22/09/2013

ワゴンウィールズ

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 今日、ウチからちょっと離れたスーパーに買い物に行ったら、ウチの近所のスーパーでうさぎ談義した店員さんが買い物している姿を目撃。そして、店内を歩いて再び彼女を目撃した所はケーキコーナー。ケーキコーナーのおじちゃんと会話しているのがちらっと聞こえてきたら

「自分の働いてるスーパーで買い物してると、お客さんから『あ!あなたココで働いてる人よね』だとか色々声をかけられて面倒なのよねぇ」

…!私、声かけそうになったよ、うさぎ元気ですか?って。声をかけなくて良かったよ(笑)

そして、その時に見つけたのがイギリスの食材コーナーでの今日の画像のお菓子ワゴンウィールズ。どう見ても日本のエンゼルパイ、アメリカのムーンパイ系のマシュマロサンドのお菓子です。マシュマロサンドオタク?として、これは買わなければならないという不可思議な使命感に燃えて入手してきました。

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このマシュマロサンドの名前、ワゴンウィールズ…ワゴンの車輪は一体どこを走っていると想定しての事なんだろうか、パッケージには唐突にも落石注意の道路標識が紛れ込んでいるので、かなり危険な山道を走っているという設定なのでありましょう。

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開封したら、既に落石によってコーティングにヒビが入っていました(笑)

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半分に割ってみると…あれ?ビスケットが柔らかくない。ザックリ割れましたぞ?これは新しいですね。食感は、まさにイギリスのビスケット。ザックザクという歯ごたえ。イギリスのキャドバリーやマクビティ等のビスケットの独特な粉感や歯ごたえを思い起こさせます。私はやっぱりエンゼルパイ的な柔らかさはあって欲しいと思いつつ、でもアメリカのマシュマロサンドのような塩気の効いた感じもなく、また大きさもアメリカのものに比べると小ぢんまりしている所は良かったです。イギリスではこのパッケージ6個入りで1ポンドのようだし、安い!

http://www.burtonsbiscuits.com/our-brands/wagon-wheels/

ワゴンウィールの会社はキャドバリーブランドも持つ会社なんですね。そして、そのページによるとワゴンウィールズが生まれたのは1948年の西部劇が流行っていた頃で、それでワゴンウィールズというネーミングがついたみたいですね。というわけで、今回はイギリスのマシュマロサンドのお菓子でした。

28/04/2013

エンゼルパイvsムーンパイ

※このエントリーは誤って消してしまったのですが、記憶をたよりに再び書きました。もし読んだ方がいましたら、最初と若干文面が違うと思います(汗)

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母から荷物が届いた中に、私の大好きないちご味のエンゼルパイが入っていました。母曰く、最近ではこのエンゼルパイを見つけるのは至難の業で、これもやっと見つけたとの事。こちらの日系スーパーでは全く見かけませんし、貴重なるエンゼルパイです。

また、丁度タイミング良く、マダムが「ムーンパイを見つけたよ」と買ってきたので、食べ比べてみる事にしました。

ムーンパイ、このマシュマロが入ったお菓子の元祖のようです。Since 1917(1917年から作られている)という事で、意外にも古いお菓子だったんですね。ちなみに、プライスタグついたままで失礼しました。タグによれば、これ一つで89セント。

まず、開封したのはムーンパイ。割と雑な…大雑把な…おおらかな!チョコのコーティングです。そして、私からすると、もぅこのツヤのないもっさりした感じに見えるチョコがとってもアメリカンな風貌。

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割ってみました。パッケージにダブルデッカーと書いてある通り、二層構造になっています。大きさも厚さも、かなりボリューミィな仕上がり。早速食べてみると、前回食べたマシュマロパイと違って塩分は感じません。が、凄く小麦粉の味というか…なんというかお菓子というよりもパンっぽいような。ビスケット部分が多いからかな〜。菓子パン的な感じ。一口二口はそんなに甘さを感じなかったのですが、この半分を食べ終わる事はやっぱり「お口の中、あまっ!」な状態でした。

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さて、こちら、我らがエンゼルパイ。このチョコの色つや!(ん?あんまりツヤツヤ見えない写り方ですね。笑)ムーンパイと比べるとかなり小さいです。

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カットしてみると、思ったよりもビスケット部分は薄いですね。でも、食べるとムーンパイ的なパンっぽさは全く感じないし、これはやっぱりお菓子。マシュマロとチョコとビスケットの三つがかなり絶妙なバランスで、食べた時に三位一体の美味しさが広がる(笑)やっぱり子供の頃から食べ慣れた味という事で、評価は上がっちゃうのかなぁ。やっぱりんまい!

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カットした後で気がつきました。二つを同時に撮ってない事に!見た目がかなり違います↓

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贔屓目はおおいにありますが、やはり私としてはエンゼルパイに軍パイ(笑)

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さて、ムーンパイのパッケージ裏にはZero Trans Fatの文字。今は多くの食品にトランス脂肪酸不使用の文字が踊っています。最近ではマーガリン類もトランス脂肪酸のないものばかりのようです。しかし、ムーンパイの甘味料はコーンシロップ。コーンシロップはコーンシロップで、高果糖で体によくないと避ける人が多い原料の一つですな。

というわけで、東のエンゼルパイと西の…元祖のムーンパイの比較?でした。

10/02/2013

マシュマロパイ

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先日、マダムが帰宅途中で見つけた!と、買ってきてくれました。例のマシュマロパイ。

これです、これです↑
見た感じ、光沢のないエンゼルパイ。でも縁取りの波なみはエンゼルパイ。同じくマシュマロのサンドされたムーンパイなるものもありますが、食べたのがずいぶん前なのでディテールは忘れてしまいました。

さてこれ、味の方はどうでしょうか。一口食べてまず感じた事は…塩味が効いてる。

そういや、こっちの甘いものってたまに塩味をすごく感じるものがあります。物凄く甘くて、塩気のある感じ。このマシュマロパイもやっぱり甘じょっぱいです。

そして、柔らかクッキーの部分はかなり素朴。食感が素朴。若干ボソボソ気味で素朴。悪くいえば洗練されてない、良く言えばエンゼルパイの曾祖父さん的食感?

ムーンパイも、多分このマシュマロパイと同じ感じだったかと思います。どうやら、ものとしてはムーンパイが一番有名で、このマシュマロパイはムーンパイもどき、という位置づけのよう。さらにもどき的なものにスクーターパイなるものもあるそうです。

ムーンパイのwikipediaの記述によると、ムーンパイが産声をあげたのは世界大恐慌の頃だそうな。日本のエンゼルパイは1958年生まれらしいので、もしかしたらムーンパイを原型に作られたのかも?

※とある大学の入試で、回答が「世界大恐慌」の問題がありました。私は自信満々で「世界大恐怖」と書きました。一寸の疑いも持たず。帰宅する途中で我が愚かな回答に気がつきましたが、もはやどうする事もできませんでした。いや〜こんな事って本当にあるんですね。