10/08/2012

スーパーガッピー

昨日はマダムの誕生日で、マダムの望むタコマのルメイ自動車博物館に行ってきました。ルメイ博物館については数ヶ月前と展示もほとんど変わってないので言う事もありませんが、昨日はボーイングフィールドにスーパーガッピー(スーパーガッピーのwikipediaページシアトルに来たスーパーガッピーのMSNの記事)という面白い大型輸送機が再び来る日でもあったんです。

NASAの宇宙飛行士が訓練するコンポーネント(スペースシャトルトレーナー)を積んだ輸送機↓Museum of flightで展示する為に、そのコンポーネントを積んでスーパーガッピー君はNASAとシアトル間を運行して大活躍。しかし、それも今回の飛来で任務完了。今度いつシアトルに来るかは分からないので、もし見るなら昨日か今朝8時の離陸までに見に行かねばなりませんでした。

というわけで、昨日ルメイ博物館から戻る途中でスーパーガッピーがいる事を思い出してボーイングフィールドへ寄ってみる事に。到着すると、運良く頭部分がパッカーンと開いて何かを積んでいる作業をしていました↓

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多分、ミリタリーの人達が手伝っています。スーパーガッピーに積み荷を入れる作業をしている「はたらく車」もミリタリーのもののようでした。スーパーガッピーの頭、宇宙人グレイのようだ!

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積み込み作業が終わって、頭が閉じた所↓全体像はくじらっぽい形。

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作業が終わって頭が閉じる動画(音注意)↓

しかし飛行機ネタが続きますな〜。もう、そんな好きならボーイングフィールドに住んじゃえば!という勢いですね。このスーパーガッピー君がいた所は、先日ブルーエンジェルスがショー前に駐機していた所です。

08/08/2012

シモ様ファンクラブ

どうもこんにちは、ブルーエンジェルスのオフィサー、シモンセンさんことシモ様を応援するファンクラブシアトル支部長の私です。なぜその人のファンになったのかと言うと、初めてまともに大きく撮れたブルーエンジェルズの機体が彼の乗っている機体だったからです(←若干意味不明ですが)。しかし、ファンクラブとはいえ、普段は活動しておりまへん。年に二日だけ奇跡的に出現するファンクラブです。実際にシモンセンさんのファンクラブが他に実在するかは知らん(笑)

SeaFair 2012 - Boeing Field

シアトル支部ファンクラブの活動内容
シーフェアのエアショーでソロで飛ぶシモ様をとにかく激写
ショー後、サイン会でシモ様に急接近して震える
以上です。

土曜日はシモ様であろうソロのどちらかを激写しまくりました。機体の番号がなかなか見えないので、5か6か分からないのですが、帰宅したら6号機(シモ号)がたくさん写っていてガッツポーズ。思わず、それをプリントして翌日サインをしてもらうか…と一瞬思ったのですが、さすがにそれは恥ずかしい(笑)やめだやめ〜!

そして、日曜日、私がボーイングフィールドで炎天下にも関わらず一人でワイワイしている間、ボランティアに向かったマダムはそこで無線を聞いていました。何の無線かって…ショー中のブルーズ!オフィサー達はどんな事を無線で連絡し合ってるんだろう?例えば1号機のボスが

「ダーティーロールオンテイクオーフ!!」
「ダイアモンドハーフ、スクィレルケーイジ!」

などと、戦隊ものの必殺技的に叫んでくれてると尚の事好印象だ〜

しかし、マダムによると主に数字を言ってたそうな。例えば「185、180、175…アップアップ!」だとか「ロウパワー!…フルパワー!」だとか。多分、逆さになる時とか速度をあげる時だと思いますが、Gに耐える「ウッウッ」という力んだ声も漏れ聞こえてきたそうな。聞きたい、それ…。

そしてマダムが聞いていた所、ソロの人物(もしかしたらシモ様?)はかなりのおしゃべりで、歌まではいかないけどリズム音のようなガガガッとかダッダッダッとかかけ声?を出していたそうです。

さて、ショーから戻ってサイン会サイン会。シモ様が来そうなスポットに目安をつけて、そこを死守。ファンクラブシアトル支部長としての頑張りどころです。

SeaFair 2012 - Boeing Field
おじさんのパンフレットにシモ様を隠される事件↑

そして適当に目安をつけた場所に実際にシモ様がやってきました。支部長の本領を発揮しました(笑)一年ぶりの謁見にドッキドキの支部長である。早速激写開始です。一枚撮ったもののブレていたら困るので、安全の為に至近距離から複数枚撮っていたら、若干「どんだけww」といった雰囲気でこっちをチラ見されたのであえなく自重。

SeaFair 2012 - Boeing Field

相変わらず気さくに話しかけながら次々サインしていきます。ベルギー人女性の2人組が「ベルギーから来た!」アピールしながらサインをしてもらっています。↑背中が赤く日焼けしてしまっているお姉さんが、そのベルギー人。そして、とうとう私の番になると、やはり眩しい笑顔で

「今日のショーは楽しんでくれた?」
「ハイ!(←相変わらず気の利いた事が言えない自分。ドッキドキである)」
「(日本人だと確証してる目で)どこから来たの?」
…シアトルに住んでますって言ったら一同興ざめだろ、自分よ。ここはベルギーに引き続きジャパンアピールでインターナショナルにブルーズを楽しんでいる姿勢を出そう。
「ジャパンから!(ドキドキドキ。決して嘘ではない)」
「(やっぱり!な目で)オォ〜ゥ!ボクは日本に3年住んでいたよ!」
…知ってる!あれ、でもひょっとして日本から女一人でわざわざ観に来たと思われたかな?それってちょっとどうなの?どうなの?と自問自答しつつシモ様パワーに震えて返事できない自分…
他のお客さんから
「オォ〜!(日本に住んでいたのね、凄いわ〜的歓声)」
なんとなく他のお客さんに揉まれて後方へ流され、シモ様パワーの余韻によってチワワのように震え続ける私であった。

シモ様ありがとう!これでまた一年頑張ろう(笑)終わった。私の夏が終わったよ…。真っ白な灰になった。マダムに電話して迎えに来てもらう事にしました。帰りがけの車内で「サインもらった?」「もらったよ」とパンフレットを見せると

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「ちょ(笑)本当にこの人のサインだけしか貰わなかったの?他のオフィサーは!?」

…あ、考えてなかったよ、他のオフィサーのサイン、ちっとも考えてなかったよ。もらえばよかった!いくらファンクラブ支部長だからってシモ様だけで燃え尽きてるなんて…。そして、改めてパンフレットを見て、シモ様に驚愕の事実が!ユニフォームの胸元の数字が5。つまり、5号機の5…。今年は6号機じゃなくて5号機に搭乗していたのです!一生懸命6号機を撮影しようとしてなんたる失態だよ、オィ。6号機の写真をプリントして持って行かなくて助かった〜!(笑)

というわけで、ファンクラブの活動、今年はこれにて終了いたしました。…他の州でシモ様ファンクラブ支部長の方がいらっしゃいましたらお声をかけてください(笑)

07/08/2012

Seafair 2012 ボーイングフィールド編

シーフェア2012、エアショー2日目。ボーイングフィールドのレポートです。

SeaFair 2012 - Boeing Field

残念ながら?ラッキーな事に?マダムはボーイングフィールド近くでボランティアの日だったので、私一人で楽しむ事になりました。私が到着した時には、すでに整備中のブルーエンジェルス。しかし、相変わらずここは金網で見辛いです、滑走路の一部を解放してくれるとか金網外す(←壊さないと無理。笑)とかしてくれればいいのになぁ。

ブルーエンジェルスのショーは1:40から始まります。まだまだ!時間があります。しかし、早めに来て場所取りしないと金網の前ゲットできないし…それにしても人もまばらなので、フライトミュージアムの方の駐車場方面に行く事に。

駐車場入り口にスタッフのおじさんが立っていまして、何か言いたげに私を見ているんです。背後には入場料を支払ってね、のようなサインが。去年までそんな事なかったのに!?

「払わないといけないんですか?」
「そうなの、そっち右に曲がって博物館内で払って」

…!!今年から駐車場に行くのが有料になっていた…

大人1人$17。博物館の入館料及び、駐車場への侵入権?を払わされました。今日は、しょうみな話博物館を見る時間はないので、そのまま館内を素通りして駐車場に出てみると…

SeaFair 2012 - Boeing Field

毎年一般客の車で離陸を見るのも一苦労だけど、今年は一般車なし(左の方に見えるのはポルシェだかフェラーリだかの展示でした)!そのかわり、飛行機が特別展示されています。中にブルーエンジェルスの4号機(スペア機?)がありました。いやぁ〜これは一般車を駐車させるよりも全然いいアイディアだ〜。なめ回すように機体を激写です(笑)最初はココはいつからこんな守銭奴に…と思ったけど、これなら許す(笑)ちなみに、ミュージアムショップでのお買い物は10%オフだったようです。

SeaFair 2012 - Boeing Field

時間を持て余すかと思いきや、デモ飛行してた古そうな戦闘機(第二次世界大戦頃のP-51とP-47Dなる飛行機)が滑走路から戻って来て目の前にやってきたりして楽しかったです↓その二機は、どうもペインフィールドに普段は展示されているもの…らしい?

SeaFair 2012 - Boeing Field

というわけで、この日のボーイングフィールドでのわたくし的楽しみ方

☆早く到着したらサクッとお金を払って館内を見るもよし、駐車場に展示されている飛行機を見るも良し。

☆ブルーズの出陣式を見る為に早めに行って金網の良い場所を取ろう(私はシモ様号の近く)

☆出陣して滑走路へ出たら、離陸を見る為に駐車場の金網に走れ←有料制になったのを知らない他の人は、離陸見たさで駐車場へ移動しようとしたものの、おじさんに引き止められて一悶着していました。

☆ショーの間、ブルーズはほぼ湖上で飛んでいるのでたまにしか見えません。トイレ休憩、館内で買い物、食事もよかろう。しかし待て、見所が二回。ブルーズの6機より10分前に出動したファットアルバートの着陸を激写。滑走路を走ってくる時、星条旗と共にパイロットが天井から身を乗り出して手を振ってくれるよ(笑)

☆ブルーズのショーの終盤は金網に移動。もう一つの見所は、ブルーズが一機ずつミュージアム上空に急接近するのであるよ。カメラを構えてその瞬間を待つのだ。

☆その後、ブルーズの着陸シーンを見たいのもやまやまだが、ぐっと堪えて金網に居座ろう。ブルーズの終了式(←いちいち言葉がわからない。笑)を見る為に。

☆その後はサイン会があるので、何もサインをしてもらうものを持ってない場合は配布されるパンフレットを必ずもらおう!←シモンセンファンクラブ、シアトル支部長の私はシモ様スポットに居座るのである。

SeaFair 2012 - Boeing Field

以上であります。

なんだかんだ、ボーイングフィールドでは一人でもかなり楽しめる、というか私の場合一人で行った方が逆にいいんじゃないかという気がしてきました(笑)

しかし、他の州ではナレーション付きだったり、離発着がその場にいて見られたり、もっと楽しめそうで羨ましい…。ボーイングフィールドは金網で苦しめられ、離陸を見る事すら民族大移動を強いられ、もうちょっと色々見やすいと嬉しいぞ。

ボーイングフィールドで撮った写真のスライドショーです↓

06/08/2012

Seafair 2012 日焼け怖い編

シーフェア2012、エアショー1日目(土曜日)のブルーエンジェルスとほぼ関係ない話です。

天気予報はイヤな程当たりました。気温も高く、青空が広がるシアトル。一応、前日に帽子を買ってきまして、ついでにマダムはそんなに日に焼けるのがいやならUVカットのシャツも買った方が良いよ!と、REIで物色。マダムは完全防備の出で立ち。

しかし…
また!日焼け止めを青白く光る程塗りたくるマダム。しかも無精髭にクリームがこびりついてるし、ちょっとプクっと笑ったんですよ。そうしたら

「分かってない!笑うなんて!皮膚がんになったらどうしてくれるの!」

一日の外出でそんな皮膚がんが怖くてピリピリしてるなら、もういいよ、行かなくていいよ!私のせいにされたらかなわないよ、お尻ペンペーン!と一人で出発したんです。徒歩で湖まで歩いたんです。家から一時間半、頑張って炎天下を歩きました。しかし、冷凍庫で冷やしてた水を持ってくるの忘れて、途中でかなりヤバい雰囲気になって携帯でマダムに降参宣言です

「…ヒートストロークだ(熱中症)…水…みずが飲みたい…」

もうほとんど湖に到着してたのですが、気がついたらおサイフも持ってないわけなんです。これはマズい状況です。とにかく持ってるのはカメラと携帯のみ(←どっちも撮影目的)!本当にブルーエンジェルスしか頭になかったんだね、アホだね、自分(笑)

Lake Washingtonそして、湖畔の木陰で15分程待つとマダムがやってきました。車に乗り込むと

マダム、顔から汗ダダ流れ

なにそれ!?私が汗だくなら分かるけど、車に乗っててそれはちょっとワケが分からない。まぁ、そんなこんなで現場のI-90橋に到着して、橋へ。もうすでに多くの人が立っています。皆それぞれ傘をさしたり日焼け止めクリームを塗ったり。

Lake Washington ↑橋はフローティングブリッジという浮き橋です。

日焼け止めクリーム持ってくればよかった…!
マダムに持って来たか聞くと

「水しか持って来なかった…」

やっぱり…。私は、家を出る時に塗って1時間半も歩き、若干帽子被ったおでこに汗をかいた。しかし、もう日焼け止め効果なくなってるんじゃないか?ジワジワと怖くなる私(笑)

ショーはかなりのハイ・ショーで色々な技を見せてくれるのですが、技を教えてくれるアナウンスなどがないので、未だに技の名前など知りません←来年までには習得しておきたい、と毎年思っている(笑)

そして、去年、単純なきっかけでファンになったシモンセンさんの勇姿を撮影しようと奮闘。シモンセンさんはソロで6号機。ソロの二機(5号機と6号機)を追う私。帰宅して6号機の姿がたくさん写っていて喜びました!

Blue Angels

さて、ショーが終わって車に乗り込んでさぁ帰宅…ここでトラブル発生。車のガソリンが底をついていると言うではありませんか!!

「iPhoneで一番近いガソリンスタンド探して!」

…なんでちゃんと入れておかないの?この素朴な疑問を発したいけど言った所で埒があかないのでグッと押さえて検索(笑)ガソリンスタンドは10分程度の所に見つけたのですが、ショーが終わったばかりなので渋滞です。大ピンチです。というわけで、路肩に駐車して渋滞が一段落するまで待つ事に。

そして、道が空いたので出発。もうガソリンスタンドが見えた。信号を左折したすぐそこ!しかし、無惨にも信号が赤になってしまった。信号待ちに消費される貴重なガソリンにハラハラ。青になって出発と思ったら、ナイスタイミングでガソリン切れました。交差点で右往左往です。交差点です。非常に目立っています。車を降りて、斜め前のガソリンスタンドまで押しました(笑)

もぅ〜恥ずかしいよ、何この羞恥プレイ!

しかも、よりに寄ってしょっちゅうドンパチやって死人が出てる危険な地区です。もぅ、怖くて怖くて、しかもこんな目立つ事してて撃たれて死んだらさらなる羞恥プレイ。しかも車押してる間、誰も助けてくれないし。

というわけで、非常に疲労困憊で帰宅。そして、マダムの顔を見たら、まるでアンパンマン!!顔が真っ赤っかでツヤツヤで見るも無惨に日焼け!日焼け止めクリームは、やってくる時に車の中で大汗をかいて流れたそうです。さらに、マダムは橋の上で上体を湖面に向けて立っていたそうな…つまり水面の反射が顔にサンサンと当たっていたらしい。帽子も形無し。これはアホすぎる(笑)

そして、私は…顔は鼻、頬、顎のスリートップがちょっと日焼け(日焼けによってなんだかドガのエトワール的立体感が出た。笑)。しかし、鏡を見たらデコルテ部分?首と胸の間が真っ赤っか!さらに、帰りの車中で焼けたと思われる右腕も真っ赤(左腕は無事)…。こんなに日焼けしたのは中学生以来だと思います。痛いし痒いし…しかし、ブルーエンジェルスを見る為の名誉の負傷でござった…。

マダムは日焼け止めクリームを塗ると毛穴が塞がれてそれで汗が吹き出るそうです。そういうのって本当にあるの!?わからん!とにかくヒドい日焼け具合でさすがに可哀想でした。やっぱり来ない方が良かったんや…(結局自分が呼んだけど。笑)

05/08/2012

SeaFair 2012 ボーイングフィールドから

今日は、ボーイングフィールドに行ってきました。多分、今日は最高気温だったと思うのですが、炎天下で頑張ってきました。帰宅した今、燃え尽きて全く動けません(笑)なので、今日も昨日に引き続きレポートなしで動画だけはアップしたので、それをご覧下さい。

オフィサー達が乗り込んで出発する様子↓ エンジンの音がかなり大きいので、音量はかなり絞って見てください。

毎度の事ながら、この金網が邪魔ですな〜
しかし、順々に出動する時の機内のオフィサー達がカッコいい!両腕をブンブン振っている二号機がいい味出してました。

ショーが終わってフィールドに戻って来たブルーエンジェルス。機体から降りる時も同時でビシッとキメます。そして、全員揃った所で激賞?しあうオフィサー達↓ ゲートが邪魔で、撮りながらどう撮ろうと迷って結局見辛い動画になってしまいましたな(泪目)これも同じく音に注意してください。

では詳細は後日!

14/02/2012

ボーイング工場見学

昨日は、エベレットにあるボーイング工場見学に行ってきました。広大な敷地内には、JALやANA(たくさん)、エア・インディアやらブリティッシュ・エアウェイズなどの恐らく出来立てホヤホヤの機体がたくさん駐機されており、それだけでテンションが上がります。

まずは、建物入り口を入ると右にカフェ、奥にギャラリー、そして左側には免税店とボーイングのグッズ販売ショップ。その奥を突き進むとツアーの入り口になっています。(↓画像内の←→を動かして回転して見てください。下がただの空白になっている方はこちら

私たちの担当ツアーガイドは、長い長いもみあげ(20cmの三つ編みが出来るくらい長い)の恰幅良いおじちゃん。ツアー開始前に、ボーイング社の映像を観てから外で待機しているバスに乗り込んでフリーウェイを挟んだ向こう側の工場へ出発。

このもみあげのおじちゃん、とにかく話し方がかなり芝居がかっています。時には眉毛をひそめながら、まるで物語の朗読でもしているかのようで、その風貌と相まってちょっと笑ってしまいます。しかも先導して歩く時は冒険が始まるよ!ってな感じの口笛つきでした(笑)

ちなみに、このツアーの間、携帯もカメラも双眼鏡も持って入れません。残念!工場の建物はとにかく大きく、ギネスに載っている世界一大きい建物だそうです。高さ的には目分量で15階建て位の高さなのかな。そして、飛行機が出入りする扉にはドイツ人モデルのレジーナさんの顔がプリントされています。そのデジタルグラフィックも世界最大のものだそうです。ちなみに、工場真ん前の駐車スペースは勤続20年以上の社員さん優先だそうです。(アメリカでは、どうも駐車スペースに関して約束事が結構あるようです。どこかで「今月の優秀社員」専用駐車スペースというのも見た事があります。笑)

地下通路から工場に入ります。向こうの出口が見えない程長い地下通路をしばし歩くと、大型リフトに乗せられて展望台へ。目の前では747の半身が組み立てられていました。機材や部品等で雑然とした中に置かれた机でパソコンを操作している人、道具類を運ぶ人、作業する人…自転車で移動する人も!この広さじゃ工場内に電車が走っててもおかしくない!おまけに禁止持ち込み物にあった双眼鏡、ツアー中すごく欲しかったです。いや、双眼鏡じゃなくて天体望遠鏡が欲しくなるレベル(笑)

そして、再び外から入り直して別の地下通路を歩いてそこの展望台から777、丁度エミレーツとエール・フランスの機体が出来上がっている所でした。
作業中は、機体のアルミボディを保護する為に緑色の塗装がかかっています。緑色の機体で最初ちょっとビックリしました。↓工場の前に駐機させられている機体。左側の飛行機は、正式ペイント前なのでまだ全身緑色。

しかし、ずっとツアーガイドさんが説明してくれていたけど、何を話していたかほぼ忘れた(笑)
天井に設置された大型のリフトは40トンの荷物に耐えられるとか、ランディングギア(着陸の為の装置)は高級パーツの一つであるとか、787は組み立てに3日…このくらいしか覚えてないです(使えない、自分!笑)ちなみに、溶接の火花が散ったり機械音がうるさかったりという事はなく、接続にはリベットを使っているらしいです。

そして、次に向かったのは787の作業現場。
787はこれまでと全く製造工程が違うそうです。他のアルミボディの機体と違ってカーボンファイバーの機体なので、製造中は他のアルミボディの機体のように緑色ではなかったです。目の前にはUnitedとANAの機体が作られている最中でした。787を至近距離で見たのはこれが初めてですが、翼が結構湾曲してて先がきゅんっとカールしてて可愛かったです。そして、何と言っても窓が大きい!

そして、機体の向こう側に目をやると…

Dreamliner Diner(ドリームライナー・ダイナー食堂)

ネオンが光っています。社員食堂!?※ドリームライナーとは787の愛称です。ライナーダイナー、しっかりと韻を踏んでいる…(笑)行きたい!!もちろんドリームライナーの形をした器に盛られたお子様(大人様)ランチはありますよね?ありますよね!?間違いない(笑)ただし、見学者は入れません(泪目)

今年からANAのシアトル便が就航する(した?)んですよね。しかも、機体は堂々の787!これまでノースウェスト→デルタでマイルを集めていたけど、一度位はANAの787に乗りたい(悶々)

ツアー中、日本人男性の団体が視察的な感じで見学していました。例えば三菱とか川崎とか東レとかの関係の方達かな?787は日本の技術も多く使われているし、パーツの30%以上も日本製だと聞きました。日本と縁が深い787、やっぱり乗るしかない!?

07/01/2012

ミュージアムグッズなど

昨日は、SRさんと久しぶりに会ってカツバーガーでお昼ご飯、その後、フローティーペンを買いにボーイングのMuseum of Flightのミュージアムショップへ行きました。フローティーペンを蒐集しているSRさん、なんとMuseum of Flightで前回5、6本も種類違いのフローティーペンを捕獲したそうです。

その SRコレクションを見せてもらうと、なんと私の大好きなブルーエンジェルズやコンコルドがデザインされたものが!是非その二種類だけでも買いたいと思い、SRさんに案内されるがままにカウンター前のペンコーナーへ。

類を見ないくらい多くの本数がペン立てに立っています。これは…ゴクリ。

しかし!二人で見ても見ても同じデザインのが3種類位しかなし、私のお目当てが見当たらないのです。そして、やっとブルーエンジェルズを発見!

残念な事に、結局コンコルドのペンは見つけられませんでしたが、SRさんによると前回来た時になかったデザインのものが追加されていたようです。

フローティーペンはデンマークのエスケセン社が製造しています。注文するのに結構お金がかかるんですよね。それなのに、合計7種類も違うデザインで発注できるなんて、さすがボーイング(笑)コンコルドの在庫はいつごろ復活するか、またしばらくしたら行ってみようと思います。

それから、フロンティア・エアラインズという航空会社のうさぎのピンズを発見!日頃、アメリカでうさぎグッズに飢えているので見つけた瞬間「おぉ〜!!」でした。マダムによると、確かデンバーを拠点にしている航空会社だそうです。画像検索してみたら、尾翼にうさぎやきつね、野鳥など、野生動物がデザインされていました。ピンズを制作した会社さん!うさぎを選んでくれてありがとう!

08/08/2011

よう、ミネソタ

Blue Angels by migi328
Blue Angels, a photo by migi328 on Flickr.

昨日は、ボーイング・フィールドまでブルー・エンジェルスを見に行ってきました。去年もブログに書きましたが、ボーイング・フィールドに行くと目の前でブルー・エンジェルスが見られます。ただし、金網の向うなので写真を撮るのが大変なわけですが、給油やらエンジニアの人々による機体チェック、乗り込む所、乗り込んだ後の機体チェックなどが見られます。さらに頑張って滑走路の方に走れば、離発着も見られます。ただし、そこでも金網の罠があって、中々滑走路の様子が見られない所がちょっと難点でもあります。

ショーはあくまでも湖上なので、ボーイング・フィールドからはたまに飛んで来るのが見られるだけですが、ショーの終盤低飛行で6機がバーっとフィールド上空を飛んで来た時は武者震いしました…。

そして、ショーから戻ってきたブルー・エンジェルスを待っていると、お待ちかねのサイン会。軍の人からブルー・エンジェルスのパンフレットをもらうと、パイロットの人たちがやってきてサインをしてくれるのですな。

去年はキャプテン(1号機)のサインをもらいました。今年は、前日に上手に撮れた6号機さん(一昨日のエントリーの画像)のサイン目当てで6号機さんに駆けつけました(笑)

パイロットの人たち、度重なるGで息を止めて力んであれだけのショーをした直後なのに汗一つかいてないって凄い…。しかも涼しい顔でまだまだ行けるという余裕の表情。しかも顔つきが一般人と違うというか瞳が全く濁ってないというか、「オレの輝ける人生」的な目をしているんです(笑)

6号機さんの所に行くと子供達がぶわーっといて、しかも一人一人、サインを書く前に「お名前は?」と聞いてあげてるんです。キャプテンはただサインしてくれただけだったよ〜。とうとう私の番になったのですが、明らかに「英語できません」な顔の私を見たら名前も聞かずにさらっとサインしてくれて終わりだろう…と思っていたのです。(大抵、話してくれるなオーラを発する私。笑)

しかし!

「お名前は?」
「今日のショー楽しんでくれたかな?(+まぶしい程のヒーロー笑顔)」

ま、まぶしい!ライトサイドに落ちた!(笑)6号機さん…否、ミネソタ州出身のシモンセンさん、これからあなたを応援します!シモンセンさん自身、今年でシアトルに来るのは三年目だそうです。しかも、日本の基地に3年いたそうな!だからか!(日本人に対して物怖じしてない感を感じた。笑)来年も来てね。その後、4号機さんの近くに行けたので、4号機さんのサインももらいました。

私の夏が終わった…終わってしまった…。完全燃焼であった。