09/09/2013

耳が清潔な男

またもやクランブル&フレークの食べ物の話なのですが、先日、クイニーアマンがあるのを見つけて買ってみました。本当に、ここは行く度に品揃えが違います。というか、行くタイミングによって売り切れてるか売り切れてないかという話だとは思います。とにかく、このクイニーアマンもシュークリームに引き続き絶品。外はカリサクッ、そして豊かなバターの風味と表面のキャラメリゼされた甘塩っぱいコーティングのなんともいえない深い味。材料もおそらく凄くシンプルで、見た目も飛んでもなく地味なクセに、一口食べた瞬間視覚的情報の一切合切を凌駕するこの美味しさを私は言葉でこれ以上どう表現していいものやら(笑) これまで食べたクイニーアマンは、食べて「あぁ、これだよね、まぁうまいね」程度の感想しかなかったけどこれは何か違う。そして、今回は写真撮るのを忘れてしまった。初めて食べたマダムも、一口食べてその美味しさに目ん玉が転げ出そうな顔をしていました。

しかし、クイニーアマン/kouign amann…アメリカに来て初めてこの単語のスペルを見たのですが、これってフランス語じゃないよな…? スペルだけ見たらなんて発音するのかわからんよ。でも、クランブル&フレークでは普通に日本語風にクイニーアマンと呼んで通じたが…なので、その後もマダムと話す時に「クイニーアマンが!クイニーアマンがっ!=3」と連呼していたら、そもそもクイニーアマン自体を知らなかったマダムが

Clean ear man?

誰それ!凄い空耳だよ(笑)
そこで、そもそもクイニーアマンとはなんなのか?

生まれはブルターニュ地方で、アマンがバターでクイニーがお菓子という意味のブルトン語(=ブレイス語、ケルト系の言語) らしい。ケルト系の言語は確かに読み方と発音が難しいですな?ブルトン語はわからんが、スコットランドのケルト系言語のゲール語、そしてウェールズのケルト系言語であるウェールズ語は英語とは全く違う言語ですよね。ウェールズのカーディフで見たウェールズ語放送はこれっぽっちも理解できませんでした。しかしその時、現地の友達でさえ5、6人の20代のグループのうち、たった1人しかウェールズ語は話せなかったです(それ以上、それ以下の年齢層はわからんし、その子達も北部はもっと話せる人がいると言ってました)。例の世界一長い駅名の発音も、一人しか出来ないと言い(Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch←そもそも覚えるのも大変だ。笑) 、また、その時にいくつかウェールズ語の単語を教えてもらったけど、発音が全くできずに駄目出しの連続で結局ろくに言えませんでした。ブルトン語はどうなんだろう?

アメリカ人にとってもケルト系言語はほとんどの人が知らない、発音できない単語であろうからして、もうここは日本流にクイニーアマンで許されるのではないか?とはいえ、本当の発音が気になるので調べてみました。

発音

果てしなくクイニャマンに聞こえました(笑) しいていえば、クイニーと伸ばさずにクイニアマンのマンを強めに言えばそれっぽく聞こえそうって、あれ??kouign amannのスペースをなくしてkouignamannとすると、もう見たまんまのフランス語の発音じゃないか?gnaはcognacのニャ(笑)

クイニーアマンについてのWikipedia

ここよると、1860年ごろ、ブルターニュ地方のパン屋の主人によって作られたのが最初のようです。しかも、その当時は小麦粉不足でバターを無駄に多くした生地を無理やり焼いたらクイニーアマンが出来たという事らしい。小麦粉不足がなかったら生まれていなかったであろうクイニーアマン。そういえば、ブルターニュ地方といえばそば粉のクレープも有名ですが、あれも小麦粉不足が関係していたりするのでしょうか?