16/01/2014

ドンおじさん

マダムがボランティアに行っている通信関係の博物館があります。その博物館は運営を募金で賄われていて、スタッフはほぼアメリカの大手通信会社勤務経験のある退職者のおじちゃん、おじいちゃん達。そして、まだ若いマダムは、その中でも未来ある若者(もう若くないが。笑)としてかなり重宝されています。

その博物館の館長的役割をするおじさんは、やはり大手通信会社に長年勤めていたドンさん。一見厳しそうな顔をしているけど、目の奥が温かいとても優しいおじさん。私は三回程しか会った事がなかったし、自分の父親に近い年齢の男性でしかもアメリカ人、何を話せば良いんだろう?と、ただニコニコする他ない私に、まるで自分の娘を見るかのように優しいまなざしでいつも微笑んでくれました。

ドンさんは、心臓病で何年か前に手術をしました。手術は成功し、しばらく食事療法などをした後、すっかり元気になって過ごしていましたが、去年の秋頃、今度は耳の付近にメラノーマが出来てその手術を受けたそうです。そして、先週の火曜日、マダムが聞いた事は、今度はお腹に腫瘍が出来て摘出手術をしなければいけないとの事。ドンさんは元々寡黙な人で、自分語りをしない、苦手とする人だそうで、腫瘍の詳細についてもマダムは良く聞けなかったそうです。

そして昨日、その腫瘍摘出手術がありました。ドンさんも詳しく語らず、またマダムも話べた(主語のない典型的おばちゃん的な話し方をするので、いつもマダムの話はよく分からないです)なので、こっちからあれこれ質問してみると、「腎臓を片方摘出しないといけないみたいだよ」と。私がマダムから聞いた話で想像したのは、お腹の中の脂肪の中に腫瘍が出来て、それを取り除く。キャンサーじゃなくてチューマーと称していたので腫瘍、良性か悪性かは分からないという事で、お腹の脂肪にも腫瘍って出来るんだ?悪性のガンでなかったら摘出すれば大丈夫なんだよね?そんな大変な手術じゃないんでしょう?と、気軽に考えていました。でも腎臓摘出って何?一体なんだろう??それから入院日数は10日程とも聞いていました。

しかし、今朝、博物館の別のおじさんから連絡があってドンおじさんの術後の容態が悪いと。それからお昼頃、マダムに別件で連絡すると、結局ドンおじさんは助からなかったと…。今週の火曜日、マダムはいつものように博物館へ行って、ドンおじさんと会って色々話して、その時のドンおじさんは翌日に控えた手術で緊張しているようだったけどいつものおじさんで、でも、手術した翌日にこんな突然亡くなるなんて恐らく誰にも想像できなかったと思います。アメリカで私が会った事のある人の初めての死です。しかも、私は上記のように軽く考えていたので、余計あの優しいドンおじさんを思い出すと目からしょっぱい汁が溢れ出てきます。

博物館のおじさん、おじいちゃん達は悲嘆にくれています。それと同時に今後の博物館についても考えないといけないようです。ドンおじさんがいるから博物館がちゃんと回っていたようなものだったので、これからどうなるか分からないものの、取りあえずはマダムが頑張らないといけないようです。マダムは昨晩夢を見たそうです。ドンおじさんが出て来て、でも何故か若い声で「博物館に沢山人が来るようにしてくれ」と、言われたそうです。

ドンおじさん、まだ死ぬには若すぎです。しかも博物館の後継者の一人としてまだマダムは一人前ではないし、まだまだ教わる事も沢山あったはず!なのになのに…。でも、晩年は病気が度重なって辛い事も多かったと思います。今は肉体的苦痛から解放されて安らかにしているかと思うと、ドンおじさんにキツい事も言えないですね…。ドンおじさん、どうか安らかに。

15/01/2014

社長のおなか

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クリスマスツリーがなくなって、しばらくはどこに行こうかとウロウロしていた社長くん、最近は寝室に行ったり、新しいダンボールハウスの「後ろ」で寝たりと、一応昼寝の場所は見つけているようです(笑)

社長の体調ですが、一昨年から去年の初夏までは換毛の度にうっ滞を起こし、獣医さんに救急搬送。換毛が始まる度に毎回ハラハラで、丁度私がなんらかの状態で気を抜いた時に社長が「う…痛い」と始まるのです。しかし、丸一年、年四回の換毛の度にお腹を痛くするので、去年の秋からは傾向と対策を練って、朝一番社長が元気な時に思いっきりポテコ、ペテコを使って走らせる、ブラッシングは念入りに朝晩やる(それで去年の秋にブラシをいくつか新調し、逃げないようにリラックス時を狙ってブラシ)、毛が多く抜けている時は一番牧草を無理矢理でも食べさせる…で、去年の秋はやっと獣医さんに行かなくてすみました。しかし、度重なるうっ滞を起こされた為、社長の体調が良くても外出するのが不安なほどです。というか私の目の届かない所にいると不安になるという(←そういう時にうっ滞を起こされたから。笑)

そして、11月頃、普段メインで食べさせている二番刈りの牧草が届いてみると、それまでと違ってまるで牧草がティッシュのよう!柔らかすぎて繊維もへったくれもない牧草です。そして、案の定社長の●は半分位のサイズに。一番を食べさせるのはかなり指南の技で、本人も自覚があるのか「お腹やベー」という時にしか口にしてくれません。なので、二番を目一杯食べさせる方向でいくことにしました。しかし、それとともに体調の変化も。

今度は、なんだか定期的に軟便するようになったよ…

社長の軟便は、盲腸糞が柔らかくなって臭みが強いものです。それが一週間か二週間に一回、時間的にはお昼頃(社長の盲腸糞タイム)お尻に一つの大きい塊になった盲腸糞がくっついて出るように。しかし、夕方になるとちゃんとコロコロの●をするのです。柔らかい盲腸糞については色々検索しました。しかし、「うさぎが柔らかいう●ちをしている!」の質問では必ず「それは盲腸糞といって軟便ではありません!」という回答が付いている事が多々あり。

違うんだよなぁ…。盲腸糞がべちょべちょになってたり、ペースト状に一つの塊になってるんだよなぁとさらに検索すると、やっとその盲腸糞についての原因が書いてある所を発見。

合わない抗生物質を投与している
炭水化物の過剰摂取
粗繊維が少ない食餌をしている

また、その他の原因で盲腸の細菌バランスが崩れてしまっているという事らしい。社長には抗生物質は投与していないので、炭水化物の過剰摂取と粗繊維が少ない食餌が社長に当てはまります。そして、やわらか盲腸糞が始まったのは柔らかい二番刈りを食べ始めてから(その後、新たに二番刈りは買いましたが、今食べているのもそれ以前のものと比べると質の良い状態ではありません。二番刈りと言っても明らかに柔らかすぎるもの)また、ペレットの方は、社長にはAPDのティミーラビットというティモシーベースのペレットを与えていますが、このペレットに時々とうもろこしの欠片が入っている事があるのです。オックスボウのペレットにもとうもろこしが紛れ込んでいて、以前オックスボウに問い合わせたところ「他の動物のペレットも製造しているので、洗浄しても機械内に材料が残ってしまう場合もある、確かにとうもろこしを含むペレットも作っているので、どうしても紛れ込んでしまう」という回答を得ました。とうもろこしがちびっと入っている程度で炭水化物の過剰摂取と言えるか分かりませんが…社長も年ですし、ペレットの分量(ちょっとずつ少なくはしていたものの…)の見直しもした方が良いのかもしれません。また、軟便トラブルをもつうさぎさん向けにピュリナのファイバー3というペレットが良い事も読んだので、ちょっとそれを試してみようと思っています。

とはいえ、柔らかい盲腸糞をする以外は、朝になると未だにビンキーダッシュ(←とは言え、さすがに若い頃と違って派手にジャンプはできない。笑)をしていますし、元気に過ごしています。

13/01/2014

ワシントン州のお土産

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ヒマラヤにイエティがいれば、ロッキー山脈にはビッグフットがいる!と言うわけで、ワシントン州のお土産には↑こんなものや↓こんなものがあります(笑)

ビッグフットグッズ!

画像はショットグラスとビッグフットの置物。棚にズラーと並んだこれらを見て、思わず吹き出しました。特に、この置物…

顔が一体一体違う!!(笑)

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やけに目力のあるビッグフット、やけに影が薄そうなビッグフット、何か思惑でもありそうなビッグフット…

この手のものを見ると必ず思うのが、中国(?)で彩色をしているおばさんの気持ち。どんな事を思いながら彩色してくれているんだろう。「この猿人はなんだろね〜」やら「こんな置物買う人いるのかしらね〜」やら想像しながら彩色しているかと思うと微笑んでしまいます。

10/01/2014

ゴミ収集車のおじさん、遁走

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マダムがお休みで、ランチを食べに外に出た時の事です。出かけにゴミを捨てていると、丁度ゴミ収集車が来ている所でした。ウチの建物は完全に建物の内部にゴミ捨て場があります。以前、住んでいた所では外(敷地内だけど建物外)にゴミ捨て場があり、ちょっとした簡単な誰でもアクセスできるドアがついたものでした。そんなわけでここに引っ越して来た時、ゴミ収集車は一体どうやってこの鍵のついた建物内のゴミを収集しているんだろう〜?とはボケーッと考えた事はありますが、考えただけで終了。

ランチを食べて買い物をして帰宅すると、裏出口(ゴミ捨て場の近く)の鍵穴がこんな有様に!!↑ なんやら知らんけど鍵の束がついちゃってるよ(笑)一体どうしたの、これ!

すると、マダムが「あぁ〜、これ鍵が抜けなくなったんだな…ゴミ収集車のおじさん、鍵が抜けなくてそのまま放置して行ったんだろう」

え!?ちょ!!自分が住んでないからって放置するなよ〜!(笑)

ちなみに、このドアは私も鍵が抜けなくなって困りに困って仕事中のマダムに電話して一時帰宅して鍵を抜いてもらった過去のある鍵穴です。この鍵穴、それ以降大丈夫だったんだけどまたダメになっちゃったんですね。なんという鍵穴だ…

私とマダムは大慌てで帰宅して鍵穴用のオイルみたいなものを持って再び↑のドアに戻りました。何度かスプレーしてやっと抜けましたが、抜けたもののこの鍵の束どうするよ(笑)見る限り、この辺一帯のアパートやらコンドミニアムの鍵だよ!私たちが出る時にゴミ収集車を見かけたので、約2時間程鍵束が鍵穴に放置されていた事になります。その間、悪い人が鍵を力ずくで抜き取ってコピーする事も可能じゃないか〜危険きわまりない。

抜き取った鍵束は建物内に一旦隠し、ウチの建物の管理の人に連絡を入れておきました。しかし、ゴミ収集車のおじさん、こんな鍵束を持ち歩いてたんですね。セキュリティ的にどうなんだろうか?こんな無責任な人に扱われてるなんて不安すぎる。しかも、ウチの所で放置して遁走したって事は、残りの建物のゴミは収集もできてないんでないかい?(笑)マダムにそんな疑問をぶつけると

「もうさっさと帰宅したでしょう〜」

色々と凄いよ、アメリカ!!(笑)

09/01/2014

これがうまい

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先日、ドラッグストアに行ったら、こんなものを発見してしまったんです↑ ヴェルタースオリジナルのポップコーン。ヴェルタースのポップコーンだよ、ポップコーン!ワクワクドキドキしながら買ってきました。ちなみに、普段は虫歯が怖いので長時間口の中に滞在する飴はひかえています。なので、ヴェルタースも昔一回、二回食べた程度。しかし、ポップコーンだよ、これは気になる!!

そういえば、日本に…表参道に?シアトルのポップコーン屋さんが出来たそうですよね。以前私もブログで書いた事のあるククルーザ。結局私はあの一回のみで、その後ククルーザではポップコーンは買っていないのですが、表参道店は人気出てるのかな?

さて、ヴェルタースオリジナルのポップコーン、中身はこんな感じです↓ヴェルタースでコーティングされたポップコーン。これはかなりうまい!止まらなくて危険です。味の方は上記のようにキャンディの記憶がほぼないので、ヴェルタースそのものの味かどうかわかりません(笑)が、コーティングのキャラメルはサクサクカリカリのクランチ加減が良く、ポップコーンも大粒でサクサク美味しい!袋がチャック付きアルミ袋なので、開封して数日経過しても湿気ってないです。この手の味つきポップコーンは歯にどうしてもニチャニチャとくっつきそうですが、これにはそれがありませんでした。ホント、サクサク。これはまた見つけたら買ってしまう…危険きわまりないお菓子だ…

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ヴェルタースのwikipedia

ヴェルタースはドイツのキャンディだったんですね。それから、ディズニーワールドにヴェルタースのお店があり(ココ)、そこでもこのポップコーン、またキャラメルアップルやカップケーキ、ファッジなどヴェルタースを使ったお菓子やデザート類が楽しめるようです。ディズニーワールド、ちょっと行ってみたくなった(←今まで全く興味なかったのに。笑)

08/01/2014

こんなフェーブって…

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先日のガレット・デ・ロワからは上画像右側の牛が出てきました。そして、それ以前、ベルビューのケーキ屋さんで買ってきたガレット・デ・ロワからは…その隣のフェーブが出て来てたのです。当時のブログに確か画像付きで書いたかと思うけど。

酷い、このフェーブは酷すぎる(笑)

まず、これ、一体誰!?実は後ろを見るとポニーテール風になっています。という事は女の子?しかし一本眉毛が太いしロンゲの男?もはや性別さえ分かりません。そして手には勝手にボーリングバッグと呼んでいるけど、いかにも球が入っていそうなバッグを持っています。重そうで、体もバッグの方に微妙に傾斜しているような。そしてこのブルーのボトムス。彩色が適当すぎて呆れる通り越して笑った!色のはみ出しはおろか、剥げかかってるのにそのまま焼成されてるし…寝ながら彩色してもこんなならん(笑)

とまぁ、ネタ的には美味しいフェーブが出て来たのですが、これを見て「あぁ…シアトルくんだりで買えるようなガレット・デ・ロワに期待したらいけないんだな」と諦めの境地に至った事は言うまでもありません。そして、ネットで検索して出て来るPaulやエヴァン、ラデュレのフェーブを見ては羨ましいの一言!

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しかしながら、まぁ今年の牛のフェーブはちょっと可愛いので許す(笑)牛と言えば、スコットランドのハイランドキャトル(カウ)という牛は前髪が長くてカッコいいです。飼いたい(笑)

Highland cattleの画像検索で出て来る画像

07/01/2014

オパエウラの繁殖

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以前何度か書いた事はあると思うのですが、うちにはオパエウラというハワイのエビの水槽が二つあります。オパエウラは一時期日本で流行ったホロホロという小型水槽に入って販売されていたエビと同じ種類のエビです。最近ではホロホロはもう販売終了になっているらしく、代わりにピクシーシュリンプというものが売られているそうですな?そのピクシーシュリンプも、同じくハワイのオパエウラのようですね。ちなみに、私のオパエウラは10年前にハワイから空輸して入手したものです。

そのオパエウラ、年が明けてから何気なく水槽を眺めていると水槽が随分汚れている事に気がつきました(笑)確か、最後水槽を掃除したのは二年程前だったような記憶…。オパエウラは完全放置でも問題なし!(←えばるな。笑)私の水槽には底砂と溶岩石が入っているだけ。餌やりもしてない、フィルターもつけてない、エアレーションも付けてない状態なのです。それも、オパエウラだからできる(なんて言っていいのか?ただ、水槽のサイズに見合うオパエウラの数はあります。多すぎるとやはり水が汚れてしまうのでそれなりに管理しないとダメですよね)

そんなこんなで、随分水槽が汚れてしまったなぁと見ていると、水中を茶柱の如く浮遊する小さい物体をいくつも発見。気がつかないうちに幼生が産まれていました。オパエウラは成長しても1センチ程のサイズで、幼生は2ミリやら3ミリの世界です。その数ミリの幼生が頭を下にして本当に茶柱みたくフワフワと合計10匹以上浮遊。うぉ〜可愛い!

それもこれも、私の怠慢が招いた幸運です(え?

というのも、オパエウラにとって水槽を頻繁に洗うというのは「こんな所落ち着いていられね〜繁殖どころじゃねぇわ〜」と思わせる要因になってしまうんですな(と、私の怠慢を正当化)とにもかくにも、新年から可愛い幼生を愛でる事が出来て嬉しいです(笑)

さて、この幼生達、最初は茶柱のごとく頭を下にして棒立ちで浮遊していますが、しばらく経つと45度位体を傾ける事ができるようになってそのまま進んでみたりします。発見から四日目の今日では、10匹程度のうち1匹を除く全員が大人のように泳げるようになりました。

幼生発見の翌日には、抱卵中のママエビさんも発見。抱卵しているからといって溶岩石の影に隠れてじっとしているわけではなく、頻繁に泳ぎ回ってせわしなく食事をしています。しょっちゅう身重の体でフラフラ泳いでいるのを見かけます(笑)

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虫眼鏡をくっつけてiPhoneで撮ってみた幼生↓ サイズが分からないと思いますが3ミリ位です。ガラス面が汚いのが目立って恥ずかしいですな。ちなみに、もう一つの水槽には石巻貝を入れてあります。石巻貝のおかげでガラス面に藻はついていませんが…この石巻貝がまた卵を産みまくって、逆にそっちで困っています。ガラス面に孵化しない石巻の白い卵がいくつもあると見た目が気持ち悪くてですね…(泪目)その石巻貝を入れている方の水槽にも幼生が発生しています。うちのオパエウラにとっては今が繁殖シーズンなのでしょうか。

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06/01/2014

三日月

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一昨日、昨日と天気が良く、上の画像は昨日の日没の様子。凄く綺麗な夕景でありました。あぁ、これが元日だったら…!と思ったのは言うまでもありません。そして、夜になって窓の外を何気なく見てみると…

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なんじゃありゃ〜!?と目に入って来たのはスペースニードルの横に大きな赤い三日月!↑最初はなんの人工物かと思った程でした。そして、今日実家の母と会話した時にそれを話すと、カーチャンも同じく大きい三日月を見てたとの事(笑)シアトルでも日本でも妙に目立つ三日月さんのようでした。

05/01/2014

ガレット・デ・ロワ

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明日はエピファニーです。東方の三博士が産まれたての坊やイエスを訪問した日だそうです。そして、この日をもって、12日間続いたクリスマスもおしまい。かつ、エピファニーといえばガレット・デ・ロワ。シアトルでも何軒かでガレット・デ・ロワを販売するケーキ屋さんがあります。これまで、ベルビューのケーキ屋さん、パイクプレースのペイストリーショップで買ったことがありますが、今年はユニオン湖沿いにある

http://www.le-fournil.com

ここで予約して買ってきました。午前中受け取りに行くと、朝焼いたばかりのガレット・デ・ロワが!カリカリといい色に焼けています。もちろんフェーブもどこかに入っています。ちなみに、ガレットよりもフェーブの方が楽しみだったりします。エピファニーは明日だけど、焼きたてを食べたかったので、もう食べちゃった。

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しかし、フォークが入らない!フェーブが当たって入らないわけではなく、切れない…一番上の層は物凄くサクサクだけど、下の層は弾力があってフォークじゃ切れない程です。無理やり入れたら潰れちゃったよ…。しかし、美味しいです。甘すぎず、アーモンドの香りが豊かで他で食べたのよりも味は良かったです。

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そして、私が食べたスライスにはフェーブは入ってなかったのですが、実はカットしている時にナイフにカチッと当たるものが!!まさか切っている最中にどこに入っているかわかってしまうなんて!(笑) もう仕方が無い、見てしまうか!なんかピンク色の動物の頭出てきたー!

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牛のフェーブが出てきました。これは可愛いかも!ベルビューのケーキ屋さんで出てきたのは何やらしょぼいボーリングバッグ?を持った人間のフェーブでしたが、下手に人間よりも動物のフェーブが出てきた方が嬉しいですな(笑) さて、フェーブの入っていたスライスを食べた人はその日一日王様だそうですが、カットしてる時に見つけちゃった場合はどうなるんでしょう?カットしていた私が王様ということでよろしいのでしょうか?(笑)

04/01/2014

モスホール?!

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去年、クローゼットに入れておいたお気に入りのミトンに穴を発見しました。どこかに引っ掛けたわけでもないし、まだもらって数年のものだし、なんでこんな穴が?マダムに「穴が開いちゃってるよ、どうしてくれるのっ!」と言い寄ると?「これ、モスホールじゃない?」

どういう事だ、モスホールって?所謂虫食い?え、なんでこんな所に虫がいるの?

マダムによると、家の中でたまにみかける茶色い小さい細長い蛾みたいな飛ぶ虫がその諸悪の根源だというのです。ホント!?ぎゃ〜!!虫が虫が私の大切なミトンを!!とまぁ、在米歴10年で初めてこんなん見たわけです。びっくり仰天でした。実家ではこんな虫食い見た事ないし、きっとカーチャンがスペシャルな管理をしていてくれていたのでしょう。私は何もしてなかったよ…(汗)というか虫食い知らなかった、虫がそんなん食べるなんて想像した事もなく、したくもなかった、知りたくなかったようわ〜ん!

さらに、クローゼットで保管していたこれまたお気に入りの膝掛け、広げてみたら…あったここにも虫食いが!!しかもミトンより大きい穴が二三カ所に!なんでだよぅ…お気に入りのに限ってこんな食べられてるなんて。というわけで、ウール製品を全部引っ張り出して確認すると、何故か同じ素材でも他は食べられていません。なんでだろう?私のお気に入りを食べるって、これは虫による嫌がらせなのでしょうか。

というわけで、気分を新たにウールを虫から守る方法を調べてみると、防虫剤はクサいのでナチュラルな方法で対策しましょう的なページを発見。1、シダーボールなどを一緒に入れる。2、ジップロックの袋の片面につまようじで穴を開けて、その中に石鹸を入れたものを一緒に入れて保管する。3、蓋の閉まるプラスチックのコンテナに保管する。4、圧縮袋を使う。

早速やってみました。石鹸はデオドラント石鹸が最適だそうです。そして、虫は石鹸の匂いが大嫌いだそうです。デオドラント石鹸のアイリッシュスプリングに登場を願い、なるべく満遍なく匂いが出るのではないかと勝手に思って小さくカットしました。それを、片面にポツポツと爪楊枝で穴を開けたジップロックにゴロゴロ入れて

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圧縮袋がないので、取りあえず封が出来る袋を見つけて、いくつかのウール製品と石鹸を入れて保管。これでいいのか?もうこれで虫食いは防げるのか?本当にアイリッシュスプリングで効果あるのか?なんとなく不安(笑)その前に、もし知っていたら、家の中でたまに見かけるあの蛾がどこから来ているのかすぐ確認して被害が抑えられた可能性。検索したら、どうもコイガという種類の蛾でした。無知とは困ったもんだ…トホホ…。これでも再びコイガを室内で発見したらちょっと気絶しそうです。絶対外から入って来てると思ったのに、室内で繁殖…想像しただけで気が遠くなります…ガクガクブルブル

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