29/01/2015

マダムの帰国

マダムが月曜日に帰国しました。

何やら深夜飛ぶ便でしかもバンクーバー経由でシアトル到着、そしてそのままの足で仕事に行ったらしく、家に戻って来たのは月曜日の夕方でした。タフだなぁ〜と思いきや風邪ひいていました(笑)

そして、シアトルは気温が17℃前後あって暖かいのですが、しきりに「シアトルは暖かい!!」と連呼。トロントでは、リアルで外にバナナを置いておいたら凍ってハンマーになって椅子が作れる位だと。そして、前日に残したコーヒーを車の中に放置すると、翌日にはそのコーヒーが凍っているなど…いやぁ、本当に寒そうでした。

そして、普段マダムのお土産を「いやげもの、いやげもの」言っている私ですが…今回はなんと〜!キンダーサプライズのお土産が!

アメリカではキンダーサプライズは中のおもちゃの小さなパーツが危険だと言う事で販売禁止になってしばらくします。もう本当に売ってません。5年位前までは日系スーパーだとかヨーロッパ系食材店にあったのですが今はもうないです。さらに最近では海外で買ってきたキンダーサプライズをアメリカ人が「これは販売禁止になったとても危険なチョコ」と言いながらネットで食べる動画?だか画像をアップしているのも見た事があります(笑)

そんなわけで、今回のお土産はキンダーサプライズ。あとは滞在先のイタリア人街の食料品屋で買ってきたイタリアのお菓子とスカモルツァチーズ…ほぼ食品でした。

実は、リクエストしていたものがあって、それはまだマダムが滞在していた時にムネリン(野球選手?本名が分からない。笑)がトロントブルージェイズと再契約というニュースを見て、トロントにも野球チームがあったの?しかも日本人選手がいたの?と言う事で、スタジアムでムネリングッズ買って来てねと連絡しました。ムネリン、ろくに知らない人なのに。しかも野球も関心ないのに(笑)しかし、どうもブルージェイズのサイトを見るとムネリングッズはなさそうだし…と思いきや、いた、あの人が。世界で一番忙しい日本のキャラがブルージェイズのオンラインショップに!

もちろん、その方はキティちゃん(笑)

キティちゃんとブルージェイズのコラボ商品が面白かったので、「スタジアムでキティちゃんグッズ買って来て」と指令。しかし、滞在先から遠いから却下されてしまったのです。おまけに「オンラインショップで買おうと思ったら送料が高すぎてやめた」ちょ…またオンラインショップ(笑)それはもはやお土産にはならないべ…(笑)

というわけで、マダムの長いトロント滞在も終わって無事に帰国しました。

24/01/2015

トロント

現在トロントにいるマダムは、何故か「帰国いつ?」と質問してもその質問にこたえてくれません(笑)

恐らくそれは…去年から過去5回程主張しているトロントですが、行く度に「ちょっと延泊して街並拝見してくるわ〜」と言っては帰国が伸び、「嵐(や雷雨)でフライトがキャンセルになった!」と言っては(この場合は天候現象なので仕方がないが)帰国が伸び…毎回こんな感じなので、私もトロントに出張という言葉を聞くと

あ〜今度は一ヶ月位行くのか?二ヶ月位か?

と、嫌みを言っていたのです(笑)

多分そのせいだ!!(笑)先週話していた時に、「あ〜またあそこの日本料理屋のカレイのから揚げが食べたいな〜。来週の月曜日に行こう!」といきなり言い出したので、恐らく来週の月曜日前には帰国するのかと思われます。でも、絶対フライトがキャンセルになるので期待はしない!いや〜トロントって実際に天気予報を見ていても結構お天気が荒れ模様が多いのですが、それはマダムが行く時だけなのでしょうか?

マダムがトロントに旅立ったその日の現地の天気予報はなんと−17℃。スノーストームが丁度訪れている頃でした。−17℃ってそもそもどんな気温なんです?庭にバナナを一時間程放置するとカチコチになって釘が打てる位になっちゃうとか!?ちょっと調べて来た所、冷凍庫で−18℃だそうです!本当に冷凍庫並みの寒さだった(笑)

しかし、スノーストームが落ち着いたら気温もあがったようで、さらに大量に降る雪も雪国なだけに除雪車が頻繁に除雪して道路事情も良いとの事。シアトルでは一日でもどか雪が降ると車があちこちで衝突事故や転落(一度バスが本当に、しかも高速の上の一般道から高速に転落しそうになって大ニュースになってました)事故になりそうになったり大変です。 そこで、トロントってさぞやシアトルよりも緯度が高い場所なんだろうなぁと思っていたのです。

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そうしたら…トロントはオレゴン州の南位の緯度でした。

ちなみに、シアトルは暖流であるアラスカ湾流のおかげで冬も暖かです。こっちに来た頃、暖流でシアトルは暖かいと聞いていたけど、ずっとメキシコ湾流だと思っていました。でもメキシコ湾流はロンドンとかそっちの方、つまり北大西洋方面に流れてますよね。検索したらシアトル付近を流れるのはアラスカ湾流でした。名前だけ見ると暖流には見えないですな(笑)

今朝のメールでは、昨日スーツケースを買ったと連絡が。ボストンバッグ一つで出かけたのですが、スーツケースを買ったとな??よくよく聞くと、トロントでちょっと名のある音楽プロデューサーの人と出会ってスタジオに遊びに行ってうんちゃらかんちゃら…おーい!仕事ちゃんとしとるんか?(笑)その人から機材を譲り受けて、それを持ち帰るのにスーツケースをお買い求めたそうです。私はまたスーツケースにお土産一杯かと一瞬喜んじゃったよ(笑)

取りあえず、帰国の準備はしているようです。

ちょっと面白いwikipediaのページを見つけました。シアトルは北緯47度ちょっとですが、北緯47度の世界の国一覧です

http://ja.wikipedia.org/wiki/北緯47度線

18/09/2014

久しぶりのブログ

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随分久しぶりの更新となってしまいました。先月は再びマダムがトロントに出張に行っており、お留守番していました。そして、やっと帰国したので「トロントのお土産」ネタ再び(笑)

↑3週間程滞在していたので、週末には一人で割とあちこち行けたそうです。そして、行った先々でフローティングペンを探し、やっと見つけたのがトロント動物園のこのフローティングペン!あったあった、動物園にあった!今は本当にフローティングペンを見つけるのは至難の業なのですな。

パンダ、ペンギン、白くまの三本です。トロントの動物園にもパンダがおり、手のかかった厩舎にお住まいだったそうです。パンダはどこでも人気なんですね。シアトルの動物園にもパンダが来ないかなぁとは夢想してみたものの…シアトルにあるウッドランドパーク動物園はなんとも寂れているというか、魅力的な動物園ではないのですよね…ありゃいつまで経っても来ないわ〜トホホ。

学生時代、学芸員取得の為の講義では動物園に関しても触れていたのですが、その当時は世界でも質の良い?動物園としてサンディエゴ動物園があげられていました。(今はどうなのかな?)一度は行ってみたいサンディエゴ動物園!

マダムが帰国する日は丁度911の前日で、丁度マダムが搭乗した後にオバマがシリア空爆承認なんていうニュースが入った所でした。無事に帰宅するまでハラハラしました。他にもお土産があったので、またアップします!

05/08/2014

モモフクミルクバー

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久しぶりのブログエントリーになってしまいますが…マダムは無事に帰宅し、キャンセルになったフライトの前日に買って来たモモフクミルクバーのお菓子をお土産にしてくれました。↑ 見るからに?日持ちしそうなお菓子だったので良かったです。店内ではこんな感じでパッケージされて棚にクッキー類がこれらが並んでいるそうな。一つはリクエストしたケーキトリュフ、それからクラックパイなるものも買って来てくれていますな。

さて、開封した所↓

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クラックパイは一つしか買って来てくれてないので!マダムと半分にしました。なので細いです(笑)そして、クラックパイとは何ぞやかというと、練乳を固めたようなもの?(笑)購入日から四日程経過し、さらにマダムが深夜の帰宅だった為に一晩冷蔵庫に保存したので、なんだかもうカチカチです。もっとフレッシュなものを食べるとどうだったんだろう?いや、その前に室温にしておけば良かったのかも。味は練乳です。練乳が好きなので好みの味ですが、甘いです。←この感想(笑)

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そして、↑これがケーキトリュフなるもの。ジャーマンチョコレート味。これはチョコレートの含有量が多いブラウニー的なものですな。周りの白いのはココナッツです。これも、購入から四日経過して一晩冷蔵庫コースなので、ちょっと食感がモサモサ。そして…やっぱりこれも甘過ぎ?

つまり、時間が経ちすぎて食感がどうにも。モモフクミルクバーの人がこれを読んだら「フレッシュなものを食べて!!」と言われそうです。私もそう思う。でもな〜食感抜きにしてもクランブル&フレークのブラウニーの方が私の中では「勝ち」かな?モモフクミルクバーさん、かたじけない。

しかし、マダムによると店内で食べたソフトクリームはかなり美味しかったそうです。「どうだった?美味しかった?」と聞いた瞬間、マダムは一瞬ほくそ笑んで、それを私に悟られない様すぐ真顔にした瞬間を見逃さずに悟りました。あぁ、よっぽどうまかったんだな、私に「ズルい!」と言われない様に真顔に戻したなと…(笑)

シアトルに出来たらソフトクリーム食べに行きたいよ〜!

29/07/2014

トロントのモモフクミルクバー

マダムは、先週の金曜日に帰宅する予定でしたが、またもや「『上司が、折角だからトロントの科学博物館を見て来なよ』と行っているから延泊するね(・ω≦) テヘペロ」と、帰国便が日曜日になりました。

そして、日曜日当日

「雷雨でフライトがキャンセルになっちゃった!月曜日はすでに満席で帰るのが火曜日になる!大丈夫!?」

と、連絡が!えぇ〜!お米がもうなくなるよ〜米がないなんて私には死活問題だよ〜←日系スーパーに行かないと買えない代物。 そして、やっと本日、現在まさに機上の人となっているマダムですが、トロントでのバカンス(笑)中、実は私が行って来て欲しい場所があって行ってもらいました。

そこは… モモフクミルクバー。ニューヨークに韓国系アメリカ人のスターシェフが運営しているモモフクというラーメン屋さんがあるそうで、そこのスイーツ版のお店らしいです。 たまたまネットでそこの美味しそうなソフトクリーム画像を見てしまって、検索したらなんと二店舗目がトロントにあると言うではありませんか。ならば、マダムよ、私の屍を乗り越えて行って来るがいい、ソフトクリームを食べて来るがいいと進言。うぅ、私も食べたいよぅ!!(笑)

実際に行ってきたそうです。それがこの画像 WP_20140727_027 クリックで拡大できますが…美味しそう。うん、美味しそう。だけど、なんで肝心のソフトクリームがピンぼけなの(笑)ちなみに、コーヒーとシリアルミルク?を注文したと言っていたような?

そしてさらに見せてくれた画像が店内の様子 WP_20140727_023 クッキーが沢山並んでいるようです。奥には恐らくトートバッグ(お土産にトートバッグをお願いしました)それから、お土産にできるかわからなかったもののストロベリーレモンのトリュフなるものをお願いしたのですが、マダムからの返事は「ジャーマンチョコレートのトリュフを買ったから!」

ちょっ待てよっ!ストロベリーレモンって言ったのに…!それ、自分が食べたいのじゃないか?(笑)ちなみに、モモフクミルクバーはオンラインでも商品を販売しており、どうやら北米大陸だけではなく日本へも(インターナショナルに)配送をしているそうですぞ。ただし、ケーキとパイだけは除く。

http://milkbarstore.com

ちょっと検索した情報ですが、クッキーなども絶品だそうですね。クッキーがあんまり好きではない人でも美味しいと思わせるようなものだそうな。とはいえ、私もクッキーはあんまり興味が無いので、よくわからないけどトリュフ(正確にはcake trufflesとなっています。ケーキトリュフ/英語だとケイクトラッフルズ)なるものをお願いしたのでありました。ストロベリーレモンの…

さらにマダムのトロント画像です WP_20140727_032 えっえっ何これ…。あ!!トロントの街角にはこんな素敵なオブジェがあるんですね!こうですか、わかりません!(汗)いきなりこんな画像を見せられて良くわかりませんでした。マダム撮影のトロントの街並画像はこれ一枚のみで、他にはやはり私が「トロントには日本のケーキ屋さんで修行したパティシエが経営している日本風ケーキのお店があるらしいよ」というネタで訪ねたらしきケーキ屋さん及びマカロンの画像のみでした。

マダムの今回のトロントバカンスのテーマは、どうも「トロントの甘味を訪ねて」だったようです←吹き込んだのは私だ。うっぅう…シアトルではとんと食べられない美味しい甘味、私も食べたかったよぅ(笑)

20/07/2014

マダムのパンツ、全世界を魅了

マダムがまたしてもトロントに行っています。今回は二日前に突然会社から「明後日からトロントに行ってくれ」という緊急事態でした。

前回の帰国便もシカゴ経由という直行便ではありませんでしたが、今回も直行便がなくてバンクーバー経由の早朝の便でした。バンクーバーでのトランジットの間、どうもお土産屋さんに入ったようで、そこからメッセージが来ました。

「エクストラライトのメープルシロップがあった!」

おぉ〜、そりゃ良い!しかもマダムによると、バンクーバーのお土産物屋さんでは、トロントで買ったのと同じグレードのものでも色がゴールデンカラーで、トロントのメープルシロップと全然見た感じが違うという事。カナダ東部と西部ではメープルシロップの質も違うのかなぁ…。また、マダム曰くトロントのお土産物屋さんにはそんなメープルシロップもなかったとも言っていたような?バンクーバーのお土産物屋さんには溢れる程メープルシロップが売っているのに、同じ国内でも事情が変わるのはどこも同じか〜!

さらに、マダムからのメッセージではこんな事も

「空港の荷物検査で、バッグから全部荷物を出されて、むき出しのパンツをカウンターに10分位放置される辱めを受けた!」

…ちょ!(笑)またマダムのパンツが空港で受難の憂き目に合うとは!!

実は、いつぞや…あれは確かマダムがシカゴに行った時だったと思いますが、その時も荷物検査を受けさせられ、バッグの中身を一切合切チェックされ、パンツもご丁寧に一枚一枚チェック。しかもその方法はというと、係官がパンツを一枚一枚高々と掲げ、裏表を入念にチェックしたと…これをタイプしているだけで想像して腹がよじれそうです(笑)

世界中の空港で何故こうもマダムのパンツが大人気なのか!?何故空港係官を魅了してやまないのであろう?(笑)マダムのパンツには魔物が住んでいるに違いありません(笑)マダム、うすら汚れたパンツを持って行けませんな。

22/06/2014

えっ…これエスケセン?

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昨晩というか日付が変わって今日、夜中の2時近くにマダムが帰宅しました。本来なら午後10時位にはシアトルに到着していたのですが、シカゴ経由で乗り換えの際、シカゴで雷雨が発生して三時間程遅延したそうです。遅延したあげく、さらに滑走路でも待機していたそうな。こちらは雷雨と聞いて、ちょっと心配になってフライトトラッカーのサイトを眺めているうちに寝落ち。気がついたら玄関でバタバタ音がするので目が覚めました。

そして!お楽しみのお土産ですが…まず、今回はカナダに行くという事でリクエストしていたものがあります。手長海老ではありません(笑)一つは、エスケセンのフローティングペン。もう一つはエクストラライトのメイプルシロップです。というわけで、本日はフローティングペンのお土産の画像から↑

延泊してやはりトロントのダウンタウンに出たそうです。有名なCNタワーに赴き、そのお土産物屋さんでゲットしたのが上のエスケセンのフローティングペン。同じ図柄ですが、軸の色違い四色も(笑)しかし、わたしゃ袋から出して一目見た瞬間、ペンの中にバブルを発見して内心

え…これエスケセンじゃないじゃん…

と、愕然!!四本全てに同じようにバブルが入っているんです。そのちょっとした私の表情の変化を読み取ったかの様に(笑)マダムが口を開きました。「店内のペン、全部確認してバブルがないの見繕って買ってきたの、本当に!なんでだろう〜飛行機の中の気圧の変化で気泡が入っちゃったのかな?そういう事あるのかな?オカシイネ?フローティングペンに詳しい人に聞いてみないとね、てへぺろ」

え?気圧の変化で?気泡が入る…だと?それならデンマークで製造されてアメリカまで何でペンは運ばれてくるんです?船便なのでしょうか?これ、中○製なんでしょう?(笑)

というか、マダムが弁明しなくても良いです。中○製しかなかったのならしゃーないし、それはマダムのせいではありませんからね。と思いつつ、しかし中○製にしたらボディとかそんな適当な作りではないな…とじっくり眺めたら、頭の部分にMade in Denmarkの文字!まさかのエスケセン製でした!

いやぁ…驚いた。こんなにバブルの入ったものばかりなんて。確かに私が作ったフローティングペン48本入りの箱にも結果的に4本はバブル入りのがあったけれども…。ちょっとガッカリだけど、でもエスケセン製。

それから、ダウンタウン内のお土産物屋さんにも入ってフローティングペンを探してみたそうですが、全て綺麗に中○製。エスケセンは一本もなかったそうです。本当にこのCNタワーのフローティングペンだけエスケセンだったそうな。

ではでは、CNタワーについてのWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/CNタワー

知らなかった。ドバイのブルジュハリファが出来るまで世界で一番高い建築物だったんですね。

ちなみに、トロントはどんな所だったか聞くと、まずイタリア人とギリシャ人が多くてそれぞれ街を形成して住む区域が別れているそうな。つまりイタリア人街やギリシャ人街といった具合です。そして、マダムが大好きなタイ料理屋やインド料理屋はあんまりない、あっても高い←シアトルと比べるとという意味かな?シアトルはタイ料理屋は凄く多いです。インド料理屋さんも多いと思います。また、一軒行ったフィッシュ&チップスのお店は、ちゃんとイギリススタイルのフィッシュフライ(シアトルではパン粉を使ったフライが何気に多い)で、私が世界で一番美味しいと豪語するイギリスはボルトンという街にある小さなフィッシュ&チップスのお店と肩を並べる程に美味しかったそうです。そして、マダムが目を見張った可愛い町民はカナディアンギース(鳥)で、丁度ヒナが出歩いている時期だったそうです。ただし、マダムが近寄ろうとしたら滞在先の会社の人から「荒ぶる母親に殺されたくなかったら目を合わすな!近づくな!知らん顔しろ!!」と指摘されたそうです。マダムはトロントでカナディアンギースに殺される所だったそうです(笑)

21/06/2014

蛇の生殺し

本来なら昨晩戻る予定だったマダムが、トロント観光の為に延泊しています。どうやら出張先はトロント近郊の何もない閑散とした町だったらしく、滞在中トロントのトの字もなかったそうです。そして、どんな所?と聞いてみると「まるでテキサスみたいだよ」…??北方なのにテキサス??理由を聞いてみると「だだっ広くて何もない、山も見えない、ただ平地で周囲にはショッピングセンターが一つ、割と湿度も高くて気温もシアトルより高い」との事。そして、「せっかく来たのだから、トロントを見てから帰る」との事です。

珍しいよ!街を見たいなんて珍しいよ!

ちなみに私がアメリカに来た頃、ヒューストンからシアトルまで車で縦断した事があります。途中、ラスベガスやロスを通ったのですが、マダムが「ダウンタウンなんか見てもしょうがない、ラスベガスも嫌い、ギャンブルイクナイ!イクナイ!」と言い、ラスベガスの端っこの方に位置する…いや、もはやラスベガスだったのかすらわかりませんが、マダム曰く「これが本当のラスベガスだ」と言う崩壊寸前のようなモーテルやカジノ、トレーラーハウスの立ち並ぶうらぶれた道路を通過し、ひたすら私は頭を助手席のシートにもたれながら「理想と現実はこうも違うのか…」と絶望感に浸りました。ロスもロスで、ロスの端っこを通過して北上してシアトルに戻ったわけです。

そんなマダムが、街を見たい!?ヤングでアライブな所に行きたいなんてにわかに信じられません。

さらに、出張先の会社のイタリア系社員さんに「トロントでは手長海老が買えますか?」と聞いたところ「一般的ではないけど、イタリア食材店に行けば冷凍のがあるよ!」との返事だったそうです。ナニソレ凄い!実は、昔のブログに書いたことがありますが、シアトルに来てどうしても手長海老が食べたくなって探し回ったことがあります。が、シアトルの魚屋さんで手長海老と言っても通じず(イタリア語でスキャンピと呼ぶと、アメリカでは「普通のエビ」を使ったシュリンプ・スキャンピという料理を想起され、エビならここにあるよと普通の海老を差し出されます。手長海老は仏語のラングスティーヌやノルウェイジャンロブスターと呼んだ方が通じ?ます)、ようは誰も知らず、またイタリアンレストランに行ってもメニューにないという残念な結果。調べてみると、アメリカではかろうじて?東海岸の方で食べられるような事はわかりました。その時に私が手長海老を連呼していたので、マダムもずっと気になっていたのでしょう。驚いた、マダム、何気に気が利くではないか!!

というわけで、トロントでも手長海老は一般的ではないけど、少なくともイタリア人やポルトガル人は食べるので、それ系の食材店で冷凍が売っていると。色めき立った私は速攻でマダムに返信。「今すぐイタリア食材店に走って!」と指令。

しかし「はぁ?なに?持ち帰れって?冷凍のをシアトルに持ち帰れるわけないじゃない」

…ちょ、待てよ、お土産にするから手長海老が売ってるかどうか聞いたんじゃねぇの?クーラーボックスとかアイスパックとか買っちゃう勢いで手長海老をゲットしに行くつもりじゃなかったの?なんなの?ただ手長海老の有無を聞いただけなの?ナニソレ凄い!!カーチャンはシアトルから日本にダンジネスクラブをお持ち帰りしてるぜよ。兄ちゃんは山口だかどっかに行った時にフグの刺身とかカーチャンが半泣きで捌くのに困る魚介をお土産に持って帰ってきたぜよ、トーチャンはハンガーみたいなタコとかお土産に持って帰ってきたこともあるぜよふじこふじこ!

思わず会話をしていたiPhoneを投げそうになりました。ただ、有無を聞いただけ。それ聞いて私が喜ぶと思ったのかな?トロントでは冷凍の手長海老が買えるんだ!トロントの手長海老ファン良かったね!と言って欲しかったのだろうか、マダムは…(号泣)

うっぅっ…トロントでは手長海老が買えるんだ!トロントの手長海老ファン良かったね!!!!!!!(嗚咽)