17/12/2011

今年のパネトーネ

なんだか毎年恒例になっていますが、今日はシェフショップにパネトーネを買いに行ってきました。時期的にちょっと遅くなってしまったので、シェフショップのオンラインではSold Outの文字だらけ。

パッケージだけで「お!これ良さそう!」と思った物もSold Outでした…

しかし、マダムが言いました。「前にシェフショップの人が言ってたの忘れた?オンラインで売り切れでも地元民の為にちょっと在庫を残してあるって」

そ、それは本当ですかぃ…
早速電話してみると、その良さそうと思ったものは一つだけ残っていました!

シェフショップは立地的に辺鄙と言えば辺鄙な場所にあるので、普段行くとお店はガラガラだったりします。しかし、今日はさすがにクリスマス前という事で店内は普段の5割増位のお客さんがいました。

早速、パネトーネの試食コーナーで試食しました。ブランドは分からないけど、一番美味しいと思ったものは(多分)いちじくが入ったもの。その年によって焼き加減とかネタの微妙な加減で味が変わるんでしょうか?去年結構美味しかったのが今年はそんな程でもなかったり、パサパサしてたりふわっとしっとりだったり、全然食感が違っていて面白いですな。肝心の私がパッケージだけで選んだ物は、最後の一つなので試食サンプルはありませんでした。

というわけでジャケ買いです。美味しいのかどうか分かりません↓

取りあえず、この30年代頃のヨーロッパのゴミ箱から拾って来たような(古ぼけた感じが漂っている)包装紙と縛っている荒縄というパッケージングに胸がどきどきしました。青とオレンジの色合いも最高だし、このレトロなフォントも独特な趣を醸し出しています。まだ未開封なので中身がどうなっているかは分かりません。

店員の女性が目を輝かせて質問してきました。

「パネトーネのフレンチトーストやった事ある?」

聞いた事あるけどやった事ない!

時間が経過してかさ付いたパネトーネはフレンチトーストにすると凄く美味しいそうです。フレンチトースト、よくよく考えるとあんまり好きではない事に最近気がついた私にでも美味しく食べられるでしょうか(ここで聞いても誰も分からないよ。笑)しかし、彼女の目が輝いていたので相当美味しいのでしょう。もし食べきれなくてかさ付いて来たら挑戦したいと思いました。

あれ、またカーチャンから甘いものネタって言われそう…いや、これパンだから!!パンですよ、パン!ちなみに今日のお昼は唐揚げ食べた(笑)

13/12/2011

カントリーベリーソフトヌガーケーキ

日本からシアトルに戻って以来、ほとんど買い物に行けないでいました。私も忙しくてマダムも忙しい、結局ご飯はどうするかというと、マダムが仕事からの帰宅時にスーパーから電話してきて

必要な物なに?

突然電話がかかってきて適当に「豆腐、きのこ…」等と返答。マダムが適当に見繕って買って来るという感じでした。

そんな状況でしたが、昨晩は久しぶりに買い物に行ってきました。いやぁ〜クリスマスですね!クリスマスのお菓子コーナー等なめ回すようにじっくり見てしまいました。スーパー滞在時間、多分2時間位いたと思う(笑)

今日の画像は、昨日買って来たヌガーです。マダムはヌガーが大好き。以前のブログではヌガー・ド・モンテリマールなんてフランスのヌガーについて書きましたが、実はあれもマダムが食べたい!と買った物でした。しかし、今回は私が買いたい!と言って選んだこのイタリアのヌガー…フリーズドライのベリー類とピスタチオ等のナッツ、そしてベリーの果汁(原材料にはクリームと書いてある)で美味しそう。名前もカントリーベリーのソフトヌガーケーキ。カラバッジョにあるクオランタというブランドのようです。

ヌガーケーキだって!←どうやら円形に作ってカットしたからという形だけのネーミングらしいがよだれ(笑)

そういえば、帰国した際にカーチャンから「あなたのブログは甘いものの事しか書いてなくて、食生活は大丈夫なの!?」と心配されました。一応、今日のお昼は焼きそば食べたけど、特にそれについてはもの申す事ないよね…(´・ω・`)

このヌガー、ホワッとしてます。ヌガーで思い浮かべると、大抵ヘヴィーでくにゃくにゃ、歯が持って行かれそう、そんな感じですが、これは軽いです。口に入れるとくにゃ感はもちろんあるものの、全体的にはしっとりほわわ。ベリーの甘酸っぱさとナッツの香ばしさ、ヌガーの甘さで三位一体。ただ、砂糖が原材料の第一位な位だし、ヌガーだからもちろん甘いですぞ。

その前に、虫歯が出来る事をこの世の何よりも恐れている私にとって、ヌガーは最大の天敵のはずなのですが、これにはひれ伏しました。しかも、こんなにもバリエーションがあります↓トロピカルフルーツとかやけに楽しそうな見た目。他のも食べたくなりますな(涎)

http://ferinagourmetimports.com/id61.html

30/11/2011

インドの紅茶

presidents tea by migi328
presidents tea, a photo by migi328 on Flickr.

父関係の知り合いに、元インド在住のHさんがいます。よく実家ではインド土産としてこのプレジデントティーをしばしば頂いていました。(以前のブログでも書いた事がありますが)

最近日本に帰国したばかりだそうで滞在中に一回お会いするチャンスがあり、インドでの話をあれこれ聞く事ができました。

以前、よくインド食材店へ出かける私にベリーちゃんからリクエストをもらった事があります。「インドの人が日常飲んでいる紅茶の茶葉が売ってたら飲んでみたい」…そこで、確かチャイ用の粒が丸い茶葉を送ったんだと思います。

しかし、普通のインド人が日常でどんな茶葉を飲んでいるかはいまいち分からず。店内にはインド版テトリー等もありますが、テトリーの紅茶だったら日本でも売ってるよね?というワケで、粒の丸いチャイ用茶葉を送った訳です。

この粒の丸い茶葉は自分も飲んでみたけど、古かったのかなんだか、香りも味もさっぱりありませんでした。注:その手の食材店は、一体どれだけその商品が棚にあるんだろう?とはっきり分からないものも混じっています (‘・ω・`)

そこで、Hさんにインドではどんな紅茶が飲まれているのか聞くと

階級によって違いますね〜

そ、そうきたか!階級の事は考えてなかった…。確かにインドの上流階級の人が街でチャイ飲んでいる姿は想像できないや。ちなみに、このプレジデントティーはインド政府が各国政府高官を招いた時のお土産に渡すような紅茶だそうです。粒を丸く加工した茶葉は質の良くない茶葉で、だからこそスパイスや砂糖と一緒にミルクで煮だして飲むんですな。

マダムは南インド料理のクレープ「ドーサ」が好きだと話すと、目がキラキラひかるHさん

日本に帰国した現在も南北含めてインド料理が恋しいそうです。自分でドーサを作ろうと画策したけど上手に焼けなくて諦めたと話すと、あれは自分で作れないとHさんも諦めモード。ドーサは米や豆の粉を発酵させた生地を焼きます。うちではドーサを焼く為にフラットなクレープ用フライパンを二種類も買いました。しかし、なぜか何度挑戦しても生地がボロボロになって失敗。結局諦めましたが、インドに住んでいたHさんも自分では作れないので、次回インドに行くまでのお楽しみにしているとの事でした。

Hさんによると、インドはクセのある人も多いけどなかなか人情に溢れる場所でもあって、インドの生活は大変面白く、機会があればまた住みたいそうです。

08/11/2011

まぐろ頬肉ステーキ

Maguro steak (cheek meat) by migi328
Maguro steak (cheek meat), a photo by migi328 on Flickr.

築地でまぐろ頬肉ステーキ丼を食べましたぞ。

とある丼もの屋さんで、まぐろ丼や色々えび丼、海鮮丼などがある中、唯一異色に見えたこの頬肉ステーキ。太古の昔、火をおこし生肉をあぶって食べた初の人類のような感動が口の中にひろがりました。(本当かぃ)

そもそもまぐろの頬なんて初めて食べたよ…

もぅ、本当に柔らかい!そして、まぐろというよりお肉みたい。一緒にいたカーチャンはまぐろ丼を注文していまして、一枚交換したのですが、さすがに生のまぐろもすごい新鮮で美味しかったです。新鮮じゃなかったら大変だ(笑)

やっぱり日本のごはんは美味しいですな。

30/10/2011

森永のギリシャヨーグルト

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森永のギリシャヨーグルトを買って来ました。向こうでは、ここ数年の間にいろいろな企業がギリシャヨーグルトを出して、随分ギリシャヨーグルトの選択範囲が広がっています。が、それでもやっぱりFageが一番好きです。日本ではやっと森永が出してくれたのですな!いつ出たんだろう?

開封すると、見た目からFageとは違います。こちらはもっともっと滑らかでクリーミーで柔らかい感じ。とにかく口当たりが良かったです。若干の酸味もあるけど、普通のヨーグルトと比べるとマイルドですね。Fageはさらにマイルド、クリームチーズっぽいというかプチダノンっぽいかんじで、まったりもっさりでかなりヘヴィーです。リアルで濃密です。森永のは…そんな濃密じゃないんじゃないかな!?

パッケージによると、ギリシャの食品会社のライセンスを得た上で作っているようなので、これもこれでギリシャの本場の味なのでしょう。Fageの場合は結構しつこいので、毎日食べていると高確率で飽きます。好きだけど。半年食べ続けたら半年は食べたくない気分になります(笑)それでも好きだけど。

森永の方はなめらかクリーミィさが良かったです。なめらかに練って練って練りこんだ風でした。他の会社からもギリシャヨーグルトが出るといいですね。日本でも、輸入食品スーパーでFageを扱っている所もありますが、もっと現実的な値段で入手できるようになると良いとも思います。

15/10/2011

シーズキャンディーズ

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マダムが出張から帰宅しました。

今回はお土産いらないと言ったのですが(なんだか割と諦めモード)、この画像のチョコレートをお土産に持って帰ってきてくれました。

シーズキャンディーズのチョコ

これは…大学生の時に一度だけ食べた事があるけど、激甘で食べるのに苦労した記憶しかない。どうしよう(笑) ちなみに、横浜の元町にシーズキャンディーズがオープンした時は、百戦錬磨の日本でやっていけるのか大丈夫だろうか心配になりました。※現在すでに退店してしまったようです。

しかし、考えてみたら私も来年で在米歴10年と言う大御所?の仲間入りです。大抵の甘いものにも慣れているはず。というわけで、食べてみることに

まずは、無難にアーモンドの入ったもの。うん、これは普通にナッツが入った美味しいチョコですね。チョコは他より甘く感じるけど、アーモンドたっぷりなので相殺されています。というわけで、気を良くした私はもう一粒に手を延ばしました。表面からは中身が全くわからないです。

一口かじると、ヌガーっぽいものが!失敗!

こ、これは強烈に甘い!シーズの本領発揮、来ました!やはり甘いのは種類にもよるようですが、いかんせん即効で虫歯になりそうで恐怖を感じます。二つで今日はカンニンしたろ。ちなみに、シーズキャンディーズはシアトルにも支店がありますが、マダムは、これはちゃんとカリフォルニアで作られたものだからナイスお土産でしょうとご満悦でした。ちょっとひどい事書いちゃったけど、その心には非常に感謝しています、いや、本当に。

10/10/2011

スーのジャケットポテト

先日のリアル・アイダホポテトはこんな事になりました。

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ポテトが崩れて見た感じがぐちゃぐちゃになったのでいろいろ諦めた(´Д` )

さて…

ジャケットポテトというと、大学時代の旅行を思い出します。その日、ロンドンから電車でブライトンを訪れた私たち。到着早々にお腹が空いて何かを食べようと言う事になりましたが、事前調査をしていなかったので、どこで食べようか迷った挙句に友達が通りかかったお店を指しながら言いました。

「このスーの店は?女の人が切り盛りしてるし、同じ女同士いろいろ察してくれるかも!」
「お、おぅ!(女同士…!?と思いつつも彼女の言葉に何か色々説得力を感じた私。笑)」

と言う事で、昔からあるような古ぼけた一軒の小さいお店に入りました。入店すると、店内はテーブルが数台のみで、地元の人が店主スーさんと和気あいあい会話しながら食べています。これは、かえってハードルが高かったような…。そこで頑張って注文したのがチーズとハムのジャケットポテト。ポテトが日本では見た事がない位巨大で思わず笑いました。でも、かなりお腹が空いていたところの救世主。友達と「これ、かなり美味しくない?!」と感激しながら食べました。今でも思い出す味であります。

今回、ジャケットポテトを作るにあたってあのお店はまだあるのか調べてみました。あったよ!まだあった!!スーさんがいなかったら、きっと私たちはブライトンで餓死していたと思います。感謝。(サイトもないような小さいお店でも、現存するかどうか調べられるなんて凄い…)

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ブライトンはQueen’s roadにあるSue’s Snacksです。

07/10/2011

アイダホと言えば?

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昨日、マダムがアイダホを往復してきました。目的は、現在リストア中の車の部品を買うため。ヴィンテージ車なので部品集めにかなり苦労していますが、それでも部品はオリジナルにこだわりたいそうです。そこで、やっと見つけた場所がアイダホのジャンクヤード!

まったく凄い情熱だよぉ

場所はアイダホとワシントンの州境の町です。片道になんと6時間かかっていました。それを日帰りで1人で運転して往復。せっかく他州に行くと言うのでお土産を頼んでみました。

アイダホ…やっぱりじゃがいもしかないよ、これ。というかじゃがいも以外全く思いつかないよ。というわけで「じゃがいも一個」をお願いしてみました。するとマダムが「その近くのワシントン州のワラワラではタマネギが名産だよ」と言うので、できたらワラワラ(笑)のタマネギも一個付けてくれる事になりました(笑)

朝8時に出発して、4時頃アイダホのジャンクヤードから連絡が来て、夜10時近くに帰宅。手には

本当にじゃがいもを持ってました!
(内訳は大きいラッセルポテト2個、ワラワラ(笑)のスウィートオニオン1個、さらにオマケでふじアップル2個)

自分で1個ね、と言ったのが悪いのですが、この個数にも吹きました。律儀というか、本当に1個や2個(笑)でも、これが本当のアイダホポテト(上画像)ですよ!感動。

というわけで、今日はこの大きいラッセルポテトを使ってジャケットポテトを作ろうと思います。

04/10/2011

元祖の味

普段、炭酸飲料はほとんど飲まないのですが、マダムは割と飲みたがり体質です。それも、飲むのは必ずメキシコ産のコカコーラ。何故かと言うとコーンシロップではなくて砂糖を使っているから味が良いとの事です。

コーンシロップが使われていると、体にも悪いが後味も悪くなりますね。砂糖の方が後味は確かに良いです。

もし私がペプシ、コカコーラ、Drペッパーの中から選ぶとしたら、断然Dr.ペッパーであります。子供の頃稀に見かけたDrペッパー、周囲の子供が口々にマズいという中、そんなにマズくない…と密かに思っていた自分を思い出すノスタルジックな代物だからでしょうか!?(笑)

そんな調子で子供の頃何度か飲んだ記憶がありますが、その後Drペッパーと再会したのは渡米後です。久しぶりにDrペッパーを飲んでマダムに言った事があります。

「あれ?なんかチェリーの味しない?」
「えっ、そうだよ(笑)知らなかったの!?」

あの薬品臭い香りはチェリーだったのであるか??
自分の中では大発見でありました(笑)

Drペッパーも、去年か一昨年、オリジナルの味を再現した復刻バージョンが出た事がありました。コーンシロップではなく砂糖を使ったものです。普通バージョンのコーンシロップのものはもう飲みたくなくなる味がしました。そんな事をふと思い出した何日か前、もう復刻バージョンは販売されていないのだろうか?と思いつつ検索してみると、ダブリン・Drペッパーなるサイトへたどり着いたのです。※このダブリンとはテキサス州のダブリンという町ですな。

http://www.dublindrpepper.com/

そこはDr.ペッパーを製造している最古の工場だそうで、今でも砂糖を使ったオリジナルレシピのDr.ペッパーを作っているそうな!しかし、契約の問題で工場の半径40マイル内のお店でしか販売してはいけないらしい…

が、オンラインでは購入可能!
何やら俄然飲みたくなってきました(笑)

というわけで、注文。現在到着待ちであります。

30/09/2011

カップヌードルごはん

cup noodle gohan by migi328
cup noodle gohan, a photo by migi328 on Flickr.

今日の画像は、カップヌードルごはん。

4月にぽこ森ちゃんが持ってきてくれたお土産の一つが、このカップヌードルごはんでした。勿体なくて食べる事ができず今日まで保存してきましたが、賞味期限をチェックすると11月には切れてしまう!それなら今食べるしかないであろう、満を期して賞味。

まず、開封してあの乾燥エビとの再会が嬉しかったです(笑)そして肉は、昔の肉と違う…そうだった、いつか肉が改変になったんでしたな?これは昔の謎の肉の方が好きでした。好きでした、謎の肉。そして、アルファルファ米(素で間違えた。アルファ米だ。笑)は戻った時の再現力がなかなかですね。水が若干少なめになっていたのか、ご飯の歯ごたえが強くて腹持ちが良かったです。

食べ終わった後で検索していたら、ロケットニュースの「カップヌードルご飯でオムライス」の記事を読んで、失敗した〜と思いました。オムライスという手があったか…。何はともあれ、貴重なカップヌードルごはんです。日本のカップヌードルですらこちらに入手できない今、このカップヌードルごはんはさらに貴重な食べ物でありました。

ぽこ森ちゃん、どうもありがとう!