてみると「マリーナマーケットに行くとあるかもね?」という事で、マリーナマーケットへ。
チョコレート屋さんの後ろの方にある個人経営のコンビニ規模のお店でした。しかし、個人経営とはいえ、なんだこの充実の品揃え!シアトルで見た事ないのモノがたくさん!しかも、リコリスが怒濤の充実ぶり!!
シアトル近郊でリコリスが好きな方、無駄な動きはやめてポールズボのマリーナマーケットへ直ちに行ってください。直ちに行ってください!(笑)
私も、現在愛用中のXylichewリコリス味ガムのジャータイプを見つけてテンションがさらにアップ。それから食べた事がないポーランド製のヌテラ(!興奮も頂点へ!)、北欧のマジパンチョコ菓子を複数発見。ここの店主の商品展開には目を見張るものがあります。小規模ながら素晴らしいお店です!
というわけで、↑パン屋さんに寄ってパンを買った所で結構良い時間だったので再び船上の人となり、夕方には帰宅しました。フェリーに乗ったせいか、随分遠い所へ行った気分です。しかし、シアトルのダウンタウンからポールズボへは1時間程度(フェリーの待ち時間で増減しますが)で行けたと思います。日帰りで十分楽しめる町でした。
ポールズボの感想:マリーナマーケットに住みたい(笑)