19/03/2013

父ヒロシの(略)マーマレード

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先日届いたカーチャンからの救援物資、その中に「父ヒロシの高校時代からの親友・金四郎さん宅庭に実った夏ミカンで作ったカーチャン謹製マーマレード」も入ってたのですな。↑トーストの上のもの

カーチャンによると、何やらかなり手間暇をかけて作った代物らしいのです。早速、春のパン祭りでパンが大量にあるので、翌日の朝からトーストに「父ヒロシの(略)マーマレード」をぬって食べてみました。

苦い!(さすがマーマレードだ)
甘さ控えめ!
でも、妙に後味がさっぱりしてて爽やか!

その翌日は別のものでトーストを楽しもうと思ったのですが、やっぱり手にとったのは「父ヒロシの(略)マーマレード」…なんだろう、これ。じわじわと美味しさがこみ上げてくるよ。まるで不思議なジャム。変に市販のペクチンを使ってないところも良いのかも?カーチャンによると、種からペクチンが出て云々と言ってたけど。苦いのに、口の中が嫌じゃない。さっぱりしてる所が最高。

ちなみに、夏ミカンって冬でも実るんですね?冬ミカンじゃん〜!と思いきや、この時期に実がなるのが普通なんですね!?

ちなみに、甘党の父ヒロシは苦いマーマレードが大嫌いで、この「父ヒロシの(略)マーマレード」すら口にしないそうです。勿体無いな〜!

17/03/2013

ノイシュバンシュタイナー

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昨日、イースターエッグがあるのでは!?と、ダウンタウンのババリアンミート(ドイツ系食材店)に行ってきました。過去、ここでキンダーサプライズの巨大イースターエッグの取扱いがあったので、それを目当てに!

しかし、実際に行ってみると、地元チョコレートショップのイースターエッグしかありませんでした…ガッカリ

取り敢えず、久しぶりなので店内を見てみて目に止まったのが、このスワンのラベル。ちょっと前にスワンのネタを書いてから、どうもスワンスワンな脳内をしている私。どうにもスワンにも引き寄せられてしまうのです。普段、ビールはおろか、アルコール類は体が受け付けない方なのですが、このスワンのラベルというだけで買ってきた(笑)

あのノイシュバンシュタイン城の名前のついたラガービールです。名前は、ノイシュバンシュタイナー、ババリアンラガー。ビールにも全く詳しくないけど、ラガーは日本のビールに良くありがちな黄金色のビールですよね、多分。最近、例のアイリッシュパブに引き続きよく行くのですが、アイリッシュパブならではのビール、キルケニーを見つけて飲みました。昔、会社の上司にイギリスやアイルランド系のパブに無理矢理連れて行かれていた頃、「お酒が飲めなくてもキルケニーとかブラックソーン(サイダー)なら飲めるんじゃない?」と勧められて飲んだことを思い出しました。確かに、私にも飲みやすかったのですな。そんなわけで、ビールならキルケニーだけは飲めるという事を思い出して、一回注文。何故か他のも飲めるだろうという自信がついたところで、マダムが注文したビールを一口もらってみたら

うげぇ〜!
苦い!微妙に酸っぱい!マズイ!なんぞこれ!!

やはり、ビールは苦手である事を再認識。いや、その前に、マダムが好むビールはIPAと呼ばれるインディアペールエールと呼ばれるもので、特にホップの苦味が強いものだそうです。素人には無理だわ〜。

そして、肝心のこのスワンのビール。色は明るい黄金色。味はなぜかすごくフルーティーでサイダーっぽい?(りんごのお酒の方のサイダー。ブラックソーンやストロングボウの味は全く思い出せないけど、なんかフルーティーな味) 苦くもないし、私にも飲めるほどの軽い味でした。飲める!しかし、三口飲んだらもう顔が熱い!根本的にやっぱり弱い、弱すぎ!調べたら、アルプスの水を使っているようです。それだけでも美味しそうには思える不思議。なんだか顔が熱くて痒くなってきた〜!

※お酒をのんで顔が赤くなる人が無理して?のむと膵臓癌やら食道癌のリスクが上がるらしい…?

13/03/2013

スモーデコポン

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アメリカでのデコポンについては去年か一昨年、ここで書いたかと思うのですが…もちろん今季もアメリカのデコポン、SUMOは出回っております。しかし…

ちょっとこの見た目は?!(笑)
なんでこんなゴボゴボで醜い姿に?!

しかも、かなり大型になっています。見た目が怖過ぎて買わなかったのですが、中がスカスカだったりはしないんだろうか?やはり、土壌が違うと出来上がりも違ってくるということなのでしょうか?それにしても、去年はここまでグロテスクな容姿ではなかったと思う。天候によるのかな?なんか、本当、色々凄い見た目だ〜←見栄えを気にする日本人の典型ではないか、自分よ!(笑)

10/03/2013

美味しいかりんとう

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先日、カーチャンが送ってくれた荷物が届きました。その中の一つが、江戸ドーナツかりんとうなるもの。以前、実家で頂いたものを一袋こちらに送ってくれた際、「美味しかった〜美味しかった〜」と連呼していたので、わざわざ日本橋まで買いに行ってくれたそうです。

実はこのドーナツかりんとうを初めて食べた時、ぱっと見がごく普通のかりんとうに見えたので「かりんとうかぁ、あんまり好きじゃないんだよな」とやや低いテンションで一口。しかし、歯ごたえがしっとり。あれ!?味はかりんとうなものの、かりんとう特有のガチガチな食感はいずこ?パッケージを見たら、ドーナツと書いてあってビックリ。ドーナツをかりんとうにしたものだったんですね。いやぁ、これは美味しい。

そして、割とどんな和菓子もいけるマダムにも一袋食べさせると、目をキラーっと光らせてオイシイ!と連呼。二人でオイシイを連呼しました(笑) ※そもそもドーナツなので、もちろんマダムが嫌う要素はありませんが。

しかしながら、こうやって日本からアメリカ人もビックリするような美味しいお菓子を送ってもらえるのは嬉しいのですが、その後に必ず悲劇?が生まれます。

何年か前に送ってくれた、当時日本で流行っていたサクサクにおいしいラスク…マダムはラスク=日本の美味しいラスクが普通とインプットされてしまったため、どんなラスクもあの食感と味だと思ったらしいのです。

とあるこちらの食材店でラスクを見つけて意気揚々と手に。それは違うよという私の声も御構い無しにレジへ向かってしまいました。しかし、帰宅して食べて一言。「なんだこれ…無理だわーこれは食べられないわー。なんで日本から送ってもらったのと全然違うの?」

結局、湿気ってダメになるまで放置されるラスク…
だから言ったじゃないの…勿体無い(;´Д`A

かりんとうも普通のは日系スーパーで売ってると思いますが、マダムに買わせないようにしなければ(笑) カーチャン、わざわざ買いに行ってくれてどうもありがとう!どうやら、この江戸ドーナツかりんとうなるものは人気のお菓子らしく、カーチャンが行った日も、私に送ってくれた一箱ともう一箱で終わりだったそうです。

06/03/2013

ガーンジーミルク

こちらに来た当初、美味しいヨーグルトがなくて難儀しました。その当時は、こちらでは乳酸菌が入った健康食品というより、デザート的位置づけだったんだろうと思います。なので、イタリアから輸入されたヨーグルトを買ってみたり、カリフォルニアの方で作られているロシア系っぽいブランドのヨーグルトを食べたり。そのうちギリシャヨーグルトのFageが現れて、一時期どっぷりハマり、数年後にギリシャヨーグルト自体が大ヒットしたアメリカでは、次々美味しいヨーグルトが出現したように思う?特に、現在ではギリシャヨーグルトはどのスーパーでも棚の半分くらいを占めるほど、各社で競うように出しています。また、アイスランドのスキール(ヨーグルト)も、じわじわ増えており、最近ではヨーグルトに困ることもなくなりました。

そして、数年前から時々買っているのは、かなり黄色みを帯びたヨーグルト。グレースハーバーファームというワシントン州の牧場で製造されているらしきもの。このヨーグルトはものすごく美味しいです。コクが違う!酸味は少なくてマイルド。ジャムやはちみつ類がなくても既に美味しいです。もちろん入れても美味しいです。

先日、その美味しいヨーグルトを出しているグレースハーバーファームの牛乳を見つけたので買ってみました。ヨーグルトが美味しいなら、牛乳がまずいわけがない!

私は牛乳を買いますが、目的は朝の一杯のミルクティー用です。元々、牛乳をそのまま飲むのは苦手です。しかし、美味しいんだろうなと一口だけ飲んでみると…なんだこれ?凄い甘い!!味が濃い!ネチネチしてない後味も美味なり!

これまでも割と良い目の牛乳は買ってきたつもりだけどつもりだけど…これは根本的なものが何か違うよ?と、ふとパッケージのラベルを見たんです。

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…Golden Guernsey

ゴールデン…なにこれ?なんて読むんです?グアーンジー?マダムに聞いたらガーンジー。ガーンジーとはなんぞ?カタカタカタ…

イギリスのチャネル諸島の小さい島、ガーンジー島と出てきた。(ゴールデン)ガーンジーとは、その島原産の牛だそうです。しかも、数が少なくて希少だとか、牛乳は美味しくて有名だとか。日本でも、このガーンジー種を育てている牧場が大分県などにあるようです。かなり貴重な牛乳だったのではないか。

都内で扱っているところはないのかな?と再び検索したら、麻布十番の千年こうじやというお店で、そのガーンジーミルクを使ったソフトクリームを販売しているとか。帰国したら食べに行きたいです(^ω^)

26/02/2013

バブル&スクィーク

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なんだかとてもバブル&スクィークというイギリス料理の名前に捕らわれて、マダムに「食べたい食べたい食べたい。でも、どんなのかわかんない!」

と、言ってみると…マダムも「え、なんだって?バブル&スクィーク?食べたい食べたい食べたい!」となりまして、そもそもこのバブル&スクィークなる料理は残り物からできた料理だそうですが、そのバブル&スクィークのためにいそいそと材料を買いに行ってきました。

取り敢えず、ポテトは必須らしいので、ポテト。お肉を入れるレシピが多かったけど、うちではお肉はスルーして、その代わりに野菜です。芽キャベツとリークと玉ねぎと人参をいれる事にしました。

マッシュポテトを作り、他の材料はみじん切り(リークと玉ねぎは炒めておいて、他は茹でた)、塩胡椒で味付けしてマッシュポテトと野菜を混ぜてフライパンで焼く…衣をつけないで焼いたコロッケっぽいものかな。

と言うわけで、昨日の晩御飯はバブル&スクィークでした。朝、出勤前のマダムから言われました。「野菜の下準備だけしておいてね!茹でておいてね!後は僕がやるから」

なんでやねん

ちなみに、バブル&スクィークのバブルは、野菜を茹でる時のお湯が沸騰してアワアワになったバブル、スクィークは焼く時の音だそうです。イギリス人のネーミングセンス、面白すぎ。

で、つまり、私がバブル担当で、マダムがスクィーク担当だったんですな。でもって、上の画像が焼き始め。焼いてみたら、実際にキューとか音がした(笑)

バブル担当「で…これ、どうやってひっくり返すの?」
スクィーク担当「困ったな…大丈夫、策はある。出来る」

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策はなかった…全くなかった。

もう、リークが焦げてるし、グチャグチャだよぉー!うわぁ〜ん! 結局、この後、ネタを半分にして焼き直ししました。

食べる時に、マダムがモルトビネガーかけるとんまい!と言うので、真似してかけて食べたみたら誠に美味なり。また作る、今度は失敗しないように!

14/02/2013

レゴチョコ

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今日、こちらはバレンタインデー。ブラックサンダーの「一目で義理とわかる」云々の広告には笑いました。

バレンタインという事で、チョコのネタです。先日、ケイシーからもらったレゴのアイストレーで、チョコを作ってみました。

リアルでフィギュアサイズなので、チョコを流し入れるのが難しそう。本来なら生クリーム絞り?(名称がわからん)のようなもので絞りいれたら楽そうですが、私はスプーンで頑張りました。↑若干、チョコが溢れんばかり。いや、既に溢れてる(笑)

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できた!サイズ比較でリアルフィギュアを置いてあります。本当に同じサイズ。これはかわいいなぁ〜!器用人なら、胴体部分と頭手足でチョコの色を変えたりしてよりリアルなレゴチョコができそうですな。

10/02/2013

マシュマロパイ

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先日、マダムが帰宅途中で見つけた!と、買ってきてくれました。例のマシュマロパイ。

これです、これです↑
見た感じ、光沢のないエンゼルパイ。でも縁取りの波なみはエンゼルパイ。同じくマシュマロのサンドされたムーンパイなるものもありますが、食べたのがずいぶん前なのでディテールは忘れてしまいました。

さてこれ、味の方はどうでしょうか。一口食べてまず感じた事は…塩味が効いてる。

そういや、こっちの甘いものってたまに塩味をすごく感じるものがあります。物凄く甘くて、塩気のある感じ。このマシュマロパイもやっぱり甘じょっぱいです。

そして、柔らかクッキーの部分はかなり素朴。食感が素朴。若干ボソボソ気味で素朴。悪くいえば洗練されてない、良く言えばエンゼルパイの曾祖父さん的食感?

ムーンパイも、多分このマシュマロパイと同じ感じだったかと思います。どうやら、ものとしてはムーンパイが一番有名で、このマシュマロパイはムーンパイもどき、という位置づけのよう。さらにもどき的なものにスクーターパイなるものもあるそうです。

ムーンパイのwikipediaの記述によると、ムーンパイが産声をあげたのは世界大恐慌の頃だそうな。日本のエンゼルパイは1958年生まれらしいので、もしかしたらムーンパイを原型に作られたのかも?

※とある大学の入試で、回答が「世界大恐慌」の問題がありました。私は自信満々で「世界大恐怖」と書きました。一寸の疑いも持たず。帰宅する途中で我が愚かな回答に気がつきましたが、もはやどうする事もできませんでした。いや〜こんな事って本当にあるんですね。

06/02/2013

腐ってません

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先日買い物に行ったら、グレープフルーツが並んでいる山の一角に、何やら腐っている(としか思えない)フルーツを発見。見た目黒ずんでるし、皮はシナシナだし「なぜここまで腐ったものを置いているのか、けしからん!」と近づいてみました。

しかし、腐ったと思われたその果物は一つ二つではなく、その一角のものがすべて同じ見た目。さらに、名前がUGLIと書いてあります。アグリー…醜い。もしかして、これ、腐ってないの?これが彼なりのフレッシュな姿!?

にわかに信じられなくて、画像をとって帰宅して調べてみました。ジャマイカの果物で、実は中身はジューシーで割と甘くて美味しいらしい。知識がなかったらこれは買うのを躊躇するレベル。とはいえ、私が見かけたものは(↑画像)、ネットで画像検索して見つけたアグリフルーツに輪をかけてヒドイ見た目であります。これが実際に腐ると一体どういう外見になるのであろうか…?

02/02/2013

バンガーズ&マッシュ

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つい何日か前にエントリーしたアイリッシュパブ、Terrible Beautyに再び行ってきました。お店に戻るの早すぎないか?という疑問はさておき…今回はちゃんとバンガーズ&マッシュを注文しました!そして、マダムは今回はコッド(鱈)&チップス。見た目は先日のハリバット&チップスと変わりないので画像は割愛。

ウェイトレスさんがフィッシュ&チップスとこのお皿を持って迷っていた時、しょうみな話「あ〜あのお皿、私のじゃないといいな」と思いましたが…来ちゃったコレ!この笑っちゃうようなボリューミィさ。何このキャベツ半玉!!一体何がどうなって半玉も!?

なんて脳内で格闘しながら、まずはキャベツを食べてみました。なんだろう?茹でてあるのかと思ったけど、なんか油まみれ(?)キャベツ、どうしたの、これ、一体どうやって調理したの…まさかキャベツを素揚げしたのか!?ようわからん。ワケ分からないけど、とにかくキャベツ半玉。(オンラインで改めてメニューを確認したら蒸しキャベツでした。笑)

しかし、油っぽいけど粒マスタードをつけて食べると妙に美味しいキャベツ。そして、ようやくバンガーズさんへ。グレイビーはかかってないです、これにも粒マスタードをつけて食べよ、という趣旨のようです。ブリブリな外見とは裏腹に、本当にブリブリの食感です(この一皿に混乱した私は日本語も崩壊)考えてみたら…わたくしめはアメリカできちんと美味しいソーセージというものを食べた事がないんですな。せいぜいホットドッグに入ったソーセージ程度。あ、先日エントリーしたギリシャ料理屋さんのgyroにはソーセージらしきものが入ってたけど…私が食べた事があるのは、どのソーセージもつなぎに使った小麦粉率高すぎ?なものです(笑)

ここのは見るからにミーティー、肉々しい。食べてもやっぱりミーティー

美味しいではないか〜

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そんなこんなで、もくもくと食べる私。↑ここまで食べたところでマダムのお皿を見ると…もぅ全部食べ終わってたーp(^_^)q 早いよ、食べるの早すぎるよ!!

ちなみに、私は子供の頃から食べるのが遅くて、小学生の頃は居残り給食させられていた口です。流石に今はそういうのもないんだろうなぁ。かといって少食では全然ないです。しかし、さすがに今回は本当に量が多い。もぅ、マダムもすっかり食べ終わっているし、このお皿の状態を丸まる持ち帰りコース。箱にいれてもらったら、その重量に笑いました(笑)

そしてマダムは前回からビールも注文していたのですが、ここで飲むビールはどれも美味しいそうです。他のパブやレストランで注文できる同じブランドのビールも、ここのは美味しいそうな。私はビールの味はわからん。そんな事ってあるのかな?

さて、なんだか来週は現在シアトルに滞在中の知り合いやケイシーとここに行く約束をしたそうです。行き過ぎだ(笑) ちなみに、ここはまだオープンして間もないそうです。