25/08/2011

Little Rae’s Bakery

先日、ここに書いたKukuruzaのラズベリーポップコーンは、翌日冷静に食べたら結構甘かったです(笑)さて、今日のうまいもんはLittle Rae’s Bakeryという地元のクッキー屋さんのピーチ&パッションフルーツのスコーンです。

これは、んまいです。何度もリピートして食べているので間違いないです。ちなみに、知り合いのディンテンさんはここのクッキーが大好きで、シアトルで一番美味しいクッキーだと言いますが、クッキーの方は私は分かりません。が、このスコーンは美味しいです。

ただ、名称はスコーンとは言えイギリスのスコーンとは違いますな。柔らかいクッキーとパンの中間のような食感で、ピーチの欠片が所々に入り、アイシングはパッションフルーツで甘酸っぱいのがまた良いです。なので、買う時は満遍なく十分にアイシングが乗っているものを吟味しています。というわけで、ここのスコーンはスコーンでもクロテッドクリームやジャムはいりません。そのままの状態で美味しいです。

http://www.littleraesbakery.com/

19/08/2011

スモーカー

smoker by migi328
smoker, a photo by migi328 on Flickr.

今日の画像はスモーカーです。スモーク調理が出来る調理器具です。

ちょっと前に、バラードでのシーフードフェストについて書きました。そこで食べられるサーモンがうまいうまい!と連呼したかと思います(笑)その後も、マダムと「あのサーモンってスモーク調理らしいけど、どういう風にスモークしてるんだろね。絶対家では食べられないサーモンだよね」等と会話していたのですが、サーモン名人のドンおじちゃんにいともあっさり「家でも簡単にできるよ!スモーカーを使えば。」

…家庭でも簡単にできるスモーカーがあるとな!?アウトドアじゃなくてもOK?

アマゾンで探したら、$30程度で発見。それに、アルダーウッドのチップも一緒に買って、自宅台所でのスモークサーモンに挑戦しました。

トレーの下にアルダーウッドのチップをスプーン一杯程入れます。その上に、塩、こしょう、ディル、パプリカをまぶしたサーモンを乗せたトレーを置いて蓋をする。そして調理スタートです。オーブンではなく、調理台で調理です。

しかし調理前にですね…見てしまったのですよ。パプリカの粉末の向うからウネウネと動く白く細いヤツを!もぉ〜初めて見た!アニサキス。こやつがキモクてキモクて、私以上に生魚慣れしていないマダムに見せてはいけないと思って(もぅサーモン食べるのイヤだと言われるのも悲しい)、孤軍奮闘いたしました。爪楊枝で格闘したけど無理で、頑張ってティッシュでつまんだ。でも、一匹だけじゃないんだろうなぁ(泪目)

スモーキーな香りが漂って美味しかったです。と言いたい所だが、白いヤツが脳裏に蘇って蘇って、心頭滅却しながら頑張って食べました。

smoker

出来上がったサーモンはこんな感じです。これまでキングとソッカイを試しましたぞ。この両者、何気に栄養価が違うんですよね。ソッカイ(日本での紅鮭)の方はビタミンD3が多いようです。

来年はこのスモーカーでコパーリバーサーモン(期間限定鮭。んまいです)を調理してみたいです。ちなみに、サーモン以外ももちろんスモークできます。スモークチーズも作りましたぞ。

14/08/2011

Kukuruza

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今日は、パイクプレースまで出かけて来ました。その途中でポップコーン屋さんを見つけたのです。名前はKukuruza。以前、ナオミさんからシカゴのポップコーン屋さん(garrett popcorn)を教えてもらった事があります。缶に入れて好きな量(?)を買えるらしきポップコーン屋さん。Kukuruzaも、お店の入り口に巨大な缶が陳列していて同じようなお店っぽい。

入店すると、カウンターではキャラメルポップコーンを混ぜている最中でした。横にはフレーバーの見本があり、それがチーズやらケトルコーンといった定番から、バッファローウィングなんて変わり種、レインボーカラーの人工着色料たっぷり風やら塩バター。種類は豊富に揃っています。

私が選んだのは画像のブラックラズベリーとバニラクリーム。取りあえず、一番小さいスモールサイズの袋で試してみる事に。(缶だけでなく袋入りでの販売もありました)

すごく美味しいです。ラズベリーとミルキーなバニラは、見た目よりも甘すぎなくてちょうど良かったです。いや、冷静に食べるとやっぱり結構甘い(笑)コーティングも薄いので、この手のキャラメルコーティングにありがちな歯にニチャニチャくっつくような事もないので食べやすいです。ついつい次に手が出てしまうほど。ポップコーンの膨らみ具合も最高。(翌日談:ガラスの器に入れておいたのを食べたら湿気ってました。湿気ったのはさすがにコーティングがニチャニチャ歯につきますな。あと湿気ると甘さ倍増になる感じ。買った時のチャック付き袋に入れていた方は湿気っていません)

お店は割と暗くてオープンしてるのかしてないのかという感じだし、店内がカウンターと空き缶の並ぶ棚だけなので殺風景で若干入り辛い雰囲気ですが、入ってよかったです。

この手のポップコーン屋さん、アメリカではありがちなのでしょうか?マダムは、昔の上司がよくクリスマスプレゼントとしてクリスマス柄の缶に入ったポップコーンをくれたそうです。KukuruzaのWebサイトによると24.6リットル入り缶が存在し(どれだけ大きいん!?笑)、お値段144ドルでした。

www.kukuruza.com

01/08/2011

デイリークイーン

結局、昨日は社長に土下座をし…違うか(笑)夜になって臭いが完全に取れた頃、ようやく社長から「触っても良いぞ」というお許しが出て安堵しました。た、楽しかったけど、浮気はするもんじゃないですな(笑)

昨日、ダンさんの家に行く途中で給油に立ち寄ったら、その目の前にデイリークイーンがありました。

デイリークイーンと言えば、私にとってはなんといってもソフトクリーム。子供の頃、家族で横浜に遊びに行くと元町の交番の横にあった小さいデイリークイーンでソフトクリームを買ってもらいました。

そのソフトクリームがまた絶妙なサイズ、まるっとしてくるんとしていて、綺麗にムラなくコーティングされたキャラメルの上からパクッとやると、薄くパリパリっとした軽い食感の中からクリーミーなソフトクリームが現れます。

ベリーちゃんに確認したら、もうそのデイリークイーンは10年程前になくなったとの事。(泪目)というわけで、昨日はデイリークイーンの看板を見て大興奮。アメリカのデイリークイーンのソフトクリームもほぼ9年ぶり。日本のよりもサイズは大きいし、コーティングにキャラメルはなく、チョコレートのみ。

元町で食べた記憶の中のソフトクリームと比べると、随分不格好です。チョコの天辺から食べてみました所…コーティングが分厚い事が判明。一噛みすると、その分厚さゆえかチョコがまっぷたつに分かれ、内部のソフトクリームはすでにとけはじめてダラダラ流れてくるわ、二つにわかれちゃったからチョコが落ちないように食べなきゃならんわ…

気がついたら車のシートやらあちこちにソフトクリームが垂れて大惨事…

しかしながら、中のソフトクリーム自体は好みの味でした。もし今度デイリークイーンを見つけたらコーティングなしで注文すると思います。しかし、ちょっと遠出しないとデイリークイーンがないのが難点です。

25/07/2011

例のショートブレッド

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先日、久しぶりにショートブレッド・ハウス・オブ・エジンバラのショートブレッドを見つけました。

何年か前までシアトルではシェフショップというお店で取り扱っていたのですが、お店の人曰く「途中でレシピが変更になって味が変わったから」と取り扱いが中止になり、当地では入手ができない状態でした。

レシピが変わって確かに以前のものよりさっぱりした味になっています。当時、お店の人からは「材料がバターからマーガリンに変わった」と聞いた気がしますが、原材料の欄はバターのままなのできっとバターの量が減ったのだと思われます。特に、これはオレンジなので余計さっぱりしている感じですが、食べた時のざっくり食感は健在。何だろう!?このざっくり感はどうやって出すんだ?粉が違うのだろうか?練り?自分で作ってもこんなざっくり感出せないよ。

初めてマダムにここのショートブレッドを食べさせた時は「これはうまい!でも一つですごい太りそう!カロリー相当高いでしょう!?」と言われてしまうほどでしたが、今のレシピだとそこまで濃厚な味ではありません。これを書いていたらまた食べたくなってきましたぞ。

15/07/2011

Bite of Seattle 2011

今日は、午後早くにマダムが帰宅するなり「Bite of Seattleは今日からだから、行くんだったら今行こう!」

というわけで、行って来ました。が!丁度その一時間前にお昼を食べたばかりだったのです。Bite of Seattleはシアトル近辺のレストランが屋台を出すイベントで、とにかく食べまくるのがテーマです。これはふいに食べてしまったお昼を消化しなければと、徒歩でスペースニードルまで行く事を提案。

そして、スペースニードルの会場に到着して両足に違和感。こ、これは足がつりそうです。危機的状況なので騙し騙し歩いてお目当ての屋台を探しました。去年来た時、アイリッシュ・パブで食べた何かがとても美味しかったんです。今年もそれが食べたいと思って探すけど、去年の場所にありません。

Bite of Seattle

取りあえず、喉が渇いたのでマンゴー・レモネード。

そして、去年食べたかったけど食べられなかったアイスクリームの屋台へ。ソルテッド・キャラメル・カシュー・サンデーを注文。最高!でもアイスクリームというよりソフトクリーム?違った!横断幕を良く見たら「フローズン・カスタード」でした!キャラメルとカシューのコンビネーションも絶妙です。これはまた食べたいリスト入りです。去年は忘れたけど、今日はお店の名前を覚えて来ました。Peaksというお店でした。

Bite of Seattle

しかし…そこでとうとう両足の指が若干つって来ました。危機的状況がレベルアップです(笑)マダムは全く気がついていないので颯爽と歩いて行ってしまいます。やっと足がつったと伝えると広場に座らせられ、マダムが一人で何かを買いに行きました。買って来たのは、揚げたマカロニチーズです。これも去年食べて美味しかったのを思い出しました。

その時、写真には撮れませんでしたが、なんと!!ポテコ(社長が愛するセントバーナードの形のスリッパ)と同じものを「片方だけ」履いている黒人女性が…!しかも外出で何度も履いているようで、すごく薄汚れていました。室内履きであろうに。しかし、社長がもしここにいたらその女性の足元にすっ飛んで行った事は間違いありません。スリッパは撮れなかったけど…謎のおじさん。突然踊り出してビックリしました。

Bite of Seattle

さて、会場を適当に一周して探しましたが、アイリッシュ・パブの屋台はやっぱりありませんでした。ガッカリ。帰り際、去年と同じくマイティー・オーのちびドーナツを買い、太陽が出て来た事、私の足が危機を脱していない事で不本意ながら我われの意見が一致してしまい、早々に帰宅する事に…(泪目)せっかくのBite of Seattleなのに、帰宅後お腹がすいていました。

所で足の指がつったのは歩き過ぎかと思いましたが、運動不足以外にミネラル不足でもつるんですね。帰宅してからミネラルウォーター飲んだ(笑)

09/07/2011

シーフードフェスト

Ballard Seafood Fest 2011 by migi328
Ballard Seafood Fest 2011, a photo by migi328 on Flickr.

今年もこの時期がやって参りました。バラードで開催のシーフードフェストです。そして、朝から雲一つない程の晴天。参った!晴天だとマダムが外出したがらないんです。なぜなら、紫外線を浴びるとそばかす?が二倍、三倍の濃さになるから。

男でもものすごく気にするものなんですね。朝から仏頂面で大変でしたよ。日焼け止めクリームを手渡すとお玉一杯分位出されちゃって、それを「ぶぅ」とした全く可愛げのない仏頂面にベタ塗りでしたよ…!

しかし、こんな仏頂面されても引き連れて行くにはわけがあります。ここで食べられるサーモン、美味しすぎ!毎年毎年書いているので聞き飽きた方が多いと思いますが…本当に美味しいんですよ。調理方法はスモークなのでほんのりスモーキーな木の香りが漂ってサーモンはふわふわ。そして、このコールスローもアイヴァースと比べていいのか分からないけど、アイヴァースより美味しい(笑)

マダムも「あのサーモンは本当に美味しい!行くかいがある!」と、朝の仏頂面を忘れたかのようにごっきげん。が、帰宅もものすっごい早いです。フェスの滞在時間たった1時間半程度。もうちょっと楽しみたかったですなぁ。しかし、帰りにマダムが「ほら、また肌が汚くなった」と言いながら腕を見せるので見てみると、本当にピクセル人間みたいになっていました…orz

07/07/2011

Bosco chocolate

Bosco chocolate by migi328
Bosco chocolate, a photo by migi328 on Flickr.

随分レトロでかわいいデザインのチョコレートがあるなぁと、思わず手に取ったBoscoというチョコレートです。

アメリカのブランドで、本来はチョコレート・シロップを製造していた会社のようですが去年からどうやら板チョコ界にも進出したとの事です。

味の方は…アメリカのチョコの味。ハーシーズ系の臭い味というのか、なんだろう?臭いミルクというか、とにかく昔ながらのアメリカのチョコの味(笑)がしました。

ヒッチコックの「サイコ」では、風呂場シーンの血のりとしてこのBoscoのチョコレート・シロップが使われたそうです。というのも、当時の白黒フィルムで最も本物っぽい血に見えたのが、チョコレート・シロップだったからとか。

03/07/2011

FIATのチョコ

FIAT chocolate by migi328
FIAT chocolate, a photo by migi328 on Flickr.

今日は久しぶりにダウンタウンまで散歩をしてきました。ダウンタウンはやたらと観光客だらけで、もう観光客でシアトルが賑わう季節か?と思っていたら、どうもライオンズ・クラブの全国大会がシアトルで開催中だそうです。…とはいえ、ライオンズ・クラブの人々がシアトルに集合してダウンタウンが混雑って、一体どれだけの会員が来訪しているんだ?という話しでもありますな。やはり一般観光客も多かったという事でしょうか。

その前に、今日までライオンズ・クラブはライオンズ・マンションのオーナーが活動する組織かと思っていた私…

今日は、イタリアの食材店でイタリアのチョコを買って来ました。ほぼカファレルのものですが、かわいいパッケージのミルクチョコレート味レオーネも発見。そして、FIAT(あの車)のロゴに包まれたチョコレートも。

なぜFIATのロゴが付いているかというと…

FIATタイプ4を販売する時の宣伝として作られたチョコだったようですね。キューブ状の小さくてかわいいチョコレートです。ヘーゼルナッツ、ダーク、コーヒーの3種類がありました。マダムが食べた所、滑らかな口溶けでとっても美味しかったそうです。

イタリアのチョコはパッケージからして目の保養になりますなぁ。

28/06/2011

ザ・エルビス

高校時代、クラスの友達から

「エルビスはあんドーナツを食べ過ぎて死んだ」

と、聞きました。アメリカに「あん」はあるのか!?と思いつつも、それを信じて他の人によく吹聴していたものです(笑)しかしつい先日、マダムからエルビスの好物が「ピーナツバターとバナナのサンドウィッチ、エルビス・サンドだった」と聞いて衝撃をうけました。

アメリカ人ってどうしてこんなにピーナツバターが好きなんでしょう?スーパーに行くとあらゆる種類のピーナツバターがあって壮観です。私もたまに買って食べていましたが、日本でアフラトキシン米が報道された頃に調べたら、アメリカではピーナツバターがアフラトキシンで危険というのを読んで、それ以来あまり買わなくなったのですな。

しかし、エルビスの好物サンドウィッチを作ってみたくて最近ちょっとピーナツバターを買うように。ついでに前から気になっていたピーナツバター・マシーンを試してみました。


どこのスーパーにもあるこのマシーン、初体験。しかし、この手の機械は衛生上問題ないのだろうか?こってりしたものが出てくるし、掃除も大変そう。


カップのサイズは大小ありまして、小カップににゅるにゅると出してみた感じです。粒つぶがあっという間にこんなペースト状になるとは。

そして、食べてみた。

このマシーンのピーナツバターの食感は非常にむっちぃです!(笑)口内でむちむちねちねちしてしまって瓶詰めのピーナツバターとは違っていました。そして粒感はかなり残っています。マダムは「混ぜ物なしだし、フレッシュで美味しかったね」と言ってました。

所で、私のはただのピーナツバターとバナナ乗せになっていますが、実際のエルビス・サンドのレシピを漁ると…パンにピーナツバターを塗り、スライス・バナナを乗せ、カリカリベーコンを乗せ、パンでサンド。今度はそのパンの外側にバタを塗り塗りしてフライパンで両面が黄金色になるまで焼く。

ベーコンとバナナとピーナツバターのハーモニーですよ。非常に高カロリーそうですが、そこがまたすごくアメリカっぽい。


↑このお方、あんドーナツは食べていなかった…!この動画、最後まで観たらエルビスに惚れた。。最後のアクションが素敵すぎて思わず何度もリピート(笑)

※エルビスとドーナツの関係はどうなんだ?と、Elvis Donutsで検索したらエルビス・サンドのドーナツ版がたくさん出てきた!さらに高カロリーそうな代物で椅子から転げ落ちました。(ただ、これはエルビス死後の創作ドーナツでしょうか?)さらに調べると、エルビスはやはりドーナツも好きだったようで、中でもジェリー・ドーナツが好きだったようです。…外見はあんドーナツに似ている…!(笑)