
マダムがパシフィック・サイエンス・センターのミュージアムショップでルートビア自作キットを選んでいた頃、私は↑を選んでいました。ロマン溢れる隕石発掘キット!ショップ内にプラスチックのケースに入った小さい隕石そのものがあるのを見かけたのですが、発掘した方がロマンですし発掘する楽しみ込みで$.5.99というこちらを選択。

パッケージ裏面。「ブロックの中には隕石一つが入っています。このキットに含まれているのは実際に宇宙の石です。形や大きさは出てきてからのお楽しみ」だそうです。星のかけらがこの中に入っているんですな…胸が熱くなってきた。

早速、発掘調査を開始します。付属のハンマーとノミ、ブラシを使って掘っていきますが、ハンマー使うの?コンコンやっても何もおきない。というわけで、ノミだけで掘ります。

まずはここに一撃。

あの〜なんかもう黒っぽいのが見えちゃってるんですけど。最初のたった一撃で。

どんどん掘り下げていきます。結構大きくないか!?私、これ当たりじゃないか!?裏面画像のサンプル隕石よりも大きそうだ!!ワクワク度が高まります。星のかけら!星のかけら!

表から行き詰まったので、裏からも掘っていきます。

あれ!?かけらが二つ出てきた!隕石が2個も!?これは大当たりだ、バンザーイ!!

早速洗ってきました。ブラシ的なものがないので隙間に入った土がそのままですが、出て来た隕石です↑しかし…なんかおかしいなコレ…?隕石って、私がこれまで見たものはもっと不透明の石っぽかったり鉄っぽかったり、表面が溶けて滑らかになってたりしていたけど。なんとなく光にかざすと、この二つの「隕石」は透き通っているのです。完全にガラス質です。ガラス質の隕石ってあるのかな?
調べた結果、これは隕石ではないのでは疑惑。その名も「テクタイト」- 隕石が地球にぶつかった衝撃で周囲の岩石が溶けてガラス質になって云々で、それをテクタイトと呼ぶとかなんとか。
え、じゃぁ隕石じゃないじゃん!一応その発生要因に隕石は関係あるものの、元々は地球の岩石が変化したものって…アウタースペースからやってきた星のかけらじゃないじゃん…(号泣)
「隕石」発掘キットなのに私は騙されたのであろうか…騙されたのか?うん…
そして、この出て来た二つのガラス質の物体を見ていたら、私の矢じりコレクションの一つ(下画像真ん中)を思い出しました。この矢じりもガラス質で透けるんです。多分、黒曜石。もしかしてもしかして…発掘キットから出てきたのって、単に黒曜石なのでは!!疑惑。もう疑心暗鬼(笑)


夏休みの子供がこの発掘キットをなけなしのお金で購入し、隕石隕石!星星!とワクワクしながら発掘し、出てきたのが黒曜石という悲劇をこれ以上生み出したくないではないか。製造元はワシントン州のトイスミスという会社なのですが、私はこの発掘キットのテクタイトだか黒曜石を手にトイスミス社長に問いつめに行きたいと思った所存です。しかし、裏面の文面「このキットに含まれているのは実際に宇宙の石です!」を持ち出して、「地球も宇宙の一部だ!地球の石も宇宙の石ではないか!」と言いくるめられそうに1000テクタイト。
隕石発掘キットを検索して、これを見つけました。
http://japanese.alibaba.com/product-gs/dig-it-out-kit-of-meteorite-dig-kit-555885336.html
「それを隕石の発掘のキットのキット掘りなさい」…日本語がかなりのご乱心。早口言葉のようです。キット掘ります!!いや、もう掘りませんが…小さい隕石の方を買ってくれば良かったよぉ。で、マダムに隕石を石膏に埋めてもらえば良かった…(←どうしても掘り出したいらしい。笑)