最近、宇津木式で検索して当ブログにお越し頂く方がいる事に気がつき、改めて肌トラブル及び宇津木式についての過去のエントリーを漁ってみたら、にんともかんとも、タグも適当だし時系列もめちゃくちゃになっていたので…自分の為の記録としても時系列を纏めてみようとおもいます。今更ですが、かなりの長文なので興味のある方だけ今日のエントリーは読んでください。
2012年10月後半 乾燥肌をこじらせまくって朽ち果てた木の皮みたいになっている自分の顔に「さすがにこれはないだろ」と改めて思う。取りあえず乾燥に効果ありそうな化粧品類を検索しまくって購入。挙げ句、酷い化粧かぶれをおこす(笑)ワセリンやエジプシャンマジッククリーム、ホホバオイル等でしのいでかぶれを解消しようと画策。シャンプーもかぶれに良くなさそうなのでシャンプーもやめる。頭を洗う時に顔がシャワーのお湯で濡れないようにする。
2012年11月 シャンプーを使うのを止めたら背中のニキビが小さくなっている事に気がつく。頭皮が柔らかくなっている事にも気がつく。かぶれは改善し続けているものの、入浴直後に肌が赤くなって痒みが出るようになる(サッポー美肌塾でマスト細胞による攻撃だと知る)、この頃、ネットでの検索中に「肌の悩みがすべて消えるたった一つの方法」という本の存在を知る。
2012年11月中旬 シアトルの紀伊國屋に行って「肌の悩みが…」を購入。この頃にはかぶれも解消。本の影響でマイクロスコープを購入。その直前に買っていたシュガースクラブを使ったり、ローズウォーターの化粧水等を使ったりしていたので完全宇津木式には移行していないが、ニキビ勃発地帯の顎から角栓ニョキニョキ。
2012年12月前半 シュガースクラブは使っているものの、その他の点ではほぼ宇津木式に移行(散々去年の秋から宇津木式を始めたと書いていたが、手帳を漁ったらこの時期でした!)。シャンプーも使わずにガスールやDr.ブロナー等で髪の毛を洗う。肌はガサガサで角栓だらけ。ちょっと外に出られない感じ。後半頃、毛穴が縮んでいるのに気がつく。肌の色もちょっとマシになってきた感じ。
2013年1月 顎ニキビに長年悩まされていた為か、顎の皮膚が最悪で角栓のニョロニョロが治まる気配がなくて恐怖。口の周囲と、何故か眉毛付近が凄く乾燥。ワセリンを規定量塗っても粉吹き状態。しかし、顎ニキビはできなくなる。毛穴がさらに小さくなった&毛穴のある範囲が狭まった。乾燥しきって肌内部がスカスカだったが、しっかりした肌触りになってきた。また、朝起きた直後に鏡を見ると均一な肌色でソフトフォーカスのように見える事案発生。(起きてしばらくするとそのマジックは消えるが、なんで起きた直後の肌は綺麗に見えるのか!?)まだ顔下半分が粉吹き状態なものの、ワセリンを塗れば見えなくなる状態まで行く。そんな頃、歯医者に行った帰りにマダムからギョッとした顔で「ちょっと!口の周りとか顎とか…粉で真っ白!!」と驚かれる。歯医者さんが私の口内を見る時にラテックスの手袋をはめた手が随分口周囲の肌に当たっていた事を思い出す(笑)
2013年3月 粉吹きはかなり軽減。が、今度はガスールで洗っていた髪の毛が乾燥で静電気バチバチになるようになってしまった!ツゲ櫛でさえ髪の毛が天辺までフワーッと上がってしまう程の静電気である(科学博物館にあちがちな静電気発生銀色ボールを触った時みたいな)。かなり悩んで髪の毛に優しいシャンプーを調べ、結果的にアミノ酸系でSLSや保存料などの入っていないマイルドなシャンプーを探しまくって発見。以降、3日に1回程度の頻度でそのシャンプー、その他の日は湯シャンで問題なし。
2013年4月 肌も落ち着いてきたし、シミが薄くなった。ゆっくりながらも肌が回復してきた感満載なので、「肌の悩み…」に書いてあったビタミンC誘導体のイオン導入なるものをしてみたくなった。丁度1ドル=100円近くなったので、それらのグッズを日本から買う事に。ビタミンCの導入はひと月に1回とする。しかし、ビタミンC誘導体(粉末を精製水等でとかして使用)の濃度が濃かったのか、肌が赤くなる(笑)この頃、ラップパックも時々始める。
2013年5月 薄くなったと思ったシミが、なんだか濃くなって戻ってきた。よくわからん(笑)ホルモンバランスのせいかな?薄くなって喜んでいたのも束の間とはこの事だ(笑)この月は、ビタミンC誘導体の濃度をさらに薄くしてイオン導入してみるが、やっぱり私には合っていないのだろうか?頬の部分部分に角質が溜まって若干のゴワツキ発生。マイクロスコープで見ると、黄色っぽい瘡蓋状になっているのが見えて悶々とする。口の周りがまた粉吹き発生。ビタミンCは乾燥するらしく覚悟はしていたが、やはりイオン導入は時期尚早かもしれん。しかし、肌は赤くはならない。それから、気がついたら目の下のクマが軽減している(生まれ落ちた時からクマ飼育係なので、あくまでも軽減です)
2013年6月現在 濃くなったシミが小さくなってきた。益々よくわからん。しかし、最近ワセリンも必要なくなってきた(この時期なんだから当たり前と思われるかもしれませんが、シアトルのこの時期は雨もほとんど降らないし、年中湿度は低いです)日焼け止めミネラルパウダーも、ワセリンを使わないで素肌に付けてしまっているがワセリンを塗って肌を守ってからパウダーを付けた方が良いのかちょっと迷う。そういえば、洗顔に石鹸を使うとカサカサになってしまうので、宇津木式を始めてからは水洗顔がほとんど。日焼け止めパウダーは水洗顔では落ちないので石鹸を使うが、それでも毎回石鹸洗顔はせず。角質が剥がれる時にそれらも一緒に取れると本に書いてあるので、あまり神経質にパウダーを取ろうとも思ってはいない。それから、睡眠や食事の内容がてきめんに肌に現れる。不摂生はできない(笑)顎にはニキビができなくなったが、食事内容が適当だと口の周囲にニキビが発生。しかし、発生するものの大抵一日で小さくなる。いつ頃からか思い出せないが、肌内部が健康になってきた為か、輪郭がちょっと締まった気がするし、血管が透けて見えていたのがちょっと改善している(子供の頃から血管が見えがちだったのが乾燥してから悪化してた)ワセリンは塗らない方が肌の回復が早まっている感じ。とはいえ、一進一退で、肌特に頬下部の見た目はまだまだ乾燥状態を抜けてはいない。
私感:自分の日常生活の有様を抜きにしても、日本の環境を離れたストレスや天候の違い、紫外線の違い、水の違いなど、日本にいる友達と比べるときっと肌の劣化は早いだろうと何となく思っていました。11年経過して実際に自分でヤバいと焦る程かなりの劣化。乾燥は本当にマズい。母親にも「老けたね、おばさんね」と言われる程に!(酷いよ。笑)去年、焦った頃にはもうすでに年齢+40歳位の肌にはなっていたと思われます(追記: 7月に二日連続でブルーエンジェルスを見に行って、帽子と日焼け止めでも敵わないほどの紫外線に負けてかなり日焼けしました。もしかしたら、その影響もあって皮膚状態がさらに悪化したのかもしれません)。かといって、合う基礎化粧品もなく、また根本的に人種の違いでシステインの量が違うだか肌構造も違うので、基礎化粧品などこちらのものは日本人には刺激が強いという事もどこぞで読みました(色んなブランドを試してオーブリー等は荒れなかったけど、乾燥肌が改善する事もありませんでした。ちなみに、宇津木式を始める前までは数年程グリセリンが入っただけのローズウォーターとホホバオイルやバオバブオイル等のみのスキンケアをしていました)。「肌の悩み…」本を読まなかったら、恐らくこれまで甘んじていたただ肌が荒れないだけの妥協スキンケアを続けていたかと思うし、さらに肌老化が進んでいたかと思います。肌を立て直すのにまだ時間がかかりそうですが、本を読む前と読んだ後では格段に違います。それ以前、所謂普通のスキンケアを一切しないカーチャンから「あんまり顔に付けない方がいいのよ」と言われる度に、そんなんじゃダメだろ!と思っていましたが…どうやらその言葉は間違ってなかったのか?と実感。ちなみに、カーチャンは昔から毛穴は目立つ肌だし今では弛んでいるけど(笑)、未だにシミもなくシワも年齢の割にはない方で、年齢を言うとよく驚かれています。そういえば、以前カーチャンが言ってた事は、子供の頃から甘い物が苦手で食べなかったと。カーチャンの周囲で甘いもの好きな人は年齢以上に老けていると(身近な例で父ヒロシ。笑)…昨今、よく糖化が云々と言われていますがカーチャン自身それを実感として持っている気配。糖分好きな私、オワタ!甘い物も控えなきゃ…(泪目)
検索でここに来られた方、私の場合は本当に乾燥肌が酷く、且つ合う基礎化粧品もなく、本当にこれ意外方法がないという所まで追い込まれていました。皆それぞれ始めるきっかけは違うかもしれないし、その結果も違うかもしれませんが、私の場合は乾燥肌の回復とそれに伴う様々な肌トラブルが解消しつつあるので始めて良かったです。ただ、開始してかなりの期間は肌がカサカサやかさぶた、角栓などが発生しました。人によってその期間は様々だと思いますが、それを乗り越えるのは結構大変でした。(そういえば、眉毛からフケのようなものが出て痒みも発生しました←我慢できる位のもの。薬を塗ったりする事もなく自然にまかせて今はその症状は出ていませんが、半年位眉毛がなんとなく痒かったです)